バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。

【10月18日 米国株式市場】

ハイテク株が市場を牽引。

S&P500とナスダックが続伸しました。

ダウ    35,258 -0.10%
ナスダック 15,021 +0.84%
S&P500     4,486 +0.34%

小型株のラッセル2000は+0.01%とほぼ横ばい。

VXUS(米除く全世界株式)は-0.31%と下げました。


米10年債利回りは1.595。+0.019%とやや上昇。

VIX指数は16.31。序盤17.7まで上昇しましたが、最終的には+0.01とほぼ横ばいで終わりました。


【為替・コモディティー】

ドル円   114.32
NY原油   82.44 +0.2%
NY金    1,765  -0.2%

原油は3日続伸。一時83.87ドルと2014年10月以来の高値を付けました。

が、9月の米鉱工業生産指数の低下を受けて上げ幅を縮め落ち着きました。

ビットコインは61,781ドル。

NYSEがビットコインETFの19日の取引開始の準備をしているとの報道もあり、

過去最高値の6万4869ドルに向け上昇を続けています。




【S&P500マップ】


00.


【セクター】

一般消費財  +1.2%
情報技術   +0.8%
通信     +0.7%
不動産    +0.2%
資本財    +0.1%
エネルギー  +0.1%
金融     +0.0%
素材     ー0.0%
生活必需品  ー0.5%
ヘルスケア  ー0.7%
公益     ー1.0%

11セクター中7セクターが上昇。

一般消費財、情報技術、通信が特に伸び、その他のセクターはほぼ横ばいか下げました。

ハイテク株に加え、小売業など個人消費に依存する企業も上昇。

一方で生活必需品、ヘルスケア、公益は0.5%以上のマイナスとなりました。


【スタイルボックス】

00.

昨日は大・中型グロース株が大きく上昇し、

反対に大・中型バリュー株が下げました。


【個別株】

〇バイドゥ +4.53% 

中国当局が競合他社へのアクセスを認め、他社の検索結果に自社コンテンツの表示を認めるよう要請することを検討しているとの報道がありました。

〇メドトロニック -5.50%

腎除神経術製品の臨床データに対するDSMBの評価がイマイチでした。

〇アップル +1.18%

アップルは、自社開発の新型半導体を搭載するノートパソコン「MacBook Pro」の新モデル2機種を発表。

インテル製チップからの脱却という意味で重要な一歩となりました。




【9月の米鉱工業生産指数】

結果 -0.7% 予想 +0.1% 前月 ー0.4%(下方修正)

世界的な半導体不足が続く中、自動車生産が落ち込みました。

また、9月はハリケーン「アイダ」で鉱山の操業が阻害されたことも影響しました。

予想外の低下を受け、産業株も売られました。

https://jp.reuters.com/article/usa-economy-output-idJPKBN2H81HF


【中国の減速】

中国の7~9月期実質GDPは、前年同期比4.9%増と市場予想5.2%を下回りました。

電力不足や新型コロナウイルスの感染再拡大が響き、前期比でも+0.2%と伸び悩みとなりました。

不動産業界の問題などから先行きの不透明感が強まっています。


【インフレへの見通し】


昨日はFRBとブラックロックから、「インフレは一時的なものだ」とのコメントが発信されました。

博士号を持つ400人余りのFRBエコノミストはインフレについて、政策当局者と米市民に「落ち着け」というメッセージを発しています。

これが正しいとは限りませんが、FRBは腐っても世界最高の専門家集団であり、他の予測機関やウォール街は短期的な経済の分析でFRBに及びません。

セントルイス連銀のマイケル・オウヤン氏の著書によると、過去FRBの予測は大抵の場合、ウォール街のコンセンサス予測よりも正確だったということが示されています。

また、ブラックロックのチーフ債券ストラテジストも債券市場は米金融当局の利上げを織り込み過ぎている。

全ての兆候はインフレの脅威が一過性であることを依然として示唆していると指摘しています。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-10-18/R16E5JT1UM0W01



【まとめ・感想】

今週は企業の決算発表が目白押しであるため、まだまだ株価や市場が動く可能性があります。

個別投資をしている方にとっては重要なシーズンとなりますので、それぞれやるべき投資をしていきましょう。

原油を始めとしたコモディティ価格上昇や高インフレへの懸念が根強くある中で、米経済の先行き不透明感は高まっています。

一方で、コロナショックからの影響を考えると、一時的なインフレは仕方のない事ですし、適度なインフレは悪いことではないので、落ち着くことも大切だと思います。

ウォール街は第3・四半期の企業決算シーズンを意外と楽観視しているもようです。

先週の大手銀の決算が予想外に好調だったことから、現段階でのS&P500企業の利益見通しは32%の増益となっています。

また、米大手金融が相次いで起債を計画しています。昨日はゴールドマンサックスが90億ドル規模の社債を発行する計画が伝わりました。

先週初め頃までのあの悲壮感はなんだったのでしょう(笑)。

S&P500等に、長期投資をしている方であれば、

衝突を避けるために頻繁にブレーキを踏んだり、左右にクネクネ曲がるのではなく、

航路を守り投資を続けることが大切です。

ちょっと例えが上手くありませんね。

つまりは、長期投資家の方であれば、市場や株価の上下に惑わされなくて済むように、

自身の許容できるリスクの範囲内で投資を続けること、そして規律ある投資が大切だと思います。


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