【10月4日 米国株式市場】

米主要株価指数は揃って下落。

米国債利回りが急上昇。ハイテク株やグロース株を中心に売られました。

ダウ    34,002 -0.94%
ナスダック 14,255 -2.14%
S&P500   4,300 -1.30%

小型株指数のラッセル2000も-1.08%と下落。

VXUS(米除く全世界株式)は-1.04%下げました。


米10年債利回りは1.481% 

前日比+0.93%と急上昇。

VIX指数は22.96。+1.81と上昇しました。

NY証券取引所の出来高は前週末比1億0304万株増の10億7241万株と増加しました。


【為替・コモディティー】

ドル円 110.94 +0.7%
NY原油 77.58 +2.2%
NY金     1,768 +0.6%

ビットコイン 49,247 +0.7%  

OPEC+が緩やかな増産姿勢を維持したことで原油価格が上昇。7年ぶりの高値となりました。

リスクオフから金も買われました。

仮想通貨関連では、

FRBが中央銀行デジタル通貨(CBDC)の発行に関する利点やリスクについて、早ければ今週から検討作業を開始するとWSJが報じています。

WSJ「中銀デジタル通貨発行の是非、FRBが近く検討に着手



【S&P500マップ】


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【セクター】

エネルギー  +1.6%
公益     +1.4%
不動産    +0.1%
生活必需品  -0.4%
素材     -0.5%
資本財    -0.5%
金融     -0.7%
一般消費財  -1.1%
ヘルスケア  -1.5%
通信サービス -2.1%
情報技術   -2.4%

原油価格の上昇を受けエネルギーセクターが上昇。

他、公益と不動産も上昇し、その他のセクターが下げました。

特に情報技術や通信サービスが大きく売られました。

米メルクのコロナウイルスに対する経口薬の有効性を示す臨床試験結果を受け、ワクチン開発各社の株も売られました。


【スタイルボックス】

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中・小型バリュー株は上昇。大型バリュー株も小幅な下げに止まりました。


【個別株】

〇テスラ +0.81%

グロース株が下落する中3日ぶりに反発。7~9月期の世界の出荷台数は市場予想を上回る24万1300台となり過去最高を記録しました。


〇フェイスブック -4.89%

最大手フェイスブックで接続障害が発生。同社はフェイスブックや傘下のインスタグラム、ワッツアップのサービスが世界的にダウンしたと発表し、現在も復旧に努めています。

また、元従業員が誤情報対策の不備などを告発したことも悪材料となりました。


〇アンプリファイ・エナジー -43.83%

ロサンゼルス近郊の沖合で原油が約47万リットル超が海に流出。子会社ベター・オフショア社が運営する沖合の石油施設とパイプラインの破損が原因と見られています。


〇GM +1.60%

GMの自動運転車部門のクルーズが配車事業の売上高500億ドルを想定しているとの報道がありました。



【米国の債務不履行】

バイデン米大統領は4日「共和党が民主党と協力して連邦債務上限引き上げに賛成票を投じない限り、米国が債務不履行に陥らないと保障することはできない」と発言。

米財務省は政府の資金繰りが10月18日前後に限界に達すると見ており、

債務上限の引き上げなどがなければ債務不履行に陥るとの懸念が債利回りの上昇につながりました。

昨日は米債務上限問題を受けて短期債利回りも急上昇。

1カ月物の財務省短期証券(Tビル)利回りが一時0.1450%となりました。

上院共和党は、現行28兆4000億ドルの連邦政府債務上限を2022年末まで適用停止とする法案の採決をこれまでに2回阻止しています


【グレッグ・デイビス氏の見解】


この問題に対し、米バンガードのグレッグ・デイビスは解説記事を投稿。

https://investornews.vanguard/potential-u-s-debt-default-why-to-stay-the-course/

解説や意見を述べた後、こう締めくくっています。

特に、短期的な動揺があっても、長期的な計画に集中する規律を持つことが重要です。

私たちは、さまざまな意見があるにせよ、政策立案者が債務不履行を許すとは考えていません。賭け金が高すぎるのです。

解決が遅すぎて、米国経済に永続的なダメージを与えるようなことにならないことを願っています。

「Stay the course 」これは、バンガードの成功した投資家が何十年にもわたって行ってきたことです。


【まとめ・感想】

S&P500は100日移動平均を割り込み、ナスダックは2%余り下落。

米政府の債務上限問題を背景に長期金利が上昇、相対的に魅力の薄れたハイテク株が売られました。

でも個人的にはあまり心配してません。

FRBの次の動きの手掛かりを探ろうと8日に発表される9月の雇用統計に注目が集まっています。

FRBはインフレ上昇は一時的とのスタンスを崩していませんが、

サプライチェーンの問題が解消されない中、想定以上にインフレ上昇が長引くのではとの懸念も広がっています。

そうなると、FRBが予想以上に早く利上げに踏み切るとの予想もあります。


いろいろな戦略や考え方があると思いますが、この問題に対しても、

S&P500に長期投資をする私の考えはグレック・デイビス氏と同じです。

Stay the course 」これからも株価の下落や市場の動揺に流されることなく、

航路を守り、規律ある投資を続けていきたいと思います。


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