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【ベンチマークを上回るアクティブファンドの割合】


S&PダウジョーンズのSPIVAを見ると、

どのくらいのアクティブファンドが、

世界中の関連するインデックス・ベンチマークを、上回ることが出来たかがわかります。


例)過去10年間でS&P500を上回る事のできた米大型株ファンドの割合

S&P500を上回った 17.49%

S&P500を下回った 82.51%

過去10年で、米大型株に投資をするアクティブファンドの8割以上がS&P500を下回りました。

2021年6月30日時点。


【他の地域やカテゴリーについて】

他のカテゴリや(大・中・小・バリュー・グロース)地域については

同サイトの「地図」上部にある国名を選択しながら

View more  fund categoreis」を開くと確認することができます。



【長期的にベンチマークを上回り続けることは難しい】

参考)S&P500を上回った同カテゴリーのファンドの割合

1年  41.80%
3年  32.36%
5年  27.33%
10年   17.49%

過去1年で見ると58.2%のファンドがS&P500を下回ったのに対し、

41.8%のアクティブファンドがS&P500を上回るとなかなか健闘しています。

しかし、3年、5年と伸ばすにつれて、アクティブファンドが上回る割合は減っていきます。


米国市場を見ると、中小型グロース株カテゴリでは健闘しているものの

過去10年、それぞれのカテゴリで、

7~9割のアクティブファンドが対応するベンチマークを下回る結果となりました。

あお、米国債券ファンドはカテゴリーによってかなりばらつきがあります。


【長期的にベンチマークを上回るファンドを見つけるもの難しい】

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米国で2016年上半期に上位半分だったファンドのうち、

2017年も上位だったのは21.4%のファンドに過ぎませんでした。

2020年上半期にまで毎年上位にランクインしたのは4.8%のファンドしかありません。

https://www.spglobal.com/spdji/en/documents/spiva/persistence-scorecard-year-end-2020.pdf


調査期間や方法によって多少バラつきがありますが、

アクティブファンドのアウトパフォーマンスは通常短命であり、

常に同業他社を上回っているファンドはほとんどないことを示しています。


【まとめ】

もちろん、アクティブ投資がダメとか、アクディブファンドが悪いと言っているのではありません。

中には本当に良いスキルを持ったマネージャーもいると思いますし、

良いアクディブファンドもあると思います。


しかし、それを素人の個人投資家が見分ける術は中々ありません。

その過去の好成績がスキルなのか、運や市場環境によるものなのか。持続可能なものか。

どうやって判断すればよいか、研究者の間でも意見は分かれています。


長期で資産形成をする場合、今回のデータに限らず、

多くの調査で7~9割のアクティブファンドがベンチマークを下回っていること。

アクティブファンドの方がコストが高い傾向にあること。

どのファンドがベンチマークを上回るファンドなのか。またコストを正当化できる程のファンドか事前にはわからないこと。

などの理由から、

一般的な普通の方であれば、アクティブファンドより、

パッシブ運用で幅広く分散された低コストのインデックスファンドを用いて長期投資をする方が、簡単かつ理にかなっていると私は思います。


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