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【なぜ、上昇する前に教えてくれないんだい?】

私がS&P500ETF(VOO)に投資を始めた時、

家族も友人も、誰もそれに興味を持ちませんでした。

書籍やネット情報もあまりありませんでした。

でも、米国株が上昇を始めると・・・


(参考、S&P500とアマゾンで検索したら出てきた本①)

米国株投資が認知され、人気が出てくるとともに、

書店、ネット、SNS、YOUTUBE、

どこもかしこも米国株、S&P500、ナスダック、そんな話題で溢れています。



(参考、S&P500とアマゾンで検索したら出てきた本②)


私がVOOに投資を開始したのは約6年前の2015年の夏でした。

その頃は、米国株の書籍やサイトもほとんどありませんでした。


今では大勢の人がやるようになりましたが、

米国株(S&P500)に集中投資をしている人はそう多くはありませんでした。


私自身が、SNSをやりだしたのはもう少しあとの2017~18年頃だったと思いますが、

その頃でも今ほど大勢の方が情報発信をしていたわけではありませんでした。

その後、投資系youtubarの方々が登場すると、更に加速度的にS&P500は認知されるようになりました。

こんな時代に皆様は何を思い感じますでしょうか?

私自身は、良い思う点とちょっと懸念すべき点、

両方思うところがあり、いつか話したいとは思っているのですが、

まあ長くなりますので、いつの日か動画かスペース等で話せればいいなと思っています。


でも、あえて一言だけ言うとしたら、

昔から投資をしている方や情報発信をしている方を除いて、

「どうして株価があがる「前」に紹介しなかったんだい?」とも思います。

そして、

「話題になったからのっかる」までは、まだいいのですが、

今後「話題じゃなくなったからやめる」のでは、ちょっとだけ残念に思います。



【居心地の悪い時間】

何度か話したことがありますが、

私の投資を開始して1年目の2015年のVOOのリターンは、

キャピタルゲインはマイナス。分配金をいれてギリギリプラスというものでした。

2016年春にはブリグジットで大きく下げました。

私はSNSもブログもやっていませんでしたので、

ただ田舎八戸で一人で黙って黙々と耐え、拠出を続けていました。


当初、私の家族は投資に反対しており、

S&P500に投資した方が良いと話した友人には全く理解してもらえませんでした。

少なくともすぐに米国株投資を始めた人は一人もいませんでした。


今では家族からは十分すぎるくらいに応援されていますし、

その友人等の何人かもイデコやNISAを開始し、投資の話をするようになりました。

ただ、家族や友人から理解が得られるまでの間、

もしくは世間で今のように広くS&P500が知られるようになるまでの間の何年間は

一人で少し居心地の悪い時間を過ごしていました。


【まとめ】

まあ、ですから、今回何が言いたかったのかといえば、

もし、今何かしら居心地の悪い環境で投資されている方、

もしくは居心地の悪い(良く批判や叩かれる)投資対象に投資をしている方

もしくは、今後S&P500や米国株投資を続けるのが居心地の悪い環境になったとしても、

「負けないでください」
ということです。


「居心地の悪さ」や「周囲の雰囲気」で投資の成否が決まったらこれほど楽な事はありません。

「居心地の良さ・悪さ」「ネット上の話題性」「SNS声の大きさ」などは、将来の投資のリターンとほとんど関係ないと私は思っています。

結局それ等に従っても上手く行く時と行かない時があると思います。

「居心地の良さ」や「周囲の雰囲気」自身の「感情」を理由に投資判断をするのではなく、事実や合理性に基づいて投資判断・行動をすることが大切です。

繰り返しになりますが、

たとえ居心地が悪くても、それぞれの投資においてやるべきことをしっかりと行うことが大切だと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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