【8月24日 米国株式市場】
S&P500とナスダックは終値ベースで最高値を更新。
ナスダックは15000台を初めて超えました。
ダウ 35,366 +0.09%
ナスダック 15,019 +0.52%
S&P500 4,486 +0.15%
前日のリスクオンの雰囲気が今日も継続。
FDAがファイザーのワクチンを正式に承認したことをきっかけに、米経済正常化への期待が高まっています。
小型株のラッセル2000は+1.02%と大型株より大きく上昇。特に小型グロース株が伸びました。
VXUS(米除く全世界株式)も+0.91%と上昇しています。
米10年債利回りは1.290%。前日比+0.035%とやや上昇。
VIX指数は17.19。前日比+0.04とほぼ横ばい。
【為替 コモディティー】
ドル円 109.67 -0.01
NY原油 67.70 +3.1%
NY金 1,805 -0.0%
ビットコイン 48,112ドル -2.0%
原油価格は続伸。昨日上昇したビットコインでしたが、今日は2%程下げました。
【S&P500マップ】

【セクター】
原油価格の上昇に伴い、エネルギーが1.8%と上昇。
金融、資本財、素材、一般消費財、通信サービスが0.4~0.8%上昇。
情報技術(-0.1%)とヘルスケア(-0.3%)は小幅に下げ、生活必需品、不動産、公益が-0.6~-0.8%と下げるなど、
先週まで買われていたディフェンシブ銘柄が売られました。
【個別銘柄】
〇パロアルト +18.6%
売上高・EPS、ガイダンス、予想を上回る良い決算を発表しました。
〇べストバイ +8.32%
売上高・EPS、ガイダンス、予想を上回る良い決算を発表しました。
〇クラウド・ストライク +8.07%
ナスダック100株価指数に採用されるとの発表がありました。
〇ゲームストップ +27.53%
〇AMC +20.34%
ミーム銘柄が急上昇しました。
〇ラスベガス・サンズ +7.5%
〇アメリカン航空 +3.8%
〇その他
ワクチンの承認を受けて、旅行会社や航空会社の株が上昇しました。
【米新築一戸建て住宅販売戸数】
7月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)
結果 70.8万戸 予想 70万戸 前月 70.1万戸
年率換算で前月比1.0%増。予想を上回り4カ月ぶりに増加に転じたものの、
供給不足による住宅価格の高騰が続いており、米住宅市場の減速に繋がっています。
米国で新築住宅が住宅市場に占めるシェアは1割程度。
【まとめ・感想】
株価は上昇しましたが、ジャクソンホールでの会議を控えてか、全体的に静かな1日となりました。
チャールズ・シュワブのトレーディング&デリバティブ部門の副社長ランディ・フレデリック氏は、
「投資家はアフガニスタンやデルタ株の動向を注視していたが、今日は新たな悪いニュースがなかったため、市場は上昇し続けたのではないか」と語っています。
その他のニュースとしては、
米下院は3兆5000億ドル規模の予算決議案を可決。これにより、5500億ドル規模のインフラ法案の可決が前進しました。
米証券取引委員会は、米国株式市場で取引されている中国企業全てに、政治面および規制面のリスクについて、投資家への情報開示を強めるよう求める方針を示しました。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-08-24/QYCTT3T0G1KW01?srnd=cojp-v2
などがありました。
FRBの今後の動きに、投資家の注目が集まっていますが、
一方で、企業業績(良い決算)が改善し続ける限り、市場はウイルスや金融政策についての懸念があっても持ちこたえるだろうとの意見も聞かれます。
いろいろな考え方や戦略があると思いますが、
S&P500などに長期投資をする方は、
日々目まぐるしく変わる、株価や市場の雰囲気、ニュースに流されないよう気をつけながら、
市場と適度な距離感で付き合っていくことが大切だと思います。

米国株ランキング
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S&P500とナスダックは終値ベースで最高値を更新。
ナスダックは15000台を初めて超えました。
ダウ 35,366 +0.09%
ナスダック 15,019 +0.52%
S&P500 4,486 +0.15%
前日のリスクオンの雰囲気が今日も継続。
FDAがファイザーのワクチンを正式に承認したことをきっかけに、米経済正常化への期待が高まっています。
小型株のラッセル2000は+1.02%と大型株より大きく上昇。特に小型グロース株が伸びました。
VXUS(米除く全世界株式)も+0.91%と上昇しています。
米10年債利回りは1.290%。前日比+0.035%とやや上昇。
VIX指数は17.19。前日比+0.04とほぼ横ばい。
【為替 コモディティー】
ドル円 109.67 -0.01
NY原油 67.70 +3.1%
NY金 1,805 -0.0%
ビットコイン 48,112ドル -2.0%
原油価格は続伸。昨日上昇したビットコインでしたが、今日は2%程下げました。
【S&P500マップ】

【セクター】
原油価格の上昇に伴い、エネルギーが1.8%と上昇。
金融、資本財、素材、一般消費財、通信サービスが0.4~0.8%上昇。
情報技術(-0.1%)とヘルスケア(-0.3%)は小幅に下げ、生活必需品、不動産、公益が-0.6~-0.8%と下げるなど、
先週まで買われていたディフェンシブ銘柄が売られました。
【個別銘柄】
〇パロアルト +18.6%
売上高・EPS、ガイダンス、予想を上回る良い決算を発表しました。
〇べストバイ +8.32%
売上高・EPS、ガイダンス、予想を上回る良い決算を発表しました。
〇クラウド・ストライク +8.07%
ナスダック100株価指数に採用されるとの発表がありました。
〇ゲームストップ +27.53%
〇AMC +20.34%
ミーム銘柄が急上昇しました。
〇ラスベガス・サンズ +7.5%
〇アメリカン航空 +3.8%
〇その他
ワクチンの承認を受けて、旅行会社や航空会社の株が上昇しました。
【米新築一戸建て住宅販売戸数】
7月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)
結果 70.8万戸 予想 70万戸 前月 70.1万戸
年率換算で前月比1.0%増。予想を上回り4カ月ぶりに増加に転じたものの、
販売価格は中央値で前年同月比18.4%上昇の39万0500ドルと、
供給不足による住宅価格の高騰が続いており、米住宅市場の減速に繋がっています。
米国で新築住宅が住宅市場に占めるシェアは1割程度。
【まとめ・感想】
株価は上昇しましたが、ジャクソンホールでの会議を控えてか、全体的に静かな1日となりました。
チャールズ・シュワブのトレーディング&デリバティブ部門の副社長ランディ・フレデリック氏は、
「投資家はアフガニスタンやデルタ株の動向を注視していたが、今日は新たな悪いニュースがなかったため、市場は上昇し続けたのではないか」と語っています。
その他のニュースとしては、
米下院は3兆5000億ドル規模の予算決議案を可決。これにより、5500億ドル規模のインフラ法案の可決が前進しました。
米証券取引委員会は、米国株式市場で取引されている中国企業全てに、政治面および規制面のリスクについて、投資家への情報開示を強めるよう求める方針を示しました。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-08-24/QYCTT3T0G1KW01?srnd=cojp-v2
などがありました。
第2・四半期の決算シーズンがほぼ終了。
リフィニティブのデータによると、S&P500構成銘柄の約87%がアナリストの利益予想を上回っています。
リフィニティブのデータによると、S&P500構成銘柄の約87%がアナリストの利益予想を上回っています。
FRBの今後の動きに、投資家の注目が集まっていますが、
一方で、企業業績(良い決算)が改善し続ける限り、市場はウイルスや金融政策についての懸念があっても持ちこたえるだろうとの意見も聞かれます。
いろいろな考え方や戦略があると思いますが、
S&P500などに長期投資をする方は、
日々目まぐるしく変わる、株価や市場の雰囲気、ニュースに流されないよう気をつけながら、
市場と適度な距離感で付き合っていくことが大切だと思います。
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