【モルガンスタンレー S&P500の脆弱性を指摘】
モルガンスタンレーのマイクウィルソン氏は、
S&P500が年末までに10%以上下落する可能性があるとの予想を述べています。
2022年の利益成長率について、あまり強気ではない事。
インフラ法案が可決した後、法人税率が上がる可能性。
FRBのテーパリングなどのマイナス要因により、
S&P500は短期的に修正に対して脆弱になる可能性があるとしています。
モルガン・スタンレーのS&P500の年末の目標価格は4000で、
現在の値4,441から約10%程低い水準となっています。
現在の値4,441から約10%程低い水準となっています。
修正により景気拡大と強気相場の次の段階が始まる事が可能になるとしつつも、
それまでの間、投資家は、ヘルスケアや生活必需品、公益セクターでディフェンスすべきだ。
インフレと金利上昇する時期に金融株が役立つ可能性がある。と付け加えています。
予想がどうなるかはわかりませんが、
今後の懸念材料とそれに基づく2行の対応策は、
割と王道といいますか、それぞれの局面においてオーソドックスな考え方だと思います。
元記事「markets.businessinsider」
【ゴールドマン S&P500は4700に】
その一方で、ゴールドマン・サックスはS&P500に強気の態度を示しています。
S&P500の2021年末の目標を以前の4300から4700に引き上げています。
これは現在の水準から2021年末までに、更に約7%の上昇を見込んでいるという事になります。
「S&P500種企業の予想よりも高い利益と予想よりも低い金利の組み合わせが、株価目標引き上げの原動力だ」と説明。
「企業がコストをうまく管理していることと利益率の高いテクノロジー企業が指数に占める割合が高くなっていることから、当社はコンセンサスよりも大きな収入の伸びと税引き前利益率の拡大を見込んでいる」
https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-08-05/goldman-becomes-s-p-500-s-biggest-bull-after-a-target-upgrade
ゴールドマン・サックスは2022年末のS&P500の目標も4600から4900に引き上げました。
ただ、このウォール街でもかなり強気の予想通りだとしても、
2022年のS&P500の年間リターンは、約+4.3%程に減速することになります。
【シーゲル教授の予想】
ファイナンシャルポインターでは先日、
シーゲル教授の強気を維持しつつも短期的には調整入りするのではという予想を紹介していました。
【短信】2-5週のうちに5-10%の調整も:ジェレミー・シーゲル
〇5%調整が200営業日ない。〇季節的に8月下旬から9月は相場がさえない。〇新学期の買物で「値札ショック」(値上げにびっくりする)があれば、公衆の議論が起こる。〇デルタ変異種。
などのマイナス要因を指摘し、
今後2~5週間のうちに5~10%の調整があるかもしれない。
との意見を紹介しています。
S&P500がピークから5%以上のドローダウンが200営業日以上なかったことについては、
マーケットウオッチにも、おもしろい記事がありました。
S&P 500 hasn’t fallen 5% from a peak in nearly 200 sessions—what that tells market historians
サンプル数が過去8回と少ないので何とも言えませんが、
このような状態が続いた後でも、S&P500の2年後または5年後のリターンはまずまず良いものとなっています。
まあ、そんな感じなので、ここら辺は過度に不安がる事はないかと思います。
【まとめ・感想】
モルガンスタンレー、ゴールドマン・サックス、シーゲル教授、
それぞれの今後のS&P500の予想を紹介してきました。
三者三様に予想は違いますが、まあ、どれもあり得ない話ではないと思いますし、悪くない予想だと個人的には思いました。
このようにいろいろな予想があり、これ以外にも様々な人達がによってたくさんの予想がされている米国株式市場の今後ですが、
私自身はこうした予想に振り回されることなく、VOOへの投資を継続していきたいと思います。
各々の戦略があると思いますが、お互い今年後半も頑張っていきましょう!
米国株ランキング
積立投資をしている方は見通し等気にせず計画を継続することが大切だと思います(^_^)v
【オススメ書籍】
Amazon「山崎元のほったらかし投資 資産運用の大正解」
楽天 「山崎元のほったらかし投資 資産運用の大正解 」
S&P500がピークから5%以上のドローダウンが200営業日以上なかったことについては、
マーケットウオッチにも、おもしろい記事がありました。
S&P 500 hasn’t fallen 5% from a peak in nearly 200 sessions—what that tells market historians
サンプル数が過去8回と少ないので何とも言えませんが、
このような状態が続いた後でも、S&P500の2年後または5年後のリターンはまずまず良いものとなっています。
まあ、そんな感じなので、ここら辺は過度に不安がる事はないかと思います。
【まとめ・感想】
モルガンスタンレー、ゴールドマン・サックス、シーゲル教授、
それぞれの今後のS&P500の予想を紹介してきました。
三者三様に予想は違いますが、まあ、どれもあり得ない話ではないと思いますし、悪くない予想だと個人的には思いました。
このようにいろいろな予想があり、これ以外にも様々な人達がによってたくさんの予想がされている米国株式市場の今後ですが、
私自身はこうした予想に振り回されることなく、VOOへの投資を継続していきたいと思います。
各々の戦略があると思いますが、お互い今年後半も頑張っていきましょう!
お読み頂きありがとうございました。
応援クリックをして頂けると毎日更新する励みになります。
米国株ランキング
積立投資をしている方は見通し等気にせず計画を継続することが大切だと思います(^_^)v
【オススメ書籍】
Amazon「山崎元のほったらかし投資 資産運用の大正解」
楽天 「山崎元のほったらかし投資 資産運用の大正解 」
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。