【8月9日 米国株式市場】
ダウ 35,101 -0.30%
ナスダック 14,860 +0.16%
S&P500 4,432 -0.09%
ダウとS&P500が小幅に下げるも、
主要株価指数は最高値付近を維持しています。
小型株のラッセル2000は-0.58%と大型株より下落。
VXUS(全世界株式除く米)は+0.015%と上昇しました。
米10年債利回りは1.317%。+0.029%と上昇。
VIX指数は16.79。+0.64上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 110.33
NY原油 66.80 -2.2%
NY金 1,732 -1.8%
ビットコイン 46,103 +6.2%
7月の中国貿易統計で輸出入の伸びが市場予想を下回ったことを受け、
中国減速の懸念やコロナ感染拡大に伴う燃料需要の懸念から、原油価格が下げました。
ビットコインは大きく上昇。3カ月ぶりの高値を付けました。
これに伴い、コインベース+8.60%など仮想通貨関連株も上昇しました。
【S&P500マップ】

原油価格の下落に伴いエネルギーが1%以上下落。
他、素材、資本財、一般消費財、テクノロジー、通信サービスが小幅に下げました。
米債券利回りの上昇により金融株が小幅に上昇。
他、生活必需品、ヘルスケアも小幅に上昇しました。
全体としては小幅な動きとなりました。
【個別株】
〇ゴールデン・ナゲット +50.77%
ドラフトキングスがオンラインカジノのゴールデン・ナゲットを買収する事で合意しました。
〇タイソン・フーズ +8.69%
売上高・EPS共に予想を上回り、ガイダンスも予想を上回りました。
【ボスティック総裁の見解】
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、あと1~2カ月間、雇用の力強い伸びが続けば、
FRBは10~12月中にテーパリングを開始できるという認識を示しました。
コアPCE価格指数は、5年間の平均伸び率が5月時点で目標の2%に到達したと指摘。
ただFOMC内で、実質的なインフレの進展を判断するのにどの指標を用いるべきか、まだ意見が一致していないとのこと。
利上げを行う前に、米経済は新型コロナウイルス危機を十分に克服する必要があると強調。
来年終盤にも利上げ条件が整うとの見方も示しています。
【米求人件数は過去最高に】
6月の米求人件数は1010万件。予想927万件を上回り過去最高となりました。
雇用された労働者は全体で670万人に増加。採用率は4.6%に上昇しました。
これらの数字は、雇用市場の改善と共に、
それに伴う賃金上昇の圧力やインフレへの懸念も示しています。
未だに健康・公衆衛生の懸念は残るものの、先日の雇用統計と共に、労働市場の回復が示される中、FRBがどう判断するのかにも注目が集まっています。
【まとめ・感想】
感染再拡大への懸念から循環株などに売りが入っているものの、
エネルギーセクター以外は小幅な値動きにとどまりました。
4~6月期の好調な決算が株価を支えています。
インフレやデルタ株などの不確実性を引き続き残している米国株式市場ですが、
ワクチンの接種の普及などに従い、いずれは解決可能な問題だと個人的には考えています。
いろいろなニュースが飛び交い、時に感情を揺さぶられることもあるかもしれませんが、
そういうノイズに一喜一憂することなく、
落ち着いた投資を継続することが大切だと思います。
いつもありがとうございます。
知らなかった、ちょっとだけ勉強になったという方は、
是非、応援クリックよろしくお願いします。

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ダウ 35,101 -0.30%
ナスダック 14,860 +0.16%
S&P500 4,432 -0.09%
ダウとS&P500が小幅に下げるも、
主要株価指数は最高値付近を維持しています。
小型株のラッセル2000は-0.58%と大型株より下落。
VXUS(全世界株式除く米)は+0.015%と上昇しました。
米10年債利回りは1.317%。+0.029%と上昇。
VIX指数は16.79。+0.64上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 110.33
NY原油 66.80 -2.2%
NY金 1,732 -1.8%
ビットコイン 46,103 +6.2%
7月の中国貿易統計で輸出入の伸びが市場予想を下回ったことを受け、
中国減速の懸念やコロナ感染拡大に伴う燃料需要の懸念から、原油価格が下げました。
ビットコインは大きく上昇。3カ月ぶりの高値を付けました。
これに伴い、コインベース+8.60%など仮想通貨関連株も上昇しました。
【S&P500マップ】

原油価格の下落に伴いエネルギーが1%以上下落。
他、素材、資本財、一般消費財、テクノロジー、通信サービスが小幅に下げました。
米債券利回りの上昇により金融株が小幅に上昇。
他、生活必需品、ヘルスケアも小幅に上昇しました。
全体としては小幅な動きとなりました。
【個別株】
〇モデルナ +17.10%
最高値を更新。CMBCで米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長がワクチンのブースター接種を支持したことを受け、買われました。
最高値を更新。CMBCで米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長がワクチンのブースター接種を支持したことを受け、買われました。
〇ゴールデン・ナゲット +50.77%
ドラフトキングスがオンラインカジノのゴールデン・ナゲットを買収する事で合意しました。
〇タイソン・フーズ +8.69%
売上高・EPS共に予想を上回り、ガイダンスも予想を上回りました。
【ボスティック総裁の見解】
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、あと1~2カ月間、雇用の力強い伸びが続けば、
FRBは10~12月中にテーパリングを開始できるという認識を示しました。
コアPCE価格指数は、5年間の平均伸び率が5月時点で目標の2%に到達したと指摘。
ただFOMC内で、実質的なインフレの進展を判断するのにどの指標を用いるべきか、まだ意見が一致していないとのこと。
利上げを行う前に、米経済は新型コロナウイルス危機を十分に克服する必要があると強調。
来年終盤にも利上げ条件が整うとの見方も示しています。
【米求人件数は過去最高に】
6月の米求人件数は1010万件。予想927万件を上回り過去最高となりました。
雇用された労働者は全体で670万人に増加。採用率は4.6%に上昇しました。
これらの数字は、雇用市場の改善と共に、
それに伴う賃金上昇の圧力やインフレへの懸念も示しています。
未だに健康・公衆衛生の懸念は残るものの、先日の雇用統計と共に、労働市場の回復が示される中、FRBがどう判断するのかにも注目が集まっています。
【まとめ・感想】
感染再拡大への懸念から循環株などに売りが入っているものの、
エネルギーセクター以外は小幅な値動きにとどまりました。
4~6月期の好調な決算が株価を支えています。
インフレやデルタ株などの不確実性を引き続き残している米国株式市場ですが、
ワクチンの接種の普及などに従い、いずれは解決可能な問題だと個人的には考えています。
いろいろなニュースが飛び交い、時に感情を揺さぶられることもあるかもしれませんが、
そういうノイズに一喜一憂することなく、
落ち着いた投資を継続することが大切だと思います。
いつもありがとうございます。
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