【7月28日 米国株式市場】
ダウ 34,930 -0.36%
ナスダック 14,762 +0.70%
S&P500 4,400 -0.02%
昨日下げたナスダックが反発。
S&P500はほぼ横ばいとなりました。
小型株指数のラッセル2000は+1.51%上昇。
VXUS(米国を除く全世界株式)も+1.07%上昇。
昨日下げた、ナスダック、ラッセル2000、VXUSがそれぞれ反発しました。
米10年債利回りは1.258%。前日比で+0.024%上昇。
VIX指数は18.24。1.12低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 109.89
NY原油 72.37 +0.72%
NY金 1,806 -0.19%
ビットコイン 40,107ドル
原油価格が上昇。ビットコインは4万ドルを回復しました。
【S&P500マップ】

【セクター】
他、金融、素材、テクノロジーも小幅に上昇しました。
一方で、不動産、生活必需品が0.6%下落、資本財、一般消費財、公益も小幅に下げています。
【スタイルボックス】

昨日と一転。小型株やグロース株が上昇しました。
グロース株を除く大型株はやや下げました。
IT・ハイテク株の買戻しも目立ちました。
【個別株】
〇AMD +7.58%
売上・EPS・ガイダンス予想を上回る良い決算を発表。ライバルのインテルからシェアを獲得していることも示唆されました。
〇ファイザー +3.21%
決算にて売上・EPS共に予想を上回りました。今年のワクチンの売上見通しも上方修正しました。
〇ボーイング +4.18%
赤字予想だったEPSが2年ぶりに黒字に転換。他予想より悪くない内容が続き、株価が見直されました。
〇マクドナルド -1.86%
売上高・EPS共に予想を上回りましたが、デルタ株への不透明感からか決算後に売られました。
〇アリババ +5.34%
〇テンセント +4.81%
〇ビリビリ +11.88%
〇ディディ +10.32%
他、下落していた中国株が買い戻されました。
【FOMC】
27.28日に開催したFOMCでは特にサプライズはありませんでした。
〇FF金利の誘導目標レンジ 0-0.25%で据え置き。
〇労働市場「最大雇用にはまだ遠い」「力強い雇用統計を確認したい」
〇インフレ率「上昇したが、主に一過性の要因を反映している」「前例がないので予想以上に上がる可能性もある」
〇利上げ時期「ずっと先あることは明白」
〇デルタ株の拡大は雇用に重し
〇テーパリング「初めて深く掘り下げた議論」があったものの「時期については何も決定していない」
今回債券購入プログラムについて、
初めて「経済はこれらの目標に向けて前進しており、委員会は今後の会合で引き続き進展を評価する」との文言が追加させました。
これは今後の経済や労働市場の動向(データ)を見て、結果次第では縮小していく可能性がありますよ。ということを示唆しています。
【サム・ストーバル氏の見解】
CFRAのチーフ・インベストメント・ストラテジストであるサム・ストーバル氏は、
「市場は本当に何のサプライズも期待しておらず、結局、予想通り」「FRBは経済は回復し続けているが、現在の金融政策を変更するほど強くはないと述べていた」とコメント。
また最近の小型株の動きについて
「おそらく、FRBがよりタカ派的な発言をして利上げに踏み切るのではないかという心配があったのでしょう」
「そうなれば、大企業より借入に頼っている小型株に悪影響を及ぼすことになります」と指摘しています。
【今後の日程】
今後の日程を見てみると、
【米国の個人投資家の動き】
あと、数日前に記録的な株式購入で米国株を支えた個人投資家が、
27日にも市場に17億ドル(約1870億円)近くをツッコんだ。というニュースがでています。
「押し目買い軍団」再び、中国要因の株安に飛びつく-巨額資金が流入
ロビンフットのデイトレーダー軍団に、SPY、QQQ、中国ADRが買われていたとのことです。
これちょっと嫌な感じですね(笑)。
長期投資家は株価が投機的な動きになったり、どこかでずばっと売られても動揺しないようにしましょう。
【まとめ・感想】
今回も無事FOMCを消化した米国株式市場ですが、
引き続き企業決算、そして8月ジャクソンホール、9月のFOMCとイベントは続きます。
今日29日は週間の失業保険申請件数、明日は米GDPの速報値が発表されます。
これらに対し、各々の採用している投資戦略によって、いろいろやるべきことがあると思います。
私のように、S&P500等に長期投資をしている投資家の方は、
長期的によく分散されたPFを運用する場合、資産配分が投資のリスクとリターンの大部分を決定するという事を思い出し、
変にタイミングを計ろうとしたり、自分の勝手な市場予測に基づいて、イベントの度に右往左往しないようにしましょう。
もちろん、その動きは上手く行くこともあると思いますが、失敗する時もあると思います。
そして、いずれにせよ、動く事によって発生するコストは将来のリターンを押し下げる事に繋がります。
私はこれらのニュースやイベントをよく知り、学んだうえで、全部無視して、今後もいつも通りの投資を継続していきたいと思います。
もちろん、アクティブ投資をする方はまた別の対応が必要になると思います。
インデックス投資家もアクティブ投資をする方も、それぞれお互いやるべきことをしっかりと行い、避けるべきことは避け、
結果的に双方が成功し、豊かになる未来がくればいいなと思っています。
いつもありがとうございます。
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ダウ 34,930 -0.36%
ナスダック 14,762 +0.70%
S&P500 4,400 -0.02%
昨日下げたナスダックが反発。
S&P500はほぼ横ばいとなりました。
小型株指数のラッセル2000は+1.51%上昇。
VXUS(米国を除く全世界株式)も+1.07%上昇。
昨日下げた、ナスダック、ラッセル2000、VXUSがそれぞれ反発しました。
米10年債利回りは1.258%。前日比で+0.024%上昇。
VIX指数は18.24。1.12低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 109.89
NY原油 72.37 +0.72%
NY金 1,806 -0.19%
ビットコイン 40,107ドル
原油価格が上昇。ビットコインは4万ドルを回復しました。
【S&P500マップ】

【セクター】
原油価格の上昇によりエネルギーが+1.1%。アルファベットやFBに牽引された通信が+0.8%、昨日下げたヘルスケア0.7%と反発しました。
他、金融、素材、テクノロジーも小幅に上昇しました。
一方で、不動産、生活必需品が0.6%下落、資本財、一般消費財、公益も小幅に下げています。
【スタイルボックス】

昨日と一転。小型株やグロース株が上昇しました。
グロース株を除く大型株はやや下げました。
アルファベット過去最高値を更新。
IT・ハイテク株の買戻しも目立ちました。
【個別株】
〇AMD +7.58%
売上・EPS・ガイダンス予想を上回る良い決算を発表。ライバルのインテルからシェアを獲得していることも示唆されました。
〇ファイザー +3.21%
決算にて売上・EPS共に予想を上回りました。今年のワクチンの売上見通しも上方修正しました。
〇ボーイング +4.18%
赤字予想だったEPSが2年ぶりに黒字に転換。他予想より悪くない内容が続き、株価が見直されました。
〇マクドナルド -1.86%
売上高・EPS共に予想を上回りましたが、デルタ株への不透明感からか決算後に売られました。
〇アリババ +5.34%
〇テンセント +4.81%
〇ビリビリ +11.88%
〇ディディ +10.32%
他、下落していた中国株が買い戻されました。
【FOMC】
27.28日に開催したFOMCでは特にサプライズはありませんでした。
〇FF金利の誘導目標レンジ 0-0.25%で据え置き。
〇労働市場「最大雇用にはまだ遠い」「力強い雇用統計を確認したい」
〇インフレ率「上昇したが、主に一過性の要因を反映している」「前例がないので予想以上に上がる可能性もある」
〇利上げ時期「ずっと先あることは明白」
〇デルタ株の拡大は雇用に重し
〇テーパリング「初めて深く掘り下げた議論」があったものの「時期については何も決定していない」
今回債券購入プログラムについて、
初めて「経済はこれらの目標に向けて前進しており、委員会は今後の会合で引き続き進展を評価する」との文言が追加させました。
これは今後の経済や労働市場の動向(データ)を見て、結果次第では縮小していく可能性がありますよ。ということを示唆しています。
【サム・ストーバル氏の見解】
CFRAのチーフ・インベストメント・ストラテジストであるサム・ストーバル氏は、
「市場は本当に何のサプライズも期待しておらず、結局、予想通り」「FRBは経済は回復し続けているが、現在の金融政策を変更するほど強くはないと述べていた」とコメント。
また最近の小型株の動きについて
「おそらく、FRBがよりタカ派的な発言をして利上げに踏み切るのではないかという心配があったのでしょう」
「そうなれば、大企業より借入に頼っている小型株に悪影響を及ぼすことになります」と指摘しています。
【今後の日程】
今後の日程を見てみると、
8月26日~28日 ジャクソンホール会議
9月21日~22日 FOMC
11月2日~3日 FOMC
12月14日~15日 FOMC
パウエル議長は、ジャクソンホール会議の内容は「現時点で中身について言いたくない」としています。
【米国の個人投資家の動き】
あと、数日前に記録的な株式購入で米国株を支えた個人投資家が、
27日にも市場に17億ドル(約1870億円)近くをツッコんだ。というニュースがでています。
「押し目買い軍団」再び、中国要因の株安に飛びつく-巨額資金が流入
ロビンフットのデイトレーダー軍団に、SPY、QQQ、中国ADRが買われていたとのことです。
これちょっと嫌な感じですね(笑)。
長期投資家は株価が投機的な動きになったり、どこかでずばっと売られても動揺しないようにしましょう。
【まとめ・感想】
今回も無事FOMCを消化した米国株式市場ですが、
引き続き企業決算、そして8月ジャクソンホール、9月のFOMCとイベントは続きます。
今日29日は週間の失業保険申請件数、明日は米GDPの速報値が発表されます。
これらに対し、各々の採用している投資戦略によって、いろいろやるべきことがあると思います。
私のように、S&P500等に長期投資をしている投資家の方は、
長期的によく分散されたPFを運用する場合、資産配分が投資のリスクとリターンの大部分を決定するという事を思い出し、
変にタイミングを計ろうとしたり、自分の勝手な市場予測に基づいて、イベントの度に右往左往しないようにしましょう。
もちろん、その動きは上手く行くこともあると思いますが、失敗する時もあると思います。
そして、いずれにせよ、動く事によって発生するコストは将来のリターンを押し下げる事に繋がります。
私はこれらのニュースやイベントをよく知り、学んだうえで、全部無視して、今後もいつも通りの投資を継続していきたいと思います。
もちろん、アクティブ投資をする方はまた別の対応が必要になると思います。
インデックス投資家もアクティブ投資をする方も、それぞれお互いやるべきことをしっかりと行い、避けるべきことは避け、
結果的に双方が成功し、豊かになる未来がくればいいなと思っています。
いつもありがとうございます。
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