バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。・当サイトには広告が含まれます。

【中国のリスク】

ここ数日、中国への懸念が深まり、

「カントリーリスク」「反民主主義国家のリスク」「逆に株価は割安」というように、

いろいろな意見や見解がネット上を賑わせるようになりました。

もちろん、こうした中国のリスクは前々から指摘されており、私を含め、多くの投資家の方が「知っていた」ことだったと思います。

特に、旧ソ連などを実際に経験として知っている昭和世代の方は、共産主義国家のリスクはよくご存知かと思います。

【ブラックスワンではない】

ですので、今回の出来事は、

私は決して予測できない「ブラックスワン」というよりも、

元々存在は認識されていたものの、

ここ数年の中国の成長や中国企業の株価の上昇によって、覆い隠され、軽視されてきたリスクを

ここ数日の共産党の動きやニュース、中国株の下落に伴って、

再び投資家が思い出した。

というように個人的には感じています。


バフェット氏の「潮が引いた時、誰が裸で泳いでいたかわかる」ではありませんが、

株価が下がって初めて見えるものがあったり、

あるいは再び思い出すことがあったり、

株価が上昇中には見過ごされてきた声が、聞こえるようになったりするものだと思います。

できれば、絶好調の時にこそ、そういう声に耳を傾けることが大切だと思います。


【VT(全世界株式ETF)のチャート】



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直近過去1カ月のVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)のチャートです。

7月19日の下落は少し目立ちますね。

今年2月に米債券利回りが急上昇したあと、

株式市場は比較的穏やかな相場が続いていましたが、

ここ1週間程またいろいろ騒がしくなってきました。


でも、落ち着いて株価を眺めて見てみれば、

VTは過去1カ月で-0.09%とほとんど横ばいだった事がわかりますし、

VTは年初来では12.94%の上昇しています。

自身の許容できるリスクの範囲で、予め適切に分散投資をしている方であれば、

特に騒ぐようなことではないということがわかります。


【米国株投資家も油断は禁物】

今回はたまたま中国の抱えているリスクに火がつきましたが、

米国も全く問題や懸念、抱えているリスクがないわけではありません。

また中国とは別の問題や理由をきっかけに、

今度は米国が悲鳴をあげるかもしれません。

米国株に集中投資をする方も対岸の火事と油断しない事が大切です。


中国の問題が今後どうなるかはわかりませんし、

投資をしていればいろいろあるでしょうが、

長期投資をしているのであれば、

あまりニュースに対して近視眼的になることなく、

落ち着いて冷静に、広く、長期的な視点で市場を見渡すことが大切だと思います。


いつもありがとうございます。

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