バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。・当サイトには広告が含まれます。

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【FIREについて考える7つの論点】


トウシるにて山崎元氏が

「FIRE」について考える7つの論点という記事を掲載していました。

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/32940


もちろん、個人の考え方や環境、人生観や幸せはあるものの、

FIREを目指している人も、

そうでない人でも参考になる部分がある良い記事だったので紹介したいと思います。


【7つの論点】

7つの論点はこんな感じです。

①率直に言って、FIREにどのような印象を持っていますか?

②なぜ、今、FIREが流行るのでしょうか?

③人は経済的自立の達成によって、心持ちが変わりますか?

④どのくらいの資産があれば経済的自立を達成したと言えるのでしょうか?

⑤FIREを達成するには何年かかるのでしょうか?

⑥FIRE達成後の資産の取崩とインカム収入をどう考えたらいいでしょうか?

⑦FIREを目指すことの問題点は何でしょうか?



【個人的には好きすればよいと思っています】

まず、私個人としてはFIREに関しては、割とどうでもよいと思っています。

そんなわけで、私のブログでは、ほとんどFIREという単語が出てきていないと思います。

おそらくメインのテーマにするのは今回が初めてかもしれません。


「どうでもよい」というと語弊が生まれそうなのですが、

やりたい人はやればいいし、やりたくない人はやらなくていい。

そういうふうに思っています。

個人、個人、自分の人生がありますから、

それぞれが幸せだ、幸せになれると感じる方を選択すればよいと思います。


また昔から、ネオニートとかアーリーリアイアとか似たような考え方はありましたから、

実はあまり目新しさを感じていなかったりもします。


【働くのが悪いことではないし、自由を求めるのも自然な事】

国家のため。人々や未来のため。技術の進歩のため。

あるいは、医療、福祉、教育、治安の維持、インフラの維持のため

自分の人生をかけて働くという生き方もかっこよいと思いますし、尊敬しますし、尊いと思います。

私達は、お金持ちでも多かれ少なかれこのような方々に支えられて生きています。

そういう人達を養分だ、豚小屋で働いているだと煽るような風潮は好きではありません。

また、起業したり、好きな事を仕事として楽しんだり、目標のために仕事を全力できる限りまで頑張るのもありだと思います。

一方で、仕事がつらい。辞めたい。自由になりたい。楽したい。と考えるのも人として当然の気持ちだと思います。

そういう人達がFIREという目標に向かい、頑張ることも素晴らしいと思っています。


【個人的にためになったこと】

さて、紹介した記事の内容に触れていきたいと思います。

ここは私のメモ代わりとして、

個人的にためになったポイントをまとめたいと思います。



①「FI」(金融的独立性)と「RE」(早期リタイア)は、別個のものとして考えるべきだという意見

これはすごく同感です。この二つは必ずしも「=」ではないと思います。。


③経済的な自立を達成していると、嫌な仕事をしなくてもよくなるし、会社や上司に率直な意見を言いやすくなるという面がある

ブラックスワンのタレブ氏も、著書で「ファック・ユーマネー」という言葉で似たようなことを語っていましたが、

ここは私も実感としてすごくわかります。

現在私は、明日仕事をやめてもやっていける分くらいの蓄えはありますから、不義理な事や不合理な指示にははっきりと意見を述べたり、以前より気軽に断れるようになりました。

④と⑤には一つの目安として具体的な数字が示されています。



〇税引き後で考えるとして「年率4%」くらいが妥当な「実質の」運用利回りだろう

〇年間生活費の「25倍」を達成したら、一応のFIRE達成と見ていいのではないか

〇50%を投資に回す場合、利回りを4%と仮定すると、概算約18年で手取り所得の12.5倍、つまり生活費の25倍に金融資産額が届く。


年生活費の25倍という考え方はとても興味深く思いました。

また、機関投資家が想定するリスクプレミアムは年率5〜6%程度だが、

税金を考慮すると4%くらいが妥当な実質の運用利回りというのは本当に同感です。

もし完全にリタイアするのであれば、期待利回りは慎重なくらいで丁度いいとも思います。

あと、重要な注意点が指摘されていました。

ここは大切だと思いましたので、そのまま引用させて頂きます。

1つの注意点として指摘しておきたいのは、FIRE的な状態を目指すことについて書かれた書籍や、金融商品・サービスの勧誘などにあっては、

主に米国の市場を例にとって、現在よりも金利水準が高く、また長期に株式のリターンが好調だった時期のデータから、年率7〜8%くらいの利回りで資産を増やせるかのように想定しているものがあることだ

あるいは、大きなレバレッジを掛けて不動産などに投資して短期間でFIREが達成できるかのような勧誘を行う場合もある


⑥のFIRE達成後にお金を使う際に、定期的な分配金のある投資信託や、高配当利回りの株式を使うのは適切か?「明確に反対です」

のくだりは私も同感です。

最後の⑦人的資本についての話。

節約やFIREを目指す事で人的資本の価値が小さくなるかもしれないという話です。


【人的資本と人生・幸せのバランス】

ここら辺は、個人の考え方にもよると思いますが、

私は以前から話しているように、今を感じ幸せに生きること。

そして、今と未来、両方の幸せのバランスが大切だと思います。

また、金融資産はもちろんですが、

それ以外の時間や体力など、限られた自分の人生全体のリソースをどう配分するのが、自分の人生にとって最も最適なのか。幸せなのかを考える事が大切だと思います。

その結果が「FIRE」だという人もいると思いますし、そうでない人もいると思います。

私はその両者、どちらも素敵だと思います。


【まとめと感想】

もちろん、私の個人や感想や切り抜きではなく、

原文を読んで「考える」ことが一番大切だと思います。

最後に、再度リンクを置いて置きますので、

もしよかったら、(良いねボタンを押した後にでも(笑))

是非元記事の全文読んで、自分なりに「考えて」頂ければと思います。

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/32940


いつもありがとうございます。

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