【分散効果】
分散効果。つまり相関の異なる投資対象を組み合わせることにより
ポートフォリオのリスクは減るといわれています。
今回はこの分散効果について少しおもしろいデータを紹介したいと思います。
少し古いのですが、
モーニングスターが主要6資産に均等配分した時、
どのくらいの分散効果があったか(リスクが減ったか)を調べた記事があります。
https://www.morningstar.co.jp/fund/analyst/2012/1q/MFA120120221.html
【過去の分散効果の例】
下の図は、2002以降の各年における、
6資産均等投資のリスクと分散効果によって低減したリスクを表したものです。
相関係数は一定ではなく、時間と伴に変化するものなので、
年によってもばらつきがありますが、
この期間はだいたい1.4%~3%後半くらいのリスクの軽減効果があったということがわかります。
主要6資産とは、国内、先進国、新興国の株式と債券で、以下のインデックスを用いて計算しています(全て円ベース)。
〇国内株式 TOPIX(配当込み)
〇国内債券 NOMURA-BPI(総合)
〇先進国株式 MSCIコクサイ(配当込み)
〇先進国債券 シティ・グループ世界国債(除く日本)
〇新興国株式 MSCIエマージング(配当込み)
〇新興国債券 JPモルガンEMBIグローバル ディバーシファイド
それはそのとおりなのですが、
相関係数は常に一定ではなく動的に変化するものなので、今後はどうなるかわかりません。
また、相関係数が1(完全相関)でない限り、分散効果は発揮されます。
将来のリターンは私達にコントロールすることはできませんが、
資産配分(無リスク資産の割合等)や今回紹介した分散効果などにより、
リスクはある程度コントロールすることが可能です。
もちろん、いろいろな考え方があると思いますが、
私は過去のリターン(チャート)だけみるのではなく、
リスクやコストなど、その他の重要な要素とのバランスをとりながら計画が立てるのが大切だと思います。
私自身は今後も定期的に拠出するなど、自分にできる事に注力しながら投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
ちょっとだけ勉強になった。知らなかった。
という方は是非応援クリックよろしくお願いします。
米国株ランキング
【読者登録お願いします】
※登録すると、ご利用のLINEにブログの更新が通知されます。
「Twitterはこちら」
https://twitter.com/SandP500ETF
【オススメ書籍】
Amazon「山崎元のほったらかし投資 資産運用の大正解」
楽天 「山崎元のほったらかし投資 資産運用の大正解 」
分散効果。つまり相関の異なる投資対象を組み合わせることにより
ポートフォリオのリスクは減るといわれています。
今回はこの分散効果について少しおもしろいデータを紹介したいと思います。
少し古いのですが、
モーニングスターが主要6資産に均等配分した時、
どのくらいの分散効果があったか(リスクが減ったか)を調べた記事があります。
https://www.morningstar.co.jp/fund/analyst/2012/1q/MFA120120221.html
【過去の分散効果の例】
下の図は、2002以降の各年における、
6資産均等投資のリスクと分散効果によって低減したリスクを表したものです。
相関係数は一定ではなく、時間と伴に変化するものなので、
年によってもばらつきがありますが、
この期間はだいたい1.4%~3%後半くらいのリスクの軽減効果があったということがわかります。
主要6資産とは、国内、先進国、新興国の株式と債券で、以下のインデックスを用いて計算しています(全て円ベース)。
〇国内株式 TOPIX(配当込み)
〇国内債券 NOMURA-BPI(総合)
〇先進国株式 MSCIコクサイ(配当込み)
〇先進国債券 シティ・グループ世界国債(除く日本)
〇新興国株式 MSCIエマージング(配当込み)
〇新興国債券 JPモルガンEMBIグローバル ディバーシファイド
6資産均等投資のウエイトで加重平均したリスクから(6資産均等投資で加重平均したリスクは各資産の相関係数が1であると仮定したもの)
から、実際のリスクを差し引いたものが分散効果と定義されています。
【まとめ・感想】
近年では、各資産の相関係数が高まってきているので、
分散効果が薄れてきているという意見もあります。
から、実際のリスクを差し引いたものが分散効果と定義されています。
【まとめ・感想】
近年では、各資産の相関係数が高まってきているので、
分散効果が薄れてきているという意見もあります。
それはそのとおりなのですが、
相関係数は常に一定ではなく動的に変化するものなので、今後はどうなるかわかりません。
また、相関係数が1(完全相関)でない限り、分散効果は発揮されます。
将来のリターンは私達にコントロールすることはできませんが、
資産配分(無リスク資産の割合等)や今回紹介した分散効果などにより、
リスクはある程度コントロールすることが可能です。
もちろん、いろいろな考え方があると思いますが、
私は過去のリターン(チャート)だけみるのではなく、
リスクやコストなど、その他の重要な要素とのバランスをとりながら計画が立てるのが大切だと思います。
私自身は今後も定期的に拠出するなど、自分にできる事に注力しながら投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
ちょっとだけ勉強になった。知らなかった。
という方は是非応援クリックよろしくお願いします。
米国株ランキング
【読者登録お願いします】
※登録すると、ご利用のLINEにブログの更新が通知されます。
「Twitterはこちら」
https://twitter.com/SandP500ETF
【オススメ書籍】
Amazon「山崎元のほったらかし投資 資産運用の大正解」
楽天 「山崎元のほったらかし投資 資産運用の大正解 」
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。