【バンガードの最新のレポート】
米バンガード社が最新のMarket perspectivesレポートを公開したので紹介します。
レポートはこちらから見ることができます。
https://advisors.vanguard.com/iwe/pdf/FAVEMOBF.pdf
【ポイント】
パンデミック後の最初の利上げ時期は2023年と予測しています。
【アメリカ】
【その他の地域】
ユーロ圏は、通年の成長率は約5%。GDPは2022年前半にパンデミック前のレベルに達すると予想しています。
第2四半期と第3四半期には大幅な立ち直りが見られるとし、活動の制限が徐々に解除されることによる消費の回復に牽引され成長する。と予測しています。
【米国の雇用について】
失業保険の上乗せが終了すること。ワクチンの普及。育児の負担の緩和などにより、
米国の失業率は、年末までに4%に戻ると予想しています。(6月は5.9%)
【10年債利回り】
バンガードは、最初の利上げは2023年に行われると予測しています。
また、今後の米10年債利回りをこのように予想しています。

ベースシナリオやより強い景気回復があった場合は、
ベースケースシナリオでは、FRBが国債購入を減速し、最終的には停止させ、GDPに占める中央銀行のバランスシートの大きさをパンデミック前のレベルにまで戻ると期待しています。
ただ、中央銀行のバランスシートが縮小しても、利回りに大きな上昇圧力がかかるとは思わないとし、
政策金利の上昇と中央銀行のバランスシートの縮小は、利回りのわずかな上昇のみを引き起こすと予想しています。
【米国のインフレについて】
中期的には、ヘッドラインとコアインフレ率がFRBの目標である2%を上回り、
その後、年末にかけて物価上昇が緩やかになり、金融政策の予測はそのままになる。
とバンガードは予想しています。
ちなみに、バンガードは金融政策の評価において、FRBの推奨指標でもあるため「コア個人消費支出(PCE)」を最も注意深く観察しているとのことです。
【まとめ・感想】
米国のインフレ、労働市場、FRBの政策など、いろいろな内容が盛り込まれていましたが、
中長期的には、概ね改善、もしくは予想通り推移し、
特に心配することはないといった印象を個人的には持ちました。
しいて言えば、10年債利回りの上昇(急激な上昇した場合)について、
グロース株投資家の方が一考する余地があるくらいかなという感想です。
もちろん、あくまでもバンガードの予想に過ぎませんが、
長期投資家の方は、
今米国や世界が抱えてる短期的な問題や日々の値動きに集中するのではなく。
自身のできる事に注力し、投資を続けていくのが良いかと思います。
私は、長期的な視点を保ち、日々の株価やニュースに一喜一憂することなく、
いつも通りの投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
ちょっとだけ勉強になった。知らなかった。
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米バンガード社が最新のMarket perspectivesレポートを公開したので紹介します。
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https://advisors.vanguard.com/iwe/pdf/FAVEMOBF.pdf
【ポイント】
バンガードは、米国の成長ペースは下半期にやや鈍化するものの、引き続き堅調に推移すると予想しています。
ヘッドラインおよびコア・インフレ率は、中期的にはFRBの目標である2%を上回りますが、年末に向けて物価上昇は緩やかになると予想しています。
パンデミック後の最初の利上げ時期は2023年と予測しています。
第3四半期の景気回復の中で、堅調に雇用は増加すると見ています。
【資産クラスの見通し】
2021年3月31日時点から10年間の名目リターンの予測。年率・ドルベース
ここは前回と同じなので詳しい説明は省きますが、
〇米国株式市場のリターンの低下。
〇米バリュー/グロース株について。
〇米国以外の地域の株式について。
などの予測に注目するとおもしろいかと思います。

将来の結果を保証するものではありません。
予測は時間の経過とともに変化する可能性があります。
詳細については元のレポートの注意事項をご確認ください。
【資産クラスの見通し】
2021年3月31日時点から10年間の名目リターンの予測。年率・ドルベース
ここは前回と同じなので詳しい説明は省きますが、
〇米国株式市場のリターンの低下。
〇米バリュー/グロース株について。
〇米国以外の地域の株式について。
などの予測に注目するとおもしろいかと思います。

将来の結果を保証するものではありません。
予測は時間の経過とともに変化する可能性があります。
詳細については元のレポートの注意事項をご確認ください。
【アメリカ】
バンガードは、米国の下半期の成長ペースはやや鈍化するものの、
健康状態の好転が経済の幅広い再開を後押しし、堅調に推移すると予想しています。
健康状態の好転が経済の幅広い再開を後押しし、堅調に推移すると予想しています。
充実した失業保険や財政刺激策による所得支援により消費が促され、第2四半期の成長率は2桁に近づく可能性があります。
通期では、少なくとも7%の経済成長を見込んでいます。
【その他の地域】
ユーロ圏は、通年の成長率は約5%。GDPは2022年前半にパンデミック前のレベルに達すると予想しています。
第2四半期と第3四半期には大幅な立ち直りが見られるとし、活動の制限が徐々に解除されることによる消費の回復に牽引され成長する。と予測しています。
中国は、経済リバランスが予想よりも遅そかったとし、通年の成長予測を9%から8.5%強に引き下げています。
新興国の通年の成長率は引き続き6%以上と予測しています。
アジアの新興国はウイルスの動向に注視しつつも、通年で8%の成長を見込んでいます。
一方、ラテンアメリカの状況は思わしくないようです。
アジアの新興国はウイルスの動向に注視しつつも、通年で8%の成長を見込んでいます。
一方、ラテンアメリカの状況は思わしくないようです。
【米国の雇用について】
失業保険の上乗せが終了すること。ワクチンの普及。育児の負担の緩和などにより、
米国の失業率は、年末までに4%に戻ると予想しています。(6月は5.9%)
【10年債利回り】
バンガードは、最初の利上げは2023年に行われると予測しています。
また、今後の米10年債利回りをこのように予想しています。

ベースシナリオやより強い景気回復があった場合は、
10年債利回りが上昇し、2022年~26年頃には3~4%程度になると予想しています。
ベースケースシナリオでは、FRBが国債購入を減速し、最終的には停止させ、GDPに占める中央銀行のバランスシートの大きさをパンデミック前のレベルにまで戻ると期待しています。
ただ、中央銀行のバランスシートが縮小しても、利回りに大きな上昇圧力がかかるとは思わないとし、
政策金利の上昇と中央銀行のバランスシートの縮小は、利回りのわずかな上昇のみを引き起こすと予想しています。
【米国のインフレについて】
中期的には、ヘッドラインとコアインフレ率がFRBの目標である2%を上回り、
その後、年末にかけて物価上昇が緩やかになり、金融政策の予測はそのままになる。
とバンガードは予想しています。
米国では、ワクチン接種率の上昇や経済の本格的な回復に伴い、商品やサービスに対する需要が高まっていることから、インフレ率が急激に上昇しています。
また、一部の産業で供給が滞っていることも影響しています。
ただ、バンガードは引き続き、物価上昇をもたらす需給要因は一過性のものと考えています。
また、一部の産業で供給が滞っていることも影響しています。
ただ、バンガードは引き続き、物価上昇をもたらす需給要因は一過性のものと考えています。
ちなみに、バンガードは金融政策の評価において、FRBの推奨指標でもあるため「コア個人消費支出(PCE)」を最も注意深く観察しているとのことです。
【まとめ・感想】
米国のインフレ、労働市場、FRBの政策など、いろいろな内容が盛り込まれていましたが、
中長期的には、概ね改善、もしくは予想通り推移し、
特に心配することはないといった印象を個人的には持ちました。
しいて言えば、10年債利回りの上昇(急激な上昇した場合)について、
グロース株投資家の方が一考する余地があるくらいかなという感想です。
もちろん、あくまでもバンガードの予想に過ぎませんが、
長期投資家の方は、
今米国や世界が抱えてる短期的な問題や日々の値動きに集中するのではなく。
自身のできる事に注力し、投資を続けていくのが良いかと思います。
私は、長期的な視点を保ち、日々の株価やニュースに一喜一憂することなく、
いつも通りの投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
ちょっとだけ勉強になった。知らなかった。
という方は是非応援クリックよろしくお願いします。

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