バンガード社について
今回は私の最も信頼する資産運用会社、バンガード・グループについて紹介していきたいと思います。
バンガード社とは
バンガード社は米国の投資信託運用会社です。
1976年に世界初の個人投資家向けインデックスファンドを販売した事で知られています。
また、債券インデックスファンドや、国際株式指数に連動するインデックスファンドを
最初に設定したのもバンガード社です。
日本では2000年から投資家へのサービスを開始しました。
世界のインデックス市場全体の約39%のシェアを占めています。
初心者の方からベテラン投資家の方まで、
多くの投資家の方にバンガード社の商品は愛されています。
世界一の投資家ウォーレンバフェットも
世界一の投資家ウォーレンバフェットは、
度々バンガード社のS&P500インデックスファンドに投資をすることを勧める発言をしたり
プロテジェとの賭けでは、バンガードS&P500インデックスファンド(アドミラル・シェアーズ)を利用したりしています。
詳しくは以下の記事をご覧下さい
S&P500 VS ファンズオブファンズ バフェットの賭け
著名な投資家達も勧めるバンガード社
チャールズエリス 「敗者のゲーム」
バートン・G・マルキール「ウォール街のランダム・ウォーカー」
デイビッドスウェンセン 「イエール大学 最高財務責任者」
などのインデックス運用の巨匠達も、
「自身の資産をバンガードのファンドを用いて運用している」と発言しており、
それぞれ、個人投資家にも勧めるという発言をしています。
バンガード社の基本情報
設立 1975年
本社 米国・ペンシルベニア州バレーフォージ
オフィス 世界に18拠点
運用総資産額 約600兆円
ファンド 413本
従業員数 17000人以上
投資家数 2000万人
(参考)
ブラックロック(グループ全体) 約721兆円(オプション市場の流動性が高いため)
三菱UFJファイナンシャルグループ 約 74兆円
バンガードの強さの秘訣の一つににその規模(スケールメリット)があります。米国四季報をみると、ほぼ全ての米国企業の大株主に(ブラックロック・ステートストリート)とともに名を連ねています。
低コスト
アメリカでの業界平均のExpense Ratio(≒信託報酬)が0.62%となっていますが、バンガード社のインデックスファンドのExpense Ratioは0.11%と業界平均の1/5以下の水準になっています。
バンガードの使命
(バンガードジャパンのホームページより引用)
バンガードの優位性について
①バンガードの構造
バンガード社の最大の特徴はその構造にあります。
他社の場合
例えば、上業企業である資産運用会社ブラックロックには2種類の受託責任があります。
①ファンド所有者「顧客」の収益を優先する義務
②ブラックロック社の「株主」の利益を優先させる義務
「ファンドの投資家」←「運用会社」→「会社の株主」
ですので、ブラックロックを始め、多くの運用会社はジレンマに陥ります。
「ファンド所有者」(投信やETFを購入する顧客・投資家)の利益をあげるには、手数料を下げなければいけません。
しかし、運用会社の「株主」の利益をあげるためには手数料を高くしなければならないのです。
コストを他社より低く抑えられる、この構造が、バンガード最大の優位性です。
②効率的な運用方法
バンガードのETFは既存のインデックスファンドと合わせて運用することで、スケールメリットを活かし効率的でコスト効率に優れた安定した運用を実現しています。
SBI証券より引用
これにより低コストを実現する上で、管理するべきポートフォリオ数が減ること、売買回数が減るという2つの大きなアドバンテージを得ることができます。
この運用方法はバンガードが特許を取得しているため、大きなアドバンテージとります。
個人的な見解
私は尊敬するバンガード創設者のジョン・C・ボーグル氏の理念と彼の残したバンガード社の文化・哲学・優位性・を信じ、これからもバンガードS&P500ETF(VOO)に投資をしていこうと思います。
同じ指数に投資をするなら、「低コスト」「安全」そして「より信頼できる運用会社」に管理・運用されているファンドを選ぶといいと思います。
私は、同じ指数、同じコストの商品があった時、間違いなくバンガード社のインデックスファンドを選びます。
それだけの伝統と実績に基づく、信頼と安心感があります。
私は一貫してバンガード社の商品をお勧めします。
バンガード社をより学ぶにはこちらの動画もおすすめ
セゾンバンガードのセミナー動画
↓もしよろしければ一日一回応援クリックして頂けたら励みになります↓
にほんブログ村
米国株ランキング
今回は私の最も信頼する資産運用会社、バンガード・グループについて紹介していきたいと思います。
バンガード社とは
バンガード社は米国の投資信託運用会社です。
1976年に世界初の個人投資家向けインデックスファンドを販売した事で知られています。
また、債券インデックスファンドや、国際株式指数に連動するインデックスファンドを
最初に設定したのもバンガード社です。
日本では2000年から投資家へのサービスを開始しました。
世界のインデックス市場全体の約39%のシェアを占めています。
初心者の方からベテラン投資家の方まで、
多くの投資家の方にバンガード社の商品は愛されています。
世界一の投資家ウォーレンバフェットも
世界一の投資家ウォーレンバフェットは、
度々バンガード社のS&P500インデックスファンドに投資をすることを勧める発言をしたり
プロテジェとの賭けでは、バンガードS&P500インデックスファンド(アドミラル・シェアーズ)を利用したりしています。
詳しくは以下の記事をご覧下さい
S&P500 VS ファンズオブファンズ バフェットの賭け
著名な投資家達も勧めるバンガード社
チャールズエリス 「敗者のゲーム」
バートン・G・マルキール「ウォール街のランダム・ウォーカー」
デイビッドスウェンセン 「イエール大学 最高財務責任者」
などのインデックス運用の巨匠達も、
「自身の資産をバンガードのファンドを用いて運用している」と発言しており、
それぞれ、個人投資家にも勧めるという発言をしています。
バンガード社の基本情報
設立 1975年
本社 米国・ペンシルベニア州バレーフォージ
オフィス 世界に18拠点
運用総資産額 約600兆円
ファンド 413本
従業員数 17000人以上
投資家数 2000万人
(参考)
ブラックロック(グループ全体) 約721兆円(オプション市場の流動性が高いため)
三菱UFJファイナンシャルグループ 約 74兆円
バンガードの強さの秘訣の一つににその規模(スケールメリット)があります。米国四季報をみると、ほぼ全ての米国企業の大株主に(ブラックロック・ステートストリート)とともに名を連ねています。
低コスト
アメリカでの業界平均のExpense Ratio(≒信託報酬)が0.62%となっていますが、バンガード社のインデックスファンドのExpense Ratioは0.11%と業界平均の1/5以下の水準になっています。
バンガードの使命
「全ての投資家の皆さまと公平に向き合い、投資目標達成のための最良の機会をご提供します」
(バンガードジャパンのホームページより引用)
バンガードの優位性について
①バンガードの構造
バンガード社の最大の特徴はその構造にあります。
バンガード社は自らが運用するファンドによって所有されているという構造になっています。
この構造をとることによって、外部の株主に配当などを払う必要がありません。
そのためバンガードはファンドの投資家の利益のためだけにファンドの運用を可能にしています。
バンガードのファンドの投資家は、
バンガードのファンドを通じて、間接的にバンガードの株主になります。
バンガードのファンドを通じて、間接的にバンガードの株主になります。
この構造をとることによって、外部の株主に配当などを払う必要がありません。
そのためバンガードはファンドの投資家の利益のためだけにファンドの運用を可能にしています。
他社の場合
例えば、上業企業である資産運用会社ブラックロックには2種類の受託責任があります。
①ファンド所有者「顧客」の収益を優先する義務
②ブラックロック社の「株主」の利益を優先させる義務
「ファンドの投資家」←「運用会社」→「会社の株主」
ですので、ブラックロックを始め、多くの運用会社はジレンマに陥ります。
「ファンド所有者」(投信やETFを購入する顧客・投資家)の利益をあげるには、手数料を下げなければいけません。
しかし、運用会社の「株主」の利益をあげるためには手数料を高くしなければならないのです。
バンガードには、他の運用会社のように株主利益を考慮したり、会社を所有する一握りの人々の要望に応えたりする必要がありません。
コストを他社より低く抑えられる、この構造が、バンガード最大の優位性です。
②効率的な運用方法
バンガードのETFは既存のインデックスファンドと合わせて運用することで、スケールメリットを活かし効率的でコスト効率に優れた安定した運用を実現しています。
SBI証券より引用
これにより低コストを実現する上で、管理するべきポートフォリオ数が減ること、売買回数が減るという2つの大きなアドバンテージを得ることができます。
この運用方法はバンガードが特許を取得しているため、大きなアドバンテージとります。
個人的な見解
私は尊敬するバンガード創設者のジョン・C・ボーグル氏の理念と彼の残したバンガード社の文化・哲学・優位性・を信じ、これからもバンガードS&P500ETF(VOO)に投資をしていこうと思います。
同じ指数に投資をするなら、「低コスト」「安全」そして「より信頼できる運用会社」に管理・運用されているファンドを選ぶといいと思います。
私は、同じ指数、同じコストの商品があった時、間違いなくバンガード社のインデックスファンドを選びます。
それだけの伝統と実績に基づく、信頼と安心感があります。
私は一貫してバンガード社の商品をお勧めします。
バンガード社をより学ぶにはこちらの動画もおすすめ
セゾンバンガードのセミナー動画
↓もしよろしければ一日一回応援クリックして頂けたら励みになります↓
にほんブログ村
米国株ランキング
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。