【6月15日 米国株式市場】
ダウ 34,299 -0.27%
ナスダック 14,072 -0.71%
S&P500 4,246 ー0.20%
主要株価指数は小幅に下落。昨日の過去最高値から後退。
S&P500は4日ぶりに下げました。
小型株指数のラッセル2000も-0.26%と下落しました。
米国10年債利回りは1.497%とほぼ変わらず。
原油(米WTI先物)は72.42ドルと+2.17%上昇。
原油の需要が下半期に急速に回復するとの観測から原油価格が上昇。2018年10月ぶりの高値をつけています。
ビットコインは$39,746 -0.7%
ダウ 34,299 -0.27%
ナスダック 14,072 -0.71%
S&P500 4,246 ー0.20%
主要株価指数は小幅に下落。昨日の過去最高値から後退。
S&P500は4日ぶりに下げました。
小型株指数のラッセル2000も-0.26%と下落しました。
翌日に控えたFOMCの発表や、PPI、小売売上高指数の影響を見極めようと、昨日も米国株式市場は小幅な売買にとどまりました。
米国10年債利回りは1.497%とほぼ変わらず。
原油(米WTI先物)は72.42ドルと+2.17%上昇。
原油の需要が下半期に急速に回復するとの観測から原油価格が上昇。2018年10月ぶりの高値をつけています。
ビットコインは$39,746 -0.7%
NY金 1,860 -0.3%
【S&P500マップ】

【セクター】
エネルギーが大きく上昇。金融、資本財、生活必需品、公共事業がやや上昇。
テクノロジーと不動産が大きく下落。そのた通信、ヘルスケア、素材、一般消費財が下落しました。
【個別株】
原油価格の高騰に伴い、エクソンモービル+3.64%、シェブロン+2.16%とエネルギー関連企業が上昇しました。
材木や銅の価格は数週間前の高値から下落しています。昨日は銅先物が-4.3%下げたこともあり、鉱山会社のフリーポート・マクモランも4.76%下落。
経済の「一部」では価格の上昇が落ち着きを見せています。
【5月の米小売売上高】
5月の米小売売上高(前月比 季節調整済み)
結果 -1.3% 予想 -0.8% 前月 +0.9%増
前月比で市場予想を下回りましたが、現金給付や経済活動再開により、3月以降高い水準が続いています。
外食やガソリンは好調。家具や車の伸びはやや落ち着き、消費支出がモノからサービス消費にシフトし始めていることが示唆されました。
強い消費は、現金給付の効果による一時的なものの可能性もあり、今後も継続されるかどうかに投資家は注目しています。
【5月の米卸売物価指数 PPI】
5月の卸売物価指数(PPI)前月比
結果 +0.8% 予想 +0.6% 前月+0.6%
コアPPI(食品とエネルギー除く)
結果 +0.7% 予想 +0.5% 前月 +0.7%
PPIは予想を上回る上昇率となり、企業から消費者への値上げ圧力が高まっていることが示唆されました。
材料価格、物流コスト、人件費の上昇、需要の高まりなどの要因が物価を押し上げています。
【FRBとFOMCに関するBOAの調査】
FRBはこれまでのところ、インフレ率の上昇は一時的なものに過ぎないとの見解を示しています。
10年物米国債利回りが2%を超えると株式に悪影響が出るとの見方も大勢をしめていました。
米国のファンドマネージャーの多くが、今回のFOMCや今後についてあまり慌てていない事がわかります。
この予想に対して、今後結果がどうなっていくかが楽しみです。
【まとめ】
いろいろな経済指標が出揃い、FRBの発表を控える中、ここ数日米国の投資家は売買を控えています。
予想どおりいくか、サプライズがあり市場が動揺するかはわかりませんが、
S&P500に長期投資をしている投資家は、落ち着いて航路を維持することが大切だと思います。
個人的には、労働市場、インフレなど今米国市場が抱えている問題の多くは一過性のものだと考えています。
再来年の今くらいにはほとんどの問題が落ち着いているのではないかと思います。
【余談】
米国経済や米株式市場、各企業、その他、株価に関連する様々な要因が日々生み出す情報は、 おそらく、人間の脳が一日で処理できる情報量の限界を軽く超えてきます。
そもそも、昨日起きた全ての情報を知る事はできないし、丁寧に分析できる量や質にも個人では限界があります。
不祥事や悪い決算などは発表された「後」ではじめてわかるんですよね。
私は株式市場について日々勉強を続けていますが、知っている情報の量より、知らない情報の量の方が日々増えているような気がします。
ですので、私は自分の無知に対する備えとして、これからもVOOに投資を続けていきたいと思います。
FOMCに関しては、長期投資家にとっては長い投資人生のよくある通過点の一つに過ぎません。
力まずやっていきましょう。
いつもありがとうございます。
ちょっとだけ勉強になった。知らなかった。
という方は是非応援クリックよろしくお願いします。

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【S&P500マップ】

【セクター】
昨日とは反対に、S&P500種構成銘柄の大半が上昇しましたが、影響力の大きいビックテック企業の下落がS&P500指数の足を引っ張りました。
エネルギーが大きく上昇。金融、資本財、生活必需品、公共事業がやや上昇。
テクノロジーと不動産が大きく下落。そのた通信、ヘルスケア、素材、一般消費財が下落しました。
【個別株】
材木や銅の価格は数週間前の高値から下落しています。昨日は銅先物が-4.3%下げたこともあり、鉱山会社のフリーポート・マクモランも4.76%下落。
経済の「一部」では価格の上昇が落ち着きを見せています。
【5月の米小売売上高】
5月の米小売売上高(前月比 季節調整済み)
結果 -1.3% 予想 -0.8% 前月 +0.9%増
前月比で市場予想を下回りましたが、現金給付や経済活動再開により、3月以降高い水準が続いています。
外食やガソリンは好調。家具や車の伸びはやや落ち着き、消費支出がモノからサービス消費にシフトし始めていることが示唆されました。
強い消費は、現金給付の効果による一時的なものの可能性もあり、今後も継続されるかどうかに投資家は注目しています。
【5月の米卸売物価指数 PPI】
5月の卸売物価指数(PPI)前月比
結果 +0.8% 予想 +0.6% 前月+0.6%
コアPPI(食品とエネルギー除く)
結果 +0.7% 予想 +0.5% 前月 +0.7%
PPIは予想を上回る上昇率となり、企業から消費者への値上げ圧力が高まっていることが示唆されました。
材料価格、物流コスト、人件費の上昇、需要の高まりなどの要因が物価を押し上げています。
【FRBとFOMCに関するBOAの調査】
FRBはこれまでのところ、インフレ率の上昇は一時的なものに過ぎないとの見解を示しています。
多くの投資家がFRBの見解に同意しています。
「インフレは一時的、米テーパリングは平和的と投資家予想-BofA調査」
BofA Global Researchの6月のファンドマネジャー調査によると、
多くのファンドマネージャーが、経済成長は持続し、インフレは一時的。米連邦準備制度のテーパリングは平和的に行われると予想していることが示されました。
それでも最大のリスク要因としては、インフレとテーパータントラムが上がりました。
ファンドマネージャーの72%がインフレは「一時的なもの」に過ぎないと答えています。
63%が、FRBは8月か9月にテーパリングを示唆すると予想。
少なくとも2024年まではリセッション(景気後退)がないとの予想は68%でした。
また、今後6ヶ月で株価の調整があるとしても、10%未満になるだろうという意見が大半を占め、
「インフレは一時的、米テーパリングは平和的と投資家予想-BofA調査」
BofA Global Researchの6月のファンドマネジャー調査によると、
多くのファンドマネージャーが、経済成長は持続し、インフレは一時的。米連邦準備制度のテーパリングは平和的に行われると予想していることが示されました。
それでも最大のリスク要因としては、インフレとテーパータントラムが上がりました。
ファンドマネージャーの72%がインフレは「一時的なもの」に過ぎないと答えています。
63%が、FRBは8月か9月にテーパリングを示唆すると予想。
少なくとも2024年まではリセッション(景気後退)がないとの予想は68%でした。
また、今後6ヶ月で株価の調整があるとしても、10%未満になるだろうという意見が大半を占め、
10年物米国債利回りが2%を超えると株式に悪影響が出るとの見方も大勢をしめていました。
米国のファンドマネージャーの多くが、今回のFOMCや今後についてあまり慌てていない事がわかります。
この予想に対して、今後結果がどうなっていくかが楽しみです。
【まとめ】
いろいろな経済指標が出揃い、FRBの発表を控える中、ここ数日米国の投資家は売買を控えています。
予想どおりいくか、サプライズがあり市場が動揺するかはわかりませんが、
S&P500に長期投資をしている投資家は、落ち着いて航路を維持することが大切だと思います。
個人的には、労働市場、インフレなど今米国市場が抱えている問題の多くは一過性のものだと考えています。
再来年の今くらいにはほとんどの問題が落ち着いているのではないかと思います。
【余談】
米国経済や米株式市場、各企業、その他、株価に関連する様々な要因が日々生み出す情報は、 おそらく、人間の脳が一日で処理できる情報量の限界を軽く超えてきます。
そもそも、昨日起きた全ての情報を知る事はできないし、丁寧に分析できる量や質にも個人では限界があります。
不祥事や悪い決算などは発表された「後」ではじめてわかるんですよね。
私は株式市場について日々勉強を続けていますが、知っている情報の量より、知らない情報の量の方が日々増えているような気がします。
ですので、私は自分の無知に対する備えとして、これからもVOOに投資を続けていきたいと思います。
FOMCに関しては、長期投資家にとっては長い投資人生のよくある通過点の一つに過ぎません。
力まずやっていきましょう。
いつもありがとうございます。
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