バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。・当サイトには広告が含まれます。

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【キャシー・ウッド氏の見解】


5月21日、ARK INVESTのキャシー・ウッド氏が

現在の混乱はイノベーション株投資をかえって強くする

というレポートを発表しました。

詳細はこちら「ARKのレポート


【ローテーションが功を奏した?】


ARKは、最近のバリュー株へローテーションにより、強気相場が大幅に拡大、強化されたことによって、

ITバブルの再来が回避され、イノベーション関連投資戦略のさらなる飛躍に向けた舞台が整ったとしています。

ITバブルの再来が回避されたかはわかりませんが、

私もグロース株のバリュエーションが少し落ち着いたのは、グロース株投資家にとっても長期に良い事だと思います。

私が個人的にココロオドったのは次の一節です。

14の基幹技術により実現しているこれらのプラットフォームは、過去20~30年間にわたって温められてきたものですが、

最近になってようやくその「脱出速度」に達したばかりであり、今後5~10年間で指数関数的な成長軌道を辿っていくというのが当社の見解です。

これと似た一節を最近読んだいくつかの書籍でも目にしました。

このイノベーションが投資家に利益をもたらすかはわかりませんが、

地球に生きる一人間として、私が生きているうちに、どこまで人間や科学技術がいけるのか、本当に楽しみにしています。



【エネルギーと金融セクターの未来】

(このレポート時点で)

エネルギーセクターのリターンは9月30日以降77.67%、年初来39.06%でした。

金融セクターもそれぞれ56.17%、年初来26.77%で、

S&P500指数の23.57%と年初来10.19%を大幅に上回りました。

ARKは、自動運転電気自動車、暗号通貨やブロックチェーン技術により幅広く関連している分散型金融サービス(DeFI)を含むデジタルウォレット等が、

今後5年間で、エネルギーと金融サービスの両方を著しく破壊し、仲介業は排除されていくと見ています。


【創造的破壊は起こるのか?】

古くから当ブログを読んでいる方は何となくご存知かもしれませんが、

私は個別株時代この両セクターを割と得意としていました。

ですので、もしこの予想が現実となれば、今は特に加重して投資をしていないとはいえ、少し寂しさを感じてしまうかもしれません。

もちろん、今後どうなるかはわかりませんし、

もし、この創造的破壊が現実となっても、投資家の利益に繋がるかどうかはわかりません。

が、この二つのセクターの未来を興味深く見守っていこうと思います。



【もっとも意外な予測】

もっとも意外な予測

「デフレ下の好況、デフレ不況、それとも両方か」

『大半のエコノミストやストラテジストは当然のようにインフレの可能性を重視していますが、当社ではデフレのリスクに注目しています。しかし、デフレは悪いことばかりではありません』

面白い事にARKはデフレリスクに注目しています。

確かに、デフレとなれば、グロース株が再び有利な環境となります。

バリューかグロースか本当に面白いと思います。

もちろん、今後どうなるかはわかりません。

が、私はインフレでもデフレでも関係なく、

VOOに投資を継続していきたいと思います。

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