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今日はこれから予定があるため、

結論だけ手短に書きます。


グロース株や中~小型株に投資をする時、

将来の成長を期待して、

あるいは見通そうとして、

企業の「研究開発費」に注目するという分析の仕方があります。


ですが、

コンサルティング会社のプライスウォーターハウスクーパースの子会社が、

過去10年間の企業イノベーション等について調査したところ、

企業の研究開発費と

業績(売上成長率、イノベーションから生じた利益、株主利益率、時価総額など)

との間には、

統計的に有意な関係は何も見られなかった

という調査結果がわかりました。

詳細はこちらのレポートをご確認ください。

参照「https://www.pole-valorial.fr/voy_content/uploads/2017/11/proven-paths-to-innovation-success.pdf


なお、例外としては、

研究開発費への支出が下位10%以下の企業は、

同業他社よりも業績が悪いという相関性はあるそうです。


企業の成長や将来の業績を測る指標として、

研究開発費に注目したり、比較するのは

実は思っているより意味がなく、

イマイチなやり方かもしれませんし、

そこのみへのアプローチは、企業分析・判断としては不十分なのかもしれませんね。

米個別株やグロース株投資をしている方の少しでも参考になれば幸いです。


ここ数記事ほど、ネタ記事が続いたためたまには真面目な記事を(笑)。

それでは少し親孝行してきたいと思います。

後ほどTwitterにて、また。

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