バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。・当サイトには広告が含まれます。

『SPXLとVOOの比較チャート』

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各数値はドルベース・インフレ調整前。

画像が見にくい方はクリックすると拡大できます。

 SPXL  VOO

SPXLとは、S&P500の日変動の3倍に連動することを目標に運用されているレバレッジETFです。

SPXLのチャートと比較すると、VOOが債券のようにさえ思えますね。

一方、リターンは高いものの、リスクも大きいため、

シャープレシオなどはVOOの方が高くなっています。


あまりに高いレバレッジをかけると、

かえって期待リターンの中央値が下がる場合のありますので、

もし、投資するのであれば、ちゃんと計算し、

レバレッジを理解したうえで、PF全体のバランスを良く考えて活用するようにしましょう。

参考「シーゲル教授が推奨するレバレッジの割合




【レバレッジETFに長期投資】

さて、みなさんもご存知の通り、

SPXLはコロナショック以降、VOOを大きく上回るリターンを残してきました。

ライフサイクル投資術 お金に困らない人生をおくる 」や大和証券の活躍もあり(笑)

これまでは主に短期的なトレードに利用されてきたレバレッジETFに

長期投資しようという方も増えてきたように思います。


そこで今回は、実際にSPXLに投資をする前に、

本当にSPXLのボラティリティに耐えれるか確認するためのいいグラフを2つ紹介したいと思います。


【①SPXLのドローダウン】

2009年以降のたった11年の間に、

40%以上の下落が3回。20%以上の下落は10回以上ありました。

マックスドローダウンはー60.58%。

ちなみに、1926年から2020年までの間、

S&P500が最も悪かった12ヵ月間のリターンが-67.30%だったのですが、

それに近い数値をあっさりと出してしまうのがSPXLの痺れるところです。

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【参考 VOO(設定来)との比較 青SPXL 赤 VOO】

VOOと比較すると、やはりVOOが債券のように見えてしまいますね(笑)

ー10%・ー20%下げた回数が全然違います。

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ごめんさない。

本当はSPY等を使って上のグラフと期間を合わせればよかったのですが。

画像を用意したあとで気がつきました。後で訂正します。



【リカバリーするまでの期間】


SPXLは暴落後、1年以上株価を戻さなかった時もあります。

もし、長期投資をするのであれば、下落時や株価が戻るまでの間、

相応の胆力が必要になります。

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こう言うのを良く踏まえた上で、

実際に投資をするかどうか。投資をするとしたらどのくらいの配分にするのか。

良く考える事が大切だと思います。

私自身はボラティリティそのものよりも、

意外と償還リスクや運用会社の方のリスクが心配だったりします。


誤解しないでほしいのは、

この記事はSPXLを推奨したり、ダメだと言っているのではなく、

もし投資をするのであれば、流行や勢いで投資をするのではなく、

一旦、一呼吸置いてよく勉強してから投資をいいんじゃないかな。ということです。

よく理解している方はスルーして頂いて構いません。


【ちょうど1年前に】


ちょうど1年前に、

私はコロナショックの最中、PF・VOO100%でも全く何も感じなかったため、

実はレバレッジを使ってもリスク許容度的に全然大丈夫なのでは?

と、少し考えたことがあるのですが(笑)

やはり、その時出した結論同様、

レバレッジが話題となってきた今も変わらず

私はこれからも自分のロード(VOO)を歩いていこうと思っています。

レバレッジを使う方も、使わない方もお互いにがんばっていきましょう。


いつもありがとうございます。

知らなかった。ちょっとだけ勉強になった。

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