『SPXLとVOOの比較チャート』


各数値はドルベース・インフレ調整前。
画像が見にくい方はクリックすると拡大できます。
青 SPXL 赤 VOO
SPXLとは、S&P500の日変動の3倍に連動することを目標に運用されているレバレッジETFです。
SPXLのチャートと比較すると、VOOが債券のようにさえ思えますね。
一方、リターンは高いものの、リスクも大きいため、
シャープレシオなどはVOOの方が高くなっています。
あまりに高いレバレッジをかけると、
かえって期待リターンの中央値が下がる場合のありますので、
もし、投資するのであれば、ちゃんと計算し、
レバレッジを理解したうえで、PF全体のバランスを良く考えて活用するようにしましょう。
参考「シーゲル教授が推奨するレバレッジの割合」
【レバレッジETFに長期投資】
さて、みなさんもご存知の通り、
SPXLはコロナショック以降、VOOを大きく上回るリターンを残してきました。
「ライフサイクル投資術 お金に困らない人生をおくる 」や大和証券の活躍もあり(笑)
これまでは主に短期的なトレードに利用されてきたレバレッジETFに
長期投資しようという方も増えてきたように思います。
そこで今回は、実際にSPXLに投資をする前に、
本当にSPXLのボラティリティに耐えれるか確認するためのいいグラフを2つ紹介したいと思います。
【①SPXLのドローダウン】
2009年以降のたった11年の間に、
40%以上の下落が3回。20%以上の下落は10回以上ありました。
マックスドローダウンはー60.58%。
ちなみに、1926年から2020年までの間、
S&P500が最も悪かった12ヵ月間のリターンが-67.30%だったのですが、
それに近い数値をあっさりと出してしまうのがSPXLの痺れるところです。

【参考 VOO(設定来)との比較 青SPXL 赤 VOO】
VOOと比較すると、やはりVOOが債券のように見えてしまいますね(笑)
ー10%・ー20%下げた回数が全然違います。

ごめんさない。
本当はSPY等を使って上のグラフと期間を合わせればよかったのですが。
画像を用意したあとで気がつきました。後で訂正します。
【リカバリーするまでの期間】
SPXLは暴落後、1年以上株価を戻さなかった時もあります。
もし、長期投資をするのであれば、下落時や株価が戻るまでの間、
相応の胆力が必要になります。

こう言うのを良く踏まえた上で、
実際に投資をするかどうか。投資をするとしたらどのくらいの配分にするのか。
良く考える事が大切だと思います。
私自身はボラティリティそのものよりも、
意外と償還リスクや運用会社の方のリスクが心配だったりします。
誤解しないでほしいのは、
この記事はSPXLを推奨したり、ダメだと言っているのではなく、
もし投資をするのであれば、流行や勢いで投資をするのではなく、
一旦、一呼吸置いてよく勉強してから投資をいいんじゃないかな。ということです。
よく理解している方はスルーして頂いて構いません。
【ちょうど1年前に】
ちょうど1年前に、
私はコロナショックの最中、PF・VOO100%でも全く何も感じなかったため、
実はレバレッジを使ってもリスク許容度的に全然大丈夫なのでは?
と、少し考えたことがあるのですが(笑)
やはり、その時出した結論同様、
レバレッジが話題となってきた今も変わらず
私はこれからも自分のロード(VOO)を歩いていこうと思っています。
レバレッジを使う方も、使わない方もお互いにがんばっていきましょう。
いつもありがとうございます。

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各数値はドルベース・インフレ調整前。
画像が見にくい方はクリックすると拡大できます。
青 SPXL 赤 VOO
SPXLとは、S&P500の日変動の3倍に連動することを目標に運用されているレバレッジETFです。
SPXLのチャートと比較すると、VOOが債券のようにさえ思えますね。
一方、リターンは高いものの、リスクも大きいため、
シャープレシオなどはVOOの方が高くなっています。
あまりに高いレバレッジをかけると、
かえって期待リターンの中央値が下がる場合のありますので、
もし、投資するのであれば、ちゃんと計算し、
レバレッジを理解したうえで、PF全体のバランスを良く考えて活用するようにしましょう。
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【レバレッジETFに長期投資】
さて、みなさんもご存知の通り、
SPXLはコロナショック以降、VOOを大きく上回るリターンを残してきました。
「ライフサイクル投資術 お金に困らない人生をおくる 」や大和証券の活躍もあり(笑)
これまでは主に短期的なトレードに利用されてきたレバレッジETFに
長期投資しようという方も増えてきたように思います。
そこで今回は、実際にSPXLに投資をする前に、
本当にSPXLのボラティリティに耐えれるか確認するためのいいグラフを2つ紹介したいと思います。
【①SPXLのドローダウン】
2009年以降のたった11年の間に、
40%以上の下落が3回。20%以上の下落は10回以上ありました。
マックスドローダウンはー60.58%。
ちなみに、1926年から2020年までの間、
S&P500が最も悪かった12ヵ月間のリターンが-67.30%だったのですが、
それに近い数値をあっさりと出してしまうのがSPXLの痺れるところです。

【参考 VOO(設定来)との比較 青SPXL 赤 VOO】
VOOと比較すると、やはりVOOが債券のように見えてしまいますね(笑)
ー10%・ー20%下げた回数が全然違います。

ごめんさない。
本当はSPY等を使って上のグラフと期間を合わせればよかったのですが。
画像を用意したあとで気がつきました。後で訂正します。
【リカバリーするまでの期間】
SPXLは暴落後、1年以上株価を戻さなかった時もあります。
もし、長期投資をするのであれば、下落時や株価が戻るまでの間、
相応の胆力が必要になります。

こう言うのを良く踏まえた上で、
実際に投資をするかどうか。投資をするとしたらどのくらいの配分にするのか。
良く考える事が大切だと思います。
私自身はボラティリティそのものよりも、
意外と償還リスクや運用会社の方のリスクが心配だったりします。
誤解しないでほしいのは、
この記事はSPXLを推奨したり、ダメだと言っているのではなく、
もし投資をするのであれば、流行や勢いで投資をするのではなく、
一旦、一呼吸置いてよく勉強してから投資をいいんじゃないかな。ということです。
よく理解している方はスルーして頂いて構いません。
【ちょうど1年前に】
ちょうど1年前に、
私はコロナショックの最中、PF・VOO100%でも全く何も感じなかったため、
実はレバレッジを使ってもリスク許容度的に全然大丈夫なのでは?
と、少し考えたことがあるのですが(笑)
やはり、その時出した結論同様、
レバレッジが話題となってきた今も変わらず
私はこれからも自分のロード(VOO)を歩いていこうと思っています。
レバレッジを使う方も、使わない方もお互いにがんばっていきましょう。
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