【27日 米国株式市場】

ダウ    +0.01%
ナスダック -0.34%
S&P500   -0.02%

主要株価指数はほぼ横ばい。

S&P500は前日の史上最高値付近を維持しています。

小型株のラッセル2000は+0.14%。

今週は、山場を迎える企業決算に加え、

FOMC、バイデン大統領の演説と注目のイベントが続く、

個人投資家にとっては重たい一週間となります。


【米国10年債利回り】

米国10年債利回りは1.622%

前日比+0.052%と上昇しました。

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【S&P500マップ】

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【セクター】

個別株やセクターの動きはまちまちで、

エネルギー(+1.26%)金融(+0.91%)セクターが上昇する一方、公益やヘルスケアが下げました。

【個別株】

〇UPS  +10.35%。

売上高 229億ドル 予想 206ドル
EPS     2.77ドル   予想 1.73ドル

予想を上回る良い決算で株価は上昇。史上最高値をつけました。

〇テスラ -4.53%

決算がよかったにもかかわらず、株価は下落しました。

〇マイクロソフト 時間外で-3.4%

売上高 417億ドル 予想  410.4億ドル
EPS  1.95ドル    予想  1.78ドル

決算はよかったものの、株価は時間外で下げました。

クラウドサービス「アジュール」の収入は前年同期比50%増と成長していますが、アマゾンやGoogleとの激しい競争が続いています。

世界的な半導体不足がXboxの販売に影響を与えています。

マイクロソフトは、これまで3営業日連続で最高値を更新するなど上昇してましたから、

高すぎる期待にまでは応えられず、ひとまず一息といったところでしょうか。


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〇アルファベット 時間外で+4.7%

売上高 553億ドル   予想 517億ドル
EPS  26.29ドル   予想 15.88ドル

とても良い決算でした。

売上高は前年同期比で+34%増。広告事業の売上高が予想を上回り32%増加。クラウド事業の売上高は45.7%増で予想と一致しました。

500億ドルの自社株買い計画も発表しています。素晴らしい。

株価は時間外で4.7%上昇しています。

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【グレッグ・バサク氏の決算への見解】

AXSインベストメンツのグレッグ・バサク(CEO)は、

今期の決算について、以下のような見解を示しています。

「より注目されるのは、2021年とそれ以降を見据えたガイダンスです」

「各企業が、COVID-19の雲がいつ本当に晴れるのか、最終的に見極めようとしています」



【経済指標】

4月の米消費者信頼感指数は121.7(予想113)

2ヶ月連続で大幅に上昇。2020年2月以来の高水準となりました。

雇用の伸びが加速しワクチンの接種が進む中、消費者は景気の改善に楽観的になっています。


2月の米国の住宅価格は、前年同月比11.9%上昇(前月11.2%)

2006年以来の大幅な伸びを記録しました。

住宅に対する強い需要と低い金利。そして物件の在庫不足を背景に、住宅市場はタイト化しています。

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ブルームバーグより引用


【仮想通貨】

JPモルガン・チェース、ビットコイン・ファンドの提供を検討していると伝わったことで、仮想通貨が上昇。

イーサは過去最高値を更新。

ビットコインは直近では5万5012.70ドルと約1.7%上昇しました。

とはいえ、4月14日の最高値6万4895.22ドルからは15%以上低い水準となっています。



【まとめ・感想】

〇決算

米国の投資家は、コロナウィルスのワクチンの普及に伴い、個人消費が堅調に推移することで、企業の利益は増加すると予想しています。

今のところは概ね順調です。

〇FOMCが開始

FOMC(米連邦公開市場委員会)結果やパウエル議長の発言にも注目が集まっています。

市場はFRBは、今まで通りの政策を維持すると予想しています。

〇バイデン大統領の演説

ジョー・バイデン大統領の議会合同会議での演説にウォール街が注目しています。

インフラ投資の拡大、富裕層への増税、景気対策の拡大など、今後について重要な内容が語られる予定です。

米国の投資家の多くは様子見を続けており、これらの結果次第では、多少市場が動くかもしれません。


【私の方針】

私自身は、決算、FOMC、大統領演説、株価、

これらの内容がどうであれ、

一喜一憂することなく、資産配分を維持し、今まで通りVOOへ投資を続けていきたいと思います。


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