【4月23日 米国株式市場】

ダウ    +0.67%
ナスダック +1.44%
S&P500   +1.09%

米国株式市場は反発。全てのセクターが上昇。

好調な経済指標が追い風となりました。

小型株のラッセル2000は+1.76%と主要株価指数よりも大きく上昇。

米10年債は1.567%(前日比+0.011%)とほぼ横ばいでした。


【週間リターン】

ダウ    -0.46%
ナスダック -0.25%
S&P500   -0.13%

週足では主要株価指数はやや下げました。

今週S&P500は5週間ぶりマイナスで終わりました。

とはいえ、個人的には特に気にする必要はないと思います。

ちなみに、過去1ヵ月のS&P500のリターンは+4.93%となっています。


【S&P500マップ】
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【セクター】

全11セクターが上昇。

テクノロジー、金融セクターが特に上昇しました。


【個別株】

〇オムツで有名なキンバリークラークは-5.81%。

EPSなど決算の内容が悪く、今後のガイダンスが下方修正されたことも響きました。

〇アメリカンエクスプレス -1.92% 

顧客の多くが旅行や娯楽、食事にカードを使わなくなったことから、売上高が昨年より10%減少したと報告。

世界的に旅行や食事がいつ戻るのか不透明との理由で、来年度の見通しも示しませんでした。

〇来週のマイクロソフトやアップル、フェイスブック等の決算にも注目が集まっています。


【ビットコイン 一時5万ドル割れ】

ビットコインは50,906ドル

一時、4万7555ドルまで下げ、3月初旬以来初めて5万ドルを割り込みました。

週間ベースで11.3%下落。年間ベースでは+72%とまだ高い水準にあります。


【米製造業購買担当者景気指数(PMI)】

4月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)

速報値は60.6。市場予想60.5を上回り、2007年5月以来の高い数値となりました。

3月の確報値は59.1でした。同指数は50が景気拡大・縮小の節目となります。

経済活動の再開に伴い国内需要が急増しており、原材料の価格の上昇や労働力の調達など、製造業者にとって難しい状況となってきているとの見解もあります。

製造業は米経済の11.9%を占めます。


【新築一戸建て住宅販売戸数】


年率換算の3月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み) 

結果 102.1万戸 予想 99.6万戸

前月比20.7%急増し、2006年8月以来の高水準となりました。

価格中央値は前年同月比0.8%上昇の33万0800ドル。

中古住宅市場でも在庫が著しく不足し、価格が押し上げられています。

在庫の不足は住宅建設の追い風になりますが、販売に対しては向かい風となります。



【まとめ・感想】

過去1週間のS&P500マップを見ると業種によって明暗がわかれ、

個別銘柄によっては(ネットフリックス・インテル・アルトリアなど)大きく下げました。

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ですが、

過去1ヵ月のS&P500マップをみるとどうでしょう。

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エネルギーセクターと一部の銘柄を除き、

ほとんどの銘柄が上昇しているという事がわかります。

VOOの昨日の終値は383.03ドル。

昨年7月に300ドルを超えるかどうかと話題になってたのが嘘のです。

投資戦略にもよりますが、

S&P500に投資をする方の場合は短期的なニュースや視点、市場予測に捉われることなく投資を続ける事が大切です。

私は来週どの銘柄があがるかわからないので、幅広い銘柄にしっかりと分散し、

米国企業と株式市場の生みだす利益の一部をしっかりと貰い続けていきたいと思います。


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