【4月20日 米国株式市場】

ダウ     -0.75%
ナスダック  -0.92%
S&P500    -0.68%

米国主要三指数は揃って下落。

小型株指数のラッセル2000は-1.96%とさらに大きく下げました。

テクノロジー株や銀行株の下落が響きました。


【10年債利回り】


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米10年債利回りは1.559% 前日比-0.04%下げました。

債券利回りの低下が金融セクターを圧迫。

先週の好決算に対する見直しあり、バンクオブアメリカ-2.78%など銀行株が下落しました。



【S&P500マップ】
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【セクター】

公益、不動産、ヘルスケアセクターが上昇。

その他のセクターが下落しました。

エネルギー-2.76%、金融-2.14%、テクノロジー-0.97%。

一方で、食品や家庭用品を扱うディフェンシブな銘柄が上昇しました。


【個別株】

企業の決算に注目が集まっています。

〇ユナイテッド航空 -8.53%。予想していたよりも「大幅な赤字」を発表しました。

〇アボット・ラボラトリーズ -3.64%。EPSは市場予想を上回りましたが、売上高は予想を下回りました。

〇ネットフリックス 時間外で-11%。

売上高、EPSは予想を上回ったものの、加入者数が予想された629万人を大幅に下回る398万人でした。来期のガイダンスも低かったです。

〇カンザスシティー・サザン +15.25% 

カナディアン・パシフィック鉄道による買収に合意した」との報道により株価は上昇しました。


決算シーズンはニュースも多くなり、それを受けて株価も大きく上下します。

日々の情報量に参ってしまうかもしれませんが

個別株へ投資をする方は、しっかりと情報を追ってそれぞれ適切かつ冷静に対応しましょう。

騒いでも一円にもなりませんし、自分の主観のみに頼るのも禁物です。

S&P500やVTIに投資をする方はここまでの話は全て無視して問題ありません。



【まとめと感想】

S&P500企業のうち約90社が今週末までに決算発表を終える予定です。

コロナウイルスから米国企業がどの程度に回復しているかにも注目が集まっています。

ディファイアンスETFのCIO、シルビア・ジャブロンスキー氏は

「今年の市場は、全体的に多少の変動はあるでしょうが、私には今後6ヶ月ほどは全てがかなりバラ色に見えます」と述べています。

堅調な経済成長とパンデミックによるリスクを天秤にかけつつ、市場は上昇して過去最高を記録したり、後退したりと揺れ動いています。

が、個人的には特に心配していません

私はこういうのを一切気にせず、いつもどおりS&P500を保有し続けていきたいと思います。


【S&P500投資家の方へ】

私は決算に目を通しつつも知った上で全部無視して、VOOに投資をしてきました。

それで、問題を感じたことは6年間で一度もありません。

もちろん、投資戦略にもよりますが、

S&P500に投資をする場合はそもそも個別企業の決算を見なくてよいと思っています。

私のはただの知的好奇心です(笑)

S&P500に投資をする方は、私のような暇人をお手本にせず、

自分の時間を大切に、決算や株価の動き、市場予測などに惑わされることなく、

規律ある投資を続ける事が大切だと思います。


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