バンガード・米国エクステンデッド・マーケットETF(VXF)を紹介します。
米国株式市場の中型~小型株をカバーする、S&Pコンプリーション指数に連動したパフォーマンスを目指したETFです。
S&P500を補完するETFで、VOO投資家が米国の中・小・超小型株にも投資をしたいときにぴったりのETFです。
S&P500を補完するETFで、VOO投資家が米国の中・小・超小型株にも投資をしたいときにぴったりのETFです。

【基本情報】
現在の株価 184.03ドル (2021年4月16日現在)
ETF純総資産 69.00億ドル
設定日 2001年12月27日
対象国 米国(中型~小型株)
銘柄数 3,440銘柄
経費率 0.06%
最新の株価はこちらから確認できます。
VXFの最新株価へ (ブルームバーグ)
公式ページはこちらから バンガード社のHPへ
【VXFのトータルリターン】
配当込・ドルベース()はVOOのリターン
年初来 12.20% (11.62%)
1年 95.52% (52.34%)
3年 19.53% (18.36%)
5年 18.59% (17.15%)
【VXFの分配金(配当)】
直近配当利回り 1.32%
直近配当額 0.6068ドル ( 2021年3月25日)
支払い月 3・6・9・12月の年4回
過去の配当利回りは、だいたい1%前後となっています。
設定来(2001年12月27日から)の比較では、
ドルベース、配当込のトータルリターンでS&P500指数を大きく上回っていることがわかります。
特にITバブル後と直近の中・小型株市場が好調な時期に、大きくS&P500指数をアウトパフォーマンスするETFです。
ただ、2013年からの比較ではS&P500指数の方が上回っており、結果は切り取る期間に依存するので注意が必要です。
設定から~2017年までの間と過去1年という期間で見れば、QQQをも上回るリターンを残しています。

注意)未来はどうなるかわかりません。
投資対象が異なるので、単純にどちらが優れていると結論が出せるようなものではありません。
ドルベース、配当込のトータルリターンでS&P500指数を大きく上回っていることがわかります。
特にITバブル後と直近の中・小型株市場が好調な時期に、大きくS&P500指数をアウトパフォーマンスするETFです。
ただ、2013年からの比較ではS&P500指数の方が上回っており、結果は切り取る期間に依存するので注意が必要です。
設定から~2017年までの間と過去1年という期間で見れば、QQQをも上回るリターンを残しています。

注意)未来はどうなるかわかりません。
投資対象が異なるので、単純にどちらが優れていると結論が出せるようなものではありません。
また、ボラティリティが高く、下落時にはS&P500より大きく下がる傾向にあります。
【上位構成銘柄】
最新の上位構成銘柄を紹介する前に、
2019年6月時点の上位10銘柄を見て頂けるとこのETFの魅力がよくわかると思います。
サービスナウ 0.98%
ワールドペイ 0.76%
ワークデイ 0.68%
テスラ 0.53%
TモバイルUS 0.48%
ラスベガスサンズ 0.42%
ヴィ-ヴァシステムズ 0.40%
スクエア 0.40%
パロアルトネットワークス 0.40%
コスターグループ 0.39%
上位10銘柄が占める割合 5.44%
テスラやスクエアなど、急成長する企業の名前が連なっています。
順位は割と入れ替わる印象です。
【現在の構成銘柄】
スクエア 1.2%
ウーバーテクノロジーズ 1.08%
ズームビデオ 0.89%
ブラックストーン 0.69%
トゥイリオ 0.67%
スナップ 0.66%
ワークデイ 0.58%
モデルナ 0.54%
ピンタレスト 0.53%
ドキュサイン 0.51%
中・小型グロース株が好きな投資家の方にとっては大好きな銘柄ばかりではないでしょうか。
時価総額加重なので、その時成長している企業の比率が自動的に高くなり、しっかりとエクスポージャーを取る事ができます。
【相関関係】
S&P500指数との相関が意外と高い事も頭に入れておくといいでしょう。
設定から、VXFとS&P500(SPY)60日間の相関。(1.00が完全相関)
まとめ
VXFは、米国の中~超小型株に低コストで幅広く分散投資ができるETFです。
対象としているS&Pコンプリーション指数は、大型株を対象とするS&P500指数を補完するために、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が開発した指数です。
ですので、元々の狙いどおりS&P500と組み合わせて、補完やサテライトとして使うのがオーソドックスな使用法だと思います。
VOO+VXFで約4000銘柄に分散投資ができ米国株式市場の時価総額の99%をカバーすることができます。(≒ほぼVTI)
またVOOとVXFのウエイトを調整することで、(VTIよりも、より中小型株へ比重を置きたいなど)自分好みのポートフォリオを作る事が可能です。
ただ初心者の方は難しく考えず、素直に時価総額加重のVTIでいいと思います。
VXFは既にS&P500に投資をしている方や
ある程度経験を積んだ方、投資に手間や時間をかけられる方が
米国中小型株に投資したくなった時(PF内の比重をあげたくなった時)におすすめのETFです。
いつもありがとうございます
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