バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。・当サイトには広告が含まれます。

【4月9日 米国株式市場】

ハイテク企業やテクノロジーセクターが上昇。

ダウとS&P500は最高値を更新しました。

ダウ     +0.89%
ナスダック  +0.51%
S&P500    +0.77%

S&P500は今週4度目の最高値更新。3週連続の上昇となりました。

ナスダックは一ヵ月で9.58%、S&P500は一ヵ月で7.22%上昇しました。

4月1日には初の4000台と話題になったS&P500ですが、

既に昨日の終値で、4128.80ポイントまで上昇しています。

参考 4月2日の記事

S&P500 史上初めて4000ポイントを超える。でも、所詮は通過点に過ぎないと思います。


小型株指数のラッセル2000は+0.039%。

年初からのリターンは13.6%とS&P500の9.9%を上回っています。



【10年債利回り】

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米10年債利回りは1.662%(前日比 +0.03%)とやや上昇。

今月初めまで、じわじわ上昇を続けていた債券利回りでしたが、今週は高値圏から後退。

株式市場やハイテク株は恩恵を受けました。

ハイテク株中心のラッセル1000グロース指数は、2週連続で構成されるラッセル1000バリュー指数をアウトパフォームしています。

高い利回りは、人々や企業がお金を借りるのをより難しくし、経済を減速させる可能性があります。




【4月9日のS&P500マップ】
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エネルギーセクターと不動産セクター以外の全てのセクターが上昇しました。

アップル2%、マイクロソフト1%、インテル1.8%とハイテク企業が上昇。

金融セクターも上昇。

ユナイテットヘルスやシグナも3%以上上昇し、ヘルスケアセクターの上昇に貢献しました。


【過去1週間のS&P500マップ】

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1週間のS&P500マップでみると、

ハイテク、グロース株の回復が一目でわかりますね。

今週はほとんどの企業の株価が上昇したことがわかります。

スマホからご覧の方は画像をクリックして頂けると拡大できます。


【今後について】

株式バリュエーションは1990年代末のドットコムバブル時以来の高水準で、

S&P500企業の株価収益率は22倍近くとなっています。

今の金利や超金融緩和の環境を考えると当たり前と言いますが、正当化できないほどではないと思っています。

ただ、割高なのは変わりませんので、おそらくもう少し先の話ですが、

金利正常化や財政引き締めに向かう動きが見られれば、調整・下落が起こっても全く不思議ではないと思います。

私は特に何をするつもりもありませんが、

初心者の方はそういう可能性に対して心構えだけもしておくと良いかと思います。

少なくとも、この一時の株価の上昇に油断や慢心してはいけません。




来週から始まる企業決算発表シーズンによって、

更に市場やニュースは騒がしくなると思います。

リフィニティブのまとめたアナリスト予想では、

S&P構成銘柄企業の第1・四半期利益は「前年同期比」25%増となる見通しです。

個別株に投資をしている方は重要なシーズンだと思います。

個人的には、去年は個別株をガンガン勧めていた、あの広瀬隆雄さんが、

最近は視聴者にVTIを勧め、自身もたくさんと保有していると繰り返し発言をしていることが、

今の相場の難しさ、不透明さをよく表していると思います。

それにしても、

前回の決算から3カ月たつのですね。時間の流れが早く感じます。

もしS&P500やVTI、全世界株式に長期投資をしている方であれば、

これらのニュースや周囲の騒がしさに惑わされることなく、

資産配分を維持しつづ、いつも通りの規律ある投資を続ける事が大切だと思います。


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