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ハワード・マークス氏「成功の要素は三つある」


成功の要素は三つある。

「積極果敢さ」と「タイミング」と「スキル」だ。

そして、しかるべきタイミングで、

アグレッシブさを十分に発揮できれば、

スキルはたいして必要ではない。

市場サイクルを極める 勝率を高める王道の投資哲学 」より引用


少しひねくれた見方をすれば、

よいタイミングでリスクを取れば、スキルがない人でも投資は成功する。

ともとれます。笑

そして、それは事実だと思います。


将来の市場動向に適したPFを。


過去と未来は異なります。

過去の成績が未来も続くとは限りません。

アクティブに運用にする投資家は、

過去や昨日までの市場ではなく、

「将来」の市場動向に適したPFを組むことが大切です。


そのためには、

市場のサイクルの位置づけから将来の動向を読み取った上で、

アグレッシブにいくか、ディフェンシブにいくか、

そして、

それを「いつ実行に移すのか」がカギになると

ハワード・マークス氏は言います。




今、サイクルの振り子はどっちへ向かっているのか

金融・財政政策により、

株式やリスク資産のバリュエーションがあがりました。

(≒将来の長期的な期待リターンが低くなりつつあります。)

また、好調な市場や株価の後押しにより、

低いリターンに満足できない人、リスクを選好する人、

あるいは初心者がゲームストップのような仕立て戦や

レバレッジに手を出し始めた、

現在の市場のサイクルはどこにあり、どっちに向かうのか。

私には想像することしかできません。

というかわかりません。

シーゲル教授はまだあがるといっています。

ただ、市場は理不尽で不合理な状況を、

賢明な投資家の支払い能力を超えるくらい、長期的に続ける場合もあります。


ハワード・マークス氏の言葉

割安な小型株は、もはや割安ではなくなる水準までアウトパフォーマンスする。

値上がり銘柄を追う、トレンドフォロー、あるいはモメンタム投資は、

しばらくはうまくいくが、やがて、銘柄間のローテーションや出遅れ銘柄を買う動きによって、必勝の座を奪われる。

リスクの高い資産は・・・(略)

2018年に発売された「市場サイクルを極める 勝率を高める王道の投資哲学 」の中に記されているとおり、これらは全て、普通のごく当たり前の事です。


ハワード・マークス氏はこう言います。

永遠に機能する手法など存在しない。

誰もが、何かが永遠にそれが機能し続けると確信できるようになったら、

まさしくそれが絶対に実現しないことが明らかになった時である。

(投資は)「簡単でなくなるまでは、簡単なのだ」


私はVOOに投資をします。

ということで、

私は市場サイクルが読めませんし、

タイミングもよめないので、

資産配分を維持しながら、

いつもどおり十分に警戒しつつ、慎重に

VOOに投資を続けていきたいと思います。


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