【3月26日 米国株式市場】

ダウ    +1.39%
ナスダック +1.24%
S&P500   +1.66%

26日、主要株価指数は揃って上昇。

景気回復への期待から金融、ハイテク、ヘルスケアなどが幅広く上昇しました。

バリュー株も底堅く推移しています。

エジプトのスエズ運河で起きた大型コンテナ船座礁事故の影響が長期化するとの懸念から、原油が上昇。これを受けエネルギーセクターは約+2.7%上昇しています。

政府のインフラへの投資拡大から恩恵を受ける企業の株価も上昇。

ニューコアは+8.78%とS&P500の中で最も上昇する企業となりました。


ワクチン接種や米国政府の大規模な財政支出により、

景気回復への期待感が高まっています。

一方で、インフレや金利上昇の可能性を懸念する声もあがっています。

個人的には、こういう綱引きがある方が、ある意味で健全な普通の市場だと思います。

(ない方が怖いです)

米10年債利回りは1.667%(前日比+0.053%)とやや上昇しましたが、

先週の1.7%を超える水準よりは低くなっています。



【26日のS&P500マップ】

00


【過去1週間のS&P500マップ】

00

過去1週間のS&P500をみると、

ほとんどの銘柄が上昇しており、特に慌てるような1週間ではなかったことがわかります。

また、過去1カ月を振り返ってみると、

債券利回りの上昇とともに、やや不安定な株価が続きましたが、

過去1カ月でS&P500は+2.09%上昇しています。


【リスクを取り過ぎていませんか?】

ここ最近のちょっとした市場の動きに、強い不安を感じた方は、

元々、自分自身の許容できる範囲を超え、

リスクを取り過ぎていた可能性があるかもしれません。

過去を振り返れば、今週、今月以上に市場が混乱することはざらにあります。

もし、心当たりのある方は、

この機会に自身のPFや資産配分を見つめ直してみるのもいいかもしれません。



【今後の方針】

S&P500のような低コストのインデックスファンドに長期投資をする場合、

短期的な株価の動きやちょっとした株価の下落、

市場や周囲の騒がしさに動揺してはいけません。

もちろん、個別株投資も同じだと思いますが、

一時の感情に流されず冷静に合理的な判断をすることが大切だと思います。

私は、株価の上下、債券利回りやFF金利、バリュー・グロース、セクター等のローテーション、増税や地政学リスク、各ニュースや経済指標などを

よく学びつつも、知った上で全て無視して、

資産配分を維持しつつ、いつもどおりVOO等に投資を続けていきたいと思います。


いつもありがとうございます