【3月25日 米国株式市場】

ダウ     +0.62%
ナスダック  +0.12%
S&P500    +0.52%

ジョー・バイデン大統領が初の大統領会見を行ったことや

3月20日までの1週間の新規失業保険申請が68.4万件と予想を下回り

1年ぶり低水準になったことなどから株式市場は上昇しました。

(参考 予想73万  前週 78.1万)


米10年債利回りは1.623%(前日比0.009%)

個別企業では、予想を上回る決算をみせたダーデン・レストランツが+8.27%上昇。

S&P500の中で最も上昇した銘柄となりました。


S&P500はここ一か月で-0.92%、ナスダックは-4.68%下げています。

嫌な気持ちや不安になっている方もいるかもしれません。

しかし、

米国株式市場が一ヵ月でそのくらい下げる事はざらにあります。

とくに慌てる必要はありません。



【VTIの過去5年のチャート】
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例えば、2018年も2月は-3.72%、3月は-1.99%、

10月に-7.40%下げた後、12月には-9.29%下げました。

株価が右肩上がりに上昇した印象のある2019年も

2019年も5月に-6.45%下げています。

2020年のコロナショックの時はもちろんですが、

2020年の9月と10月にも、それぞれ-3.57%・-2.16%程下げました。 


そんなVTIですが、

5年間のトータルリターンは年率16.44%となっています。

現在の株価は203.15ドルですが、

5年前の3月25日の株価は103.32ドルでした。


株式市場はバラ色で、楽しい時期ばかりではありません。

数週間、数カ月、(過去には数年)という単位で

米国株式市場が苦しむ時期、投資家が我慢を強いられる時期は往々にしてありました。

でも、そんな困難な時期があるからこそ、

投資は楽しいしより儲ける機会があると個人的には思っています。



【もし、個別株投資を続けていたら】

私なんかは元々バリュー投資家なので、

個別株投資をしていた頃は、

収益性が高く、決算や財務的に比較的良い企業の株の株価が安くなると嬉しい気持ちになったものです。

もし、今も個別株投資をしていれば、

割高感があってなかなか手を出さずにいたグロース株のバリュエーションの改善を喜んで、

もしかしたら買っているのかなと思ったりもします。

まあ、私自身は、今はもうアクティブに投資をするつもりはありませんが(笑)

今、頑張って個別銘柄に投資をしている人達の成功も願っています。


【まとめ】

もちろん、今後どうなるかはわかりません。

が、しっかりと利益を出している優れた企業の株であれば、

特に長期投資を志している方であれば、

1週間、1カ月という株価の上下や市場の雰囲気に惑わされることなく、

冷静に判断する事が大切だと思います。


私は人生の資産を投資にできる限り配分したくないので、

S&P500に投資を続けていきたいと思います。


いつもありがとうございます