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【モルガン・スタンレー ビットコインファンドの提供か】


17日、CNBCは関係者の話として

モルガン・スタンレーが、大手米銀で初めて、

ビットコインで資金運用するファンドを提供すると報じました。


CNBCによると、

モルガン・スタンレーは社内メモにて、金融アドバイザーに対して、

富裕層顧客向けにビットコインを保有できる3本のファンドを立ち上げると通知したそうです。

3本のうち2本はギャラクシー・デジタルが運用、残り1本はFSインベストメンツとNYDIGが管理するととのこと。

この「関係者」は未公表の情報だとして匿名を条件に情報を提供しています。


詳しくは、CMBC、ロイター、ブルームバーグ等の報道をご確認ください

https://jp.reuters.com/article/morgan-stanley-bitcoin-idJPKBN2B931P





【投資の条件に注目】


個人的に注目しているのはこのファンドに投資ができる条件です。

報道によると「積極的なリスクを許容できる」富裕層顧客だけが、

この3本のファンドにアクセスできるということです。


これらのファンドに投資可能なのは、

〇同行に200万ドル(約2億円)以上の資産を預け入れている投資家

〇預け入れ資産が最低500万ドルの投資会社。

〇いずれも口座開設から半年経過していること。

さらに、こうした要件を満たす投資家であっても、

仮想通貨ファンドへの配分比率は純資産の2.5%までに制限されるとのことです。


この報道が真実であればですが、

モルガン・スタンレーは、仮想通貨を投資の対象としてはいるものの、

ものすごく慎重な姿勢だということがわかります。

少なくとも、人生一発逆転や投機の手段としてではなく、

どちらかといえば、仮想通貨(ビットコイン)を

コモディティーやヘッジ、資産を保全するの手段の一つとして捉えているようにも感じます。


【ビル・ゲイツ氏の意見】

先日、ビル・ゲイツ氏は、

デジタル通貨やその技術の可能性には肯定的な見解も示す一方で、

ビットコイン(への投資)に対して、以下のような懸念を述べていました。

「失ってもよいお金をそれほど持っていない人も、こうした熱狂に引き込まれると思う」

(イーロン・マスク氏は理解していると思うので心配していないが)

「イーロン・マスク氏ほどのお金を持ってない人は気を付けた方がいい。というのが私の一般的な考えだ」


【個人的な意見】

ビットコインを「投機の対象」として捉え、上がる下がるに賭けている方は別ですが。

(それはそれで全然いいと思いますが)

もし、ビットコインを「資産(資産保全やコモディティー)の一つ」として捉え、

長期保有を考えている方であれば、

ビル・ゲイツ氏の懸念や今回のモルガン・スタンレーの仮想通貨ファンドの条件。

「資産を2億円以上もっていて、積極的なリスクを許容できる投資家でも、仮想通貨ファンドは純資産の2.5%まで」

この意味をしっかりと考え、解釈し、

自分の投資や資産配分に落とし込むことが大切だと思います。


私は仮想通貨をPFに加える必要性を特に感じませんし、

何よりよくわからないので(笑)

今までどおりの投資を続けていきたいと思います(^_^)voo


いつもありがとうございます