【3月19日 米国株式市場】
ダウ -0.71%
ナスダック +0.76%
S&P500 -0.06%
水曜日に史上最高値を更新したS&P500ですが、
週間リターンは3週間ぶりにマイナスで終わりました。
昨日は、銀行、素材、資本財、セクターなどが下げましたが、
ヘルスケアなどに関連する企業は上昇しました。
小型株指数のラッセル2000は前日比+0.88%となりました。

【米10年債利回り】
米10年債利回り 1.732%(前日比0.003%)
債券利回りの上昇は、一般的に株式の下落圧力となります。
これが、元々バリュエーションが高かった株には特に逆風となります。
【個別株】
FRBは大手行を対象にした自己資本規制である補完的レバレッジ比率(SLR)に関する緩和措置を延長せず、期限の3月末で終了すると発表しました。
銀行業界は、この措置が延長されることを期待していました。
この措置は主に国内最大手の銀行に適用されていたため、米大手銀行株は1~2%下げました。
〇ビザ(V) クレジットカード大手ビザは-6.24%。
米司法省の調査を受けているという報道により時価総額で約300億ドルを消失しました。
〇ナイキ -3.97%
前四半期売上高が予想を下回りました。オンライン販売は拡大しましたが、新型コロナの影響で店舗売り上げが低調でした。
【S&P500のパフォーマンス】
1週 -0.61%
1カ月 +0.04%
1年 +63.27%
1週間ではマイナス、一月ではほぼ横ばいとなりました。
S&P500に投資をしていれば、
こういう期間も全然よくありますので、特に気にする必要はありません。
過去一年のパフォーマンスも、
コロナショックの影響によるものなのであまり意識しない方がよいでしょう。
S&P500に長期投資をする場合、
過度な期待や高いリターン、目先のリターンを求めすぎるのは禁物です。
【まとめ】
過去、FF金利、債券利回りは上下に変化を続けてきました。
(例)過去10年間の米10年債利回り

(例2)同期間のVTI(全米株式ETF)のチャート

米国株式市場は長期的にみれば、
金利や債券利回りの変化や時折吹く逆風にも負けず、今日まで成長してきました。
金利や債券利回りは重要な要素の一つですが、
数ある重要な変数の一つに過ぎないということも忘れてはいけません。
もし、低コストのインデックスファンドを用いて、
S&P500等へ長期投資をしているのであれば、
金利や債券利回りを気にすることなく
自分の目標、リスク許容度、投資期間などに合わせた
資産配分を維持し、これからも規律ある投資を続けていくことが大切だと思います。
いつもありがとうございます
ダウ -0.71%
ナスダック +0.76%
S&P500 -0.06%
水曜日に史上最高値を更新したS&P500ですが、
週間リターンは3週間ぶりにマイナスで終わりました。
昨日は、銀行、素材、資本財、セクターなどが下げましたが、
ヘルスケアなどに関連する企業は上昇しました。
小型株指数のラッセル2000は前日比+0.88%となりました。

【米10年債利回り】
米10年債利回り 1.732%(前日比0.003%)
債券利回りの上昇は、一般的に株式の下落圧力となります。
利回りの上昇により、株式市場から債券市場に資金が移動することが原因の一つです。
利回りの上昇は、株式市場から債券への資金移動を促し、
投資家は、株式に高い価格を支払うことを躊躇するようになります。
投資家は、株式に高い価格を支払うことを躊躇するようになります。
これが、元々バリュエーションが高かった株には特に逆風となります。
【個別株】
FRBは大手行を対象にした自己資本規制である補完的レバレッジ比率(SLR)に関する緩和措置を延長せず、期限の3月末で終了すると発表しました。
銀行業界は、この措置が延長されることを期待していました。
この措置は主に国内最大手の銀行に適用されていたため、米大手銀行株は1~2%下げました。
〇ビザ(V) クレジットカード大手ビザは-6.24%。
米司法省の調査を受けているという報道により時価総額で約300億ドルを消失しました。
〇ナイキ -3.97%
前四半期売上高が予想を下回りました。オンライン販売は拡大しましたが、新型コロナの影響で店舗売り上げが低調でした。
【S&P500のパフォーマンス】
1週 -0.61%
1カ月 +0.04%
1年 +63.27%
1週間ではマイナス、一月ではほぼ横ばいとなりました。
S&P500に投資をしていれば、
こういう期間も全然よくありますので、特に気にする必要はありません。
過去一年のパフォーマンスも、
コロナショックの影響によるものなのであまり意識しない方がよいでしょう。
S&P500に長期投資をする場合、
過度な期待や高いリターン、目先のリターンを求めすぎるのは禁物です。
【まとめ】
過去、FF金利、債券利回りは上下に変化を続けてきました。
(例)過去10年間の米10年債利回り

(例2)同期間のVTI(全米株式ETF)のチャート

米国株式市場は長期的にみれば、
金利や債券利回りの変化や時折吹く逆風にも負けず、今日まで成長してきました。
金利や債券利回りは重要な要素の一つですが、
数ある重要な変数の一つに過ぎないということも忘れてはいけません。
もし、低コストのインデックスファンドを用いて、
S&P500等へ長期投資をしているのであれば、
金利や債券利回りを気にすることなく
自分の目標、リスク許容度、投資期間などに合わせた
資産配分を維持し、これからも規律ある投資を続けていくことが大切だと思います。
いつもありがとうございます
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