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【3月9日 米国株式市場】


ダウ    +0.10%
ナスダック +3.69%
S&P500   +1.42%

米債券利回りが低下し、

主要なハイテク企業が上昇したことを受けて、ナスダックは約3.7%上昇。

約1年ぶりの急騰となりました。

テスラは+19.64%と約1年ぶりの大幅な上昇を記録。

アマゾンやマイクロソフトも過去数週間で最大の上昇となりました。


ダウは他の指数に比べてハイテク株へのウェイトが低いため0.10%の上昇となりました。

小型株指数のラッセル2000は+1.91%の上昇となりました。


【米10年債利回り】

米10年債利回り 1.546%(前日比-0.048%)

前日に1.613%と約13カ月ぶり高水準を付けた米10年債利回りでしたが、

昨日は一時1.523%まで低下しました




【S&P500のパフォーマンス】

1週    -2.06%
1カ月   -2.41%
1年  +28.56%

【S&P500マップ】

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テクノロジーセクターが+3.10%となる中、

債券利回りの上昇の恩恵を受けていた金融セクターは-0.34%と振るいませんでした。

アメリカン・エキスプレスは-3.44%下げました。

米国債利回りは、経済の回復とそれに続くインフレへの期待の高まりとともに上昇しています。

利回りが高くなると、一般的に株式市場に下向きの圧力がかかります。

ただ、債券利回りの上昇自体は悪いことではなく、ある意味では普通のことです。

経済見通しの改善も反映しているため、この環境下ではポジティブなこととも言えます。


米国株式市場はここ数週間、

債券利回りが上昇していることに順応していました。

テクノロジー株は、米国債利回りの上昇を受け、

バリュエーションへの懸念からここ数週間売り込まれていました。

ナスダックは、2月12日に付けた終値での最高値を10%超下回り調整局面入りしていましたが、

今回の急騰はその直後に起こりました。


市場タイミングを正確に測り続ける難しさと飛び込む勇気を改めて思い知らされますね。




【まとめ・感想】


株価や市場の雰囲気というのはニュース一つで手のひらを返すように一変します。

現在の「米国債利回り」を中心とする市場や「金融相場」がいつまで続くかはわかりません。

バリュエーションが割高なものが売られ、魅力的なものが買われる、

いつも市場がこう単純なら良いのですが。


私は明日の10年債利回りも、

株価も、ニュースもわからないので、

バリューが上がっても、グロースが上がっても、

特に気にすることなく

時価総額加重で市場全体に投資ができる低コストのインデックスファンドを用いて

資産配分を維持しつつ、いつもどおりの投資を続けていきたいと思います。


いつも本当にありがとうございます。


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