バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。

米バンガードの今後10年間のリターン予測

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2020年12月31日時点から、今後10年間の年率換算名目リターン予測。

数値は、

株式はリターンの分布の50パーセンタイルを四捨五入した値の±1.0ポイント

債券は50パーセンタイルを四捨五入した値の±0.5ポイントの範囲となっています。


ドルベース、アメリカ人視点のものです。

あくまでも予想という点にご注意ください。将来を保証するものではありません。




【株式】


()はボラティリティ

米国株       3.0%~5.0%  (16.9%)
米バリュー株    4.4%~6.4%  (18.9%)
米グロース株   -0.1%~1.9%  (17.9%)
米大型株      2.9%~4.9%  (16.5%)
米小型株      3.2%~5.2%  (21.9%)
米国不動産     3.0%~5.0%  (19.6%)
全世界株式(除く米)  6.1%~8.1%  (18.6%)

米総合債券     0.8%~1.8%  (4.2%)
米国債       0.5%~1.5%  (4.4%)
国際債券(除く米)   0.6%~1.6%     (2.5%)(ドルヘッジ有) 

現金(米ドル)   0.7%~1.7%   (1.0%)
米インフレ     1.1%~2.5%   (2.4%)




【ポイント】


米グロース株の予測がマイナスとなっているのに驚きました。

バンガードの今後10年間の株式リターン予測で「マイナス」を見た記憶はありません。


一方、米バリュー株は市場全体を上回る予想となっています。


米大型株よりも米小型株の方がリターンは若干高いものの、

リスク(ボラティリティ)も大きいと予想されています。


引き続き米国株式よりも米国以外の地域の株式の方が、高いリターンになると予想しています。


そして「名目」でこれです。

インフレを考慮すると、よりリターンは下がります。

米国人視点であれは、現金(米ドル)や債券の予想リターンでは、

予想されるインフレに負けてしまう可能性があります。


バンガードは、米国ではインフレが一時的に上昇する可能性がありますが、

インフレに対する財政的影響は最小限であると予想しています。

もちろん、これらは全て予測であり、将来を保証するものではありません



【感想】

たぶん、また、このバンガードの記事を見た、

投資系インフルエンサー等が、

あれこれ騒ぎだすと思います。

別にそれ事体は別に悪いことではありませんが、


もし、長期投資をしているのであれば、

周りの騒ぎや声に影響されることなく、

航路を守り投資を続けていくことが大切だと思います。


いつも本当にありがとうございます。

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