S&P500ETFと米国株に投資するブログ

東北の田舎に住んでます。S&P500ETF(VOO)に投資してます。 アメリカ株の情報や、書評等など更新してます。

S&P500

幸福度と株価チェック~年率15%上回るリターンでも~

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いきなりすみません。図があるとわかりやすいのですが、数学が苦手な方は例をとばして最初の太字から読んでいただけると幸いです。


例)米国短期国債を年率15%上回るリターンが期待できる株があるとします。またボラティリティ(誤差)は年率10%だとします。

この株のサンプル経路を100本とすると68本近くは、「15%プラス・マイナス10%」つまり5%~25%の範囲に収まると期待できます。(ベル型の正規分布では、観測結果の68%がプラス・マイナス1標準偏差の範囲に収まります。凸←の真ん中みたいなイメージ)

またサンプル経路を95本にしてもー5%から+35%の範囲に収まると期待できます。




年率で期待リターン15%・ボラティリティ10%ということは、任意の1年で93%の確率で儲かるとなります。

さてこの株、皆さんはどう思われるでしょうか?

私は大変魅力的な株に感じます。むしろあらかじめこの結果がわかっているなら間違いなく買います。


今日のテーマはここからです。

任意の一年間では93%で儲かる株ですでは任意の一秒間ではどうでしょう?



答えは50.02%です


以下この株の期間ごとの儲かる確率をまとめます。

1年    93%
3か月   77%
1か月   67%
1日    54%
1時間   51.3%
1分    50.17%
1秒    50.02%


任意の一年では93%で儲かる株も、期間か短くなればなるほど儲かる確率は低くなります。


毎秒・毎分・毎時間株価を見ている人だと、1日の半分近くは画面に赤字が表示され悲しい思いをすることになります。(こんないい株に投資しているのに)

またダニエル・カーネマンらの研究によると、人間は損失を被った時の方の苦痛の方が、利益を出して得た喜びよりも大きく感じるとのことです。実際には50%の確率でも、本人の体感からすれば苦しい思いを感じる事が多い毎秒・毎分・毎時間となるでしょう。

1か月ごとにチェックする人ではどうでしょう?全体の67%の月で儲けが期待できるので、8か月は嬉しい思いをして、4か月は悲しい思いをすることでしょう。

1年単位で株価チェックをしてみると19年は嬉しい思いをし、苦しい年は1年となります。


現在は昔と違い、投資家が携帯電話で簡単にリアルタイムの株価がチェックできる時代です。

しかし、株価をあまり短い期間で見てしまうをストレスを感じでしまったり、長期的には儲かる・優良株を手放してしまう事に繋がりかねません。


流石に株価を見るな、気にするなとはいいません。

でも短期の株価の値動きにとらわれないことが、長期で資産形成するコツの一つかもしれません。


数学や行動経済学では株価チェックをしない方が幸せを感じるというのも、株が生きがいの投資家にとってはなんとも皮肉な話です。




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豆知識
ヨーグルトなどの乳製品は尿酸を外に排出する働きがあります。豆乳にはない。

257.5ドルでVOOを3株購入

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今朝起きたらSBI証券からお知らせが来ていました。
確認してみると257.5ドルで指値を入れておいたVOOが3株約定されていました。


SBI証券のNISA口座なので買い付け手数料はなし。257.5×3株で772.5ドルの買い付けとなりました。1ドル111円計算で約8万5747円となります。

給料日にドル転し、指値を入れた時点では260~261ドルあたりをうろついていましたので、指値を257.5ドルとしましたが、あっさりささってしまいちょっとびっくりしています。

こういう時は「もっと低く入れてもよかったかなぁ~」などと思ってしまうのですが(私もまだまだ修業が足りませんね笑)毎月一定額購入し、VOOの保有数を増やすという目標は達成できたので、まずは良しとします。

また26日に今月もイデコの引き落としがあり、枠内の2万3千円全て楽天VTIの購入にあてました。


今月の投資報告は以上になります。


さて、今日から5日間私の町最大のお祭りが始まります。このブログを書き終え次第、家族と出かけて北東北の短い夏を少しだけエンジョイして来ようと思います。

家族を待たせてまでブログを書いてる私って・・・(いや深く考えないようにしよう)


私の住んでいる町は地味にお祭りが多く、夏の間だけでも2週間前の七夕まつりから始まり、先週は新町祭り、今週は一番大きなお祭り、他にも神明宮祭りや三島祭り、花火大会、なまず祭りなんてのもあります。

私は流石に全部は行かないのですが、去年私の地元に引っ越してきた大学の後輩はほぼ全ての祭りに参加し(本当リア充な奴です笑)祭りの多さに驚いていました。


普段は何もない田舎町ですが、この期間だけは活気があり、最高に楽しい田舎街かもしれません。


皆さんの街には何か有名なお祭りやイベントなどはございますでしょうか?

ほとんど田舎から出たことがない私ですが、株でお金持ちになったら是非全国各地を巡ってみたいと思っています。


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米国「企業決算」絶好調。S&P500も1月以来の高値に

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今週も4~6月期の米国企業の決算が続いています。

気になるニュースも多くたくさん書きたい事があるのですが、まとめきれないと思いますので・・・

最近のニュースを見た私個人の感想を徒然と書いていきます。


それぞれの銘柄の詳しい記事は、ニュースや各ブロガーさんが書いてくれていますので・・・
詳細な分析はそれぞれの企業の専門家さんに任せます笑


まず私が専門としているVOO(S&P500ETF)に関しては1月以来、約半年ぶりに260ドルと突破し絶好調です。

でも安い方が個人的には嬉しいんだよな・・・
あと数日あがるのを待って欲しかったというのが本音です笑

とはいえ様子を見つつ指値をいれて次の給料日までには3株くらい買い増します。


個別企業でいくと

アップル(AAPL)・マイクロソフト(MSFT)・アルファベット(GOOG)などは相変わらずの好調ぶり。株価もいい感じに上昇しています。

今日のアマゾンの発表も楽しみです。


また、ハイテク株のみならずコカ・コーラ(KO)・ジョンソン&ジョンソン(JNJ)・ベライゾン(VZ)などの優良大企業(高配当銘柄・ディフェンシブ株)も概ねいい決算結果となっています。


おもいっきり後付けですが、やはり2月から続いた下落(調整)局面で買い増し、配当を貰いつつ我慢して再投資していれば今頃いいリターンだったのではないかと思います。

また、IBMに復活の兆しが見えているのが元フォルダーとしてはうれしいです。


ウェールズファーゴ(WFC)やGEはまだ復活に時間がかかりそうですね。(ちなみに私はジャックウェルチのファンなのでGEを応援しています

フィリップモリス(PM)の下落は歴史的に見ればいつものことなのでまあ大丈夫なんじゃないかなと思っています。

AT&Tやビザ(V)も決算は振るいませんでしたが、ここら辺の企業は規模も堀も充分ありますし、まず大丈夫でしょう。

FBがちょっと心配なくらいですかね。個人的にザッカ―バーグ氏のことは嫌いではないので頑張ってほしいものです。


とここまで長々感想を書きましたが、実は私はあまり三ケ月決算を重要視していません。


超長期投資をしている私にとって三ケ月決算はノイズにすらなるので(見て勉強や状況把握はしますが)基本的に知ったうえで無視します。


企業分析をする時でもわざわざ画面を切り変えて一年単位の決算を見ています。


でも三か月単位で一喜一憂している人をみると、正直楽しそうだな~羨ましいな~と思います。

私も以前はそうだったし実際とても楽しかったので・・・気持ちは本当にすごくわかります。


でも今は三ケ月後にすごい結果を出す企業ではなく、数十年後まで利益を出し続け株主にたくさん還元してくれる企業の方が好きです。


一方日本では久しぶりに長期国債の金利0.1%に上昇するなど、ようやく0金利政策が終わりを迎えつつあり、また新たな局面を迎えようとしています


金利上昇と言えば、我々米国株投資家は日本に先んじて金利上昇局面という荒波にもまれてきましたね笑。

しかしながらアメリカの企業と株は順調に成長し、1月の調整局面に入る前の水準まで戻しつつあります。


今月末の日銀の金融政策決定会合で日本も金利上昇に向かうとなれば、当然日本株もその影響を受け、おそらくは値下がりするでしょう。

さて日本企業は金利上昇局面でもアメリカ企業同様成長し続けられるのか・・・ちょっと注目です。

(もっとも銀行やゆうちょなど国債の低金利に苦しんでいた企業は金利上昇となれば歓喜するでしょうが笑)


経済や金融のルールが変わるときこそ、投資家の腕や胆力の見せ所だと思います。


日本株投資家のみなさん。幸運を祈ります。


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S&P500について 基礎基本5W1H

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マックの無料コーヒーを買いに行こうとしたら、車の中にクモの巣&かなりでかいクモがいて朝からテンションがダダ下がりのりんりです。

さて今日はこのブログと文章の基本に立ち返り、5W1Hに基づいて書いていきたいと思います。


1.WHO(誰が)

これは非常に簡単 それは「あなた自身」です。他の誰でもない貴方自身が、投資や自分や家族の資産形成をするのです。

「これはお前の物語だ」と某名作ゲームのキャッチフレーズがありますが投資もその通りです。

2.WHAT(何を)

これも簡単です。「S&P500」をです。

簡単に復習するとS&P500とは、アメリカで上場している代表的な企業500社の時価総額平均型株価指数です。要はアメリカの大企業500社の平均みたいなものです。

3.WHERE(どこで)

これまた簡単、証券会社です。S&P500指数に連動した投資信託やETFなどは証券会社等で購入できます。

手数料が安いSBI証券、楽天証券、マネックス証券などのネット証券がおススメです。(NISA口座を使えばETFの買い付け手数料も無料になります)

まずは証券会社に口座を開設しましょう。


4.WHEN(いつ)
5.WHY(なぜ)

ここら辺から投資スタイルや考え方の違いがでてきます。4.5は重複する点があるのでまとめて書きます。

いつS&P500に投資をする、購入するかは選択肢が複数あります。

まずS&P500に投資を始めるのに関しては、「今すぐ」がベストです。


なぜならS&P500はできるだけ長期で運用した方が効果が出るいう過去のデータがたくさんあるからです。あなたにとってできるだけ長期、つまり投資してない人なら今すぐが最善になります。

ただし、今すぐ全財産を投資するのはリスクがあります。ここら辺が意見の分かれる要因なのです。

投資を始めるのはできるだけ早い方が有利なのですが、(暴落などにも耐えれる強いメンタルでもない限り)いきなり全ての資産で始めるのではなく、段階的に投資していくのが良いかと思います。


なぜS&P500なのかと重複していきますが

過去200年のデータを見る限り、S&P500にはいつ投資をしても長期で持てば資産を増やせるという結果が残っています。最悪のタイミングで購入しても最長で15年で(配当や分配金を考慮していないため実際にはもっと早く)リターンが得られるデータが残っています。

リーマンショックやITバブル崩壊、真珠湾攻撃や9.11などの下落でも、それよりもっと早く、数年で株価指数を戻しており、歴史的に見れば本当に強い指数となっていますから、安心していつでも投資して構いません。

もちろん、よりよい運用成績を狙うなら安値のタイミングで購入するに限りますが、初心者やこれから始める方ならタイミングは無理に狙わず、まずは購入して持ち続ける」ことに重点を置くとよいでしょう。

少なくとも長期で考えれば、購入しない場合よりも遥かに資産は増やせるわけですから。



もし私が0からS&P500に投資するなら、最初(明日にでも)全財産の90%くらいS&P500に連動した商品を購入しますが・・・これははっきりいって初心者には(メンタル面で)オススメしません。

それ以外にも

1.投資信託などを利用して毎月積み立て投資する。

2.ETFなどをドルコスト平均法で購入していく

3.移動平均線などチャートを見て購入していく


などと言う選択肢があります。初心者には1.≧2.>>>>3といった感じでオススメします。



また少し話題がそれますが、初心者の方の選択肢としては、アクティブファンド(市場平均以上を目指すファンド。たいていの金融商品がこちら)よりもパッシブファンド(S&P500などの指数に連動させるファンド)の方をお勧めします。

なぜなら、投資の世界はプロでも長期で勝つことが難しく、また将来優れた結果を残すファンドやマネージャーを選ぶことは素人には更に困難です。投資はプロに任せておけば安心と言うわけではありません。

現に今年の金融庁の発表では日本銀行の投資信託で46%の人が損をしているという発表がありました。

またアクティブファンドの方が手数料が高く相対的に手取りリターンが下がります。


〈米国でインデックス(パッシブ)ファンドを下回ったアクティブファンドの割合〉

1年 48%
3年 68%
5年 68%
10年 79%
20年 82%

と長期ではS&P500などの指数に連動したパッシブ投資にアクティブ投資はほとんど勝てないというデータがあります。

初心者は無理に個別株などのアクティブ投資を行わず市場平均を狙う投資(S&P500)に投資する方が、簡単かつ良い結果を残せることでしょう。


6.HOW(どのように)

具体的にどのS&P500に連動した商品を買うかはですが、ここも個人の資産や考え方によって変わりますが、シンプルにまとめます。


まず、基本から。

最重要なのは手数料。できるだけ手数料が低い商品を購入しましょう。どれもS&P500との連動を目指しているのでリターンはそう変わりません。なので買付手数料、経費率、信託手数料など手取りが減る手数料が長期では運用成績に効いてきます。

確実に毎年のリターンを押し下げる手数料は要考慮が必要です。

またファンドの総資産額が大きい方が安全ですし、ETFの場合は取引額が多い方が流動性が高くてよいでしょう。

次に選択肢です。

〈円で投資するか、ドルで投資をするか

これはどっちでもメリット、デメリットがあります。

私は通貨分散の観点とドルに魅力を感じるからドルで投資しています。
でもドル転がめんどくさい方や為替リスクなどもありますので、円で投資しても問題ないと思います。


円でS&P500連動ETFを買う場合には東証で日本株と同じように売買できます。

1547「上場インデックスファンド・米国株式(S&P500)」
1557「SPDRS&P500ETF」

などがあります。

ドルで買う場合には米国株と同じような取引になります。

VOO(バンガード、私が投資している)
SPY(スパイダー)
IVV(ブラックロック)

などがあります。


次に上記の〈ETFにするか投資信託にするか〉です。

投資信託は、手数料はETFより少し高いですが自動積立や分配金を自動で再投資して節税できるメリット等があります。

投資金額が少ない方(毎月数千~数万程度)や、毎月ETF購入やドル転などがめんどくさい方、投資に割く時間がない方は最初に契約してしまえばあとは(毎月の引き落としと年に数通報告手紙が来るくらいで)解約まで何もしなくていい投資信託の方がよいでしょう

逆に、投資金が大きい方(一度に何十万単位で購入できる方)や自分で株のようにタイミングを見て売買したい方はETFの方がよいでしょう。
手数料の低さ、流動性などはETFの方に分があります。


以上、5W1Hになります。

詳しく書くとそれぞれさらに長文になりますが、簡潔に一言でまとめると

初心者~プロレベルの投資家にいたるまで、S&P500に連動したなるべく手数料の低い投資商品に長期投資するのはかなり有効な投資戦略です。



もっと簡潔に今風に言えば「S&P500は攻守最強、コスパ最高」といったところでしょうか?笑


最後に肝心のリターンを書きます。

1965年から50年間S&P500に投資をしていると平均年利9.7%で資産が増加します。

つまり資産が約114倍に増えます。

50年前に100万円投資をしていたら1億1400万円に増える計算です。



さてこの現実を、事実をあなたはどう思いますか?

私はS&P500ETF(VOO)に投資をしてます。


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2018年上半期1月~6月のS&P500指数の総評

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今年のS&P500指数は2018年1月2日2695.81から始まり、6月末時点で2718.37となりました。

上半期で約0.8%の上昇
です。


金利引き上げや、米中貿易問題、原油価格の上昇など今年の上半期もいろいろなことがありました。


2018年上半期(6月末)までにS&P500があげた上昇分の71%は、アマゾン・マイクロソフト・アップルが貢献したものでした。その3社に加えマスターカード、他四銘柄があげた上昇分計105%に寄与していました。

逆に言うとそれら以外の492銘柄を合計すると6月末時点の前年比で下落していたのです。


こうして半年間を振り返ってみると、単純にアマゾン、マイクロソフト、アップルなどに投資していればS&P500上回る利回りで勝ち組。

その他の多くの銘柄は横ばいor下落という一般の個別株投資家にはなかなか難しい相場だったかもしれません。

シーゲル流配当再投資戦略、高配当戦略、生活必需品セクター戦略、大型ディフェンシブ株戦略などで長期投資を掲げていた人達が不安になってもおかしくない環境だったかもしれません。

特に一昨年、昨年などの上昇相場で始めた方には、ちょっとした衝撃だったのではないでしょうか?


また、こうしてみるとアップルに集中投資をしてポートフォリオのトップにまで持ってきていた、世界一の投資家ウォーレンバフェットとバークシャーは流石の分析力だったと思います。


(私が大好きな大方優良株で堀のあるマスターカードやマイクロソフトもいいリターンだったので個人的に嬉しいのですが、個別株は一切買ってないから意味がないという笑)


とはいえ7月に入り状況は変わりつつあります。

ちなみに現在7月21日時点では2804.49と年初から4.8%と6月末より更に上昇しています。


現時点でS&P500ETF(VOO)のみに投資している私の利回りは、大雑把に計算すると(4.8%+分配金約1%後半)で約6%~7%くらいが年初からのリターンとなっています。

去年に比べると寂しい気もしますが、ここ数年が出来すぎだったのでおおむね妥当と言った所ではないかなと思います。

さて次の半年はどのような相場になるのでしょうか?

年末までの半年間各企業には頑張って欲しいものです。


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ファクター投資戦略 本当に大丈夫?

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今日はファクター投資戦略について考察してみようと思います。


ファクター投資とはなんでしょう。

世界中には様々な資産や多くの証券などがあり、それらが変動する要因を理解するのはとても困難な事です。

しかし、実際には複数の資産クラスに渡ってリターンの源泉を説明する要因があります。

それがファクターです。

例えば「景気の減速」というファクターは、株式だけでなくハイイールド債や不動産などの複数の資産の下落につながります。

最近のアメリカ市場ですと大きなファクターとして「金利上昇」があげられます。


これらのファクターを分析・利用し、リターンの創出とリスクの抑制と分散し運用するのがファクター投資戦略です。


ファクターは大きく分けて2つに分類されます

マクロ経済ファクター 経済成長やインフレのようなファクター。全ての資産クラスに影響を与える。

スタイルファクター  投資行動の規則性のファクター (バリュー株が過去において市場平均よりいいリターンをあげるなど)


ファクターにはいろいろなものがありますが、それらを組み合わせて自分にあったポートフォリオを組み立てるのがファクター投資戦略です。


簡単な例ですと、リターンを重視し、リスク許容度が高い方にはモメンタム(直近のパフォーマンスが良好な銘柄で好リターンの継続が期待されるもの)のファクターを重視するなどです。


ファクター投資は経済学者などの間で広く検証され、(私の目にしたデータでは)過去1960年代~2010年代にいたるまで長期に渡り有効性が証明されています。


技術の進歩により、情報へのアクセスやデーターの集積・解析が容易となった現在では、ファクター投資の制度が上がっているとも言われます。


ファクターを利用した戦略として以下の二つが有名です。

スマートベータ戦略 一定の基準に基づきファクターをとらえることで、時価総額加重のベンチマーク(S&P500など)を上回るパフォーマンスを目指す。

エンファンスト戦略 様々な資産クラスに買いと売り(ロングとショート)を組み合わせ、市場環境に左右されない絶対収益を追求する。

例、市場サイクルが底に近いときはバリューファクターを重視、市場サイクルが回復、上昇している時はサイズ(小型株)やモメンタムのファクターを重視するなど。

例は簡略化して説明しましたが、実際にはそれ以外にも数多くのファクターをかなり複雑に組み合わせて運用する方法です。

エンファンスト戦略に関していえば、完璧に行う事ははっきりいって私たちのような素人には無理です。膨大な情報分析と予測、資産配分などやっていることはもはやアクティブファンドと同じです。


さてこれらのファクター投資戦略は一見すごく理にかなった素晴らしい投資のように思えます。

科学や過去のデータの裏付けあり、現在でも長期に渡って適切に運用すれば市場を上回るリターンをもたらせると行ったデータもあります。

(やはり短期ではアンダーパフォーマンスもありますが、これは他の手法でも同じことが言えますので問題はないでしょう。)


また1つのファクターが長期間いいリターンをもたらすとは限らず、2008年と2011年で1番リターンの高かった「収益性」ファクターが、2016年には市場平均を大きく下回るファクターとなっています。


私の感想としては、ファクター投資の理論や理屈は理解できますし、素晴らしいと思います。


しかしながら、実際に行うのは非常に難易度が高く、素人はもちろん、長期に渡り市場の様々なファクターを予想し、リスク管理や資産配分をプロでも容易に行えるものではないと思います。


また、私は最新科学や理論の限界についても考えてしまします。

例えば、日露戦争の時の陸軍軍医の森鴎外。

当時結核とならび、脚気(ビタミンB1の不足による病気)は二大国民病と呼ばれ、ヨーロッパ等ではあまり見られないことから、東アジアの風土病と考えられていました。

当時の日本の脚気の主な原因は極端な白米中心の食生活です。なので白米を食べれない貧乏庶民や麦飯中心の海軍下士官には少ないなどには脚気は少なく、江戸時代から経験測として(理由はわからないけど)そば、麦、小豆などを食べれば改善されるとされていました。


しかし、当時ビタミン自体発見されておらず、またその概念すらありません。一般人の経験や言い伝えにはなにも科学的裏付けはありませんでした。

東大を卒業後ドイツで当時最新医学との細菌学を学んだエリートの森鴎外は、脚気を未知の細菌によるものと断定し、戦地で11万人以上の入院患者(戦地入院の44%)、2万7千人が死亡(戦争全体での死傷者は4万6千人)という戦闘での死傷者以上に甚大な被害を陸軍にもたらしました。

陸軍大臣の寺内や桂総理大臣は麦飯推進派、また麦を食べ脚気を減らした海軍からの麦飯推進のアドバイスは「麦は味が悪い、虫が付きやすい」などの理由から無視され、森鴎外も「海軍の対策は科学的根拠なし」とまねようとはしませんでした。

確かに当時はビタミンの概念すらなく、科学的根拠もありませんでした。

今でこそ後付けバイアスで森鴎外を批判することはできますが、彼も脚気根絶に当時最新科学で何とかしようと(脚気菌に感染しないよう衛生管理を整えるなど)頑張っていました。でも、実際に何万という死者はでているのです。

「脚気」以外にも「母乳」「ブラックマンデー」で、当時の科学や金融工学の限界について人類は学びました。


現在でも同様に最先端科学にも分析できないことやわからないことはあると思います。

まだ現在発見されていない未知のファクターや、安全だと思われていたファクターに今までの予想を超える隠れたリスクなどが存在していても何もおかしくないのです。


もし過去に前例のなかった、もしくは気づかれなかったリスクが急に出現し、予想していたリスクを遥かに超えてしまったら・・・

それが私たちの資産を死に至らしめてしまったら・・・


「最新科学や理論で予測・分析できなかったから仕方ない」とあきらめがつきますでしょうか?

私はちょっと無理です。



長くなりましたが、ファクター投資の概念や理論はある程度理に適っていると私は思います。

しかし同時に人間や最新科学の限界を思い出さなくてはいけません。

科学や理論は、道具としてうまく利用してこそ価値があります。それ自体を妄信してしまうのは危険だと私は考えます。


要は程度の問題だと思います。

「ファクター投資は素晴らしい、スマートベータに全資産ツッコむ(レバレッジも効かせるぞー)」だと危険です。

「資産の一部、全体の数十パーセントをファクター戦略にあてて市場平均を超えるぞ」くらいはありかなと私は思います。

(それでも市場平均を超えれる保証はどこにもないのですが)


さてファクター投資戦略あなたはどう思いますか?

ちなみに私は、堅物の田舎者と思われても従来通りの時価総額ベースのパッシブ投資S&P500ETF(VOO)に投資します。


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日本のインフレ率の推移。それでもまだ貯金だけでいいのですか?

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「なぜ投資をするのか?」

という問いには、人により十人十色の答えがあると思います。

「お金持ちになりたい」「家族のため」「老後のため」「早期リタイア」「そこに株があるから」などなど・・・


では逆に「なぜ投資をしなければならないのか?」「なぜ貯金だけではダメなのか?」という問いはどうでしょう。


その質問に対する答えとして「インフレリスク」「資産集中リスク」がよくあげられます。

今回はそのうちのインフレリスクについて記事にしていきます。


インフレとは「インフレーション」の略で日本語でいうと「物価高」と略されることが多いです。

モノやサービスの全体の価格(物価)がある期間において持続的に上昇することです。


例として

約60年前の月給は100円だった。→昔は一月100円以下で生活できていた。

某ハンバーガーが昔は50円だったのに100円に値上がりした。


など、これらは全てインフレの影響です。


(注、技術の進歩や生産量の増加などの企業努力により、インフレ中でも例外的に値段が下がる商品もあります)



インフレがなぜリスクで恐れるべきものなのかというと

お金(貯金)の価値を目減りさせてしまうからです。



例えば、60年前の月収100円のサラリーマンが、死ぬほど節約して一年間で年収全て1200円貯金したとします。彼は凄い努力をして貯めた1200円を60年後まで1円も使わず大切にタンスに貯金していました。(かなりの頑張り屋さんです。)



すると・・・なんということでしょう。

60年前は1年は余裕で暮らせたはずのお金が、なぜか今では1日の食費分くらいにしかなりません。


これが物価上昇の怖さと貯金のリスクです。


インフレ中はたいていの場合、給料も物価上昇に合わせて上がるので、生活は一応成り立ちます。


しかし、貯金などの資産の価値は(最低でもインフレ率と同等以上の利子や運用成績を収めていかないと)どんどん下がっていきます。


さらにもう一つ例をあげます。

銀行預金が0.01%。物価上昇が(政府の目標の)2%だとします。

100万を1年間銀行に預けた場合

現在  預金100万    物の値段 100万  
1年後 預金100万1千円  物の値段 102万 

となり元々100万円で買えていたものが102万円になってしまい、預金をしているだけでは差額19000円分損をしたことになってしまいます。



なぜ、過去に何度も実際に起きていて、今もなお世界中で起こっているインフレを全く無視することができるのでしょうか?


諸説ありますが、健全な資本主義経済では緩やかなインフレが理想とされています。つまりインフレが起こるのが普通なのです。



インフレは数%ずつゆっくり進むので、実生活において気づきにくい点も注意が必要です。

十年、数十年単位で比較して実感としてようやくはっきりとわかるのですが、その間も毎年少しづつ貯金の価値は目減りしていくのです。


読者の方の年齢にもよりますが、20~30代の若い人ほど貯金以外の選択肢が重要になってきます。



記事の最後に日本のインフレ率の推移を記載します。

70年代は凄い速度でインフレが起きています。アメリカなど諸外国でも各国似たような時期はあります。また90年代後半から2000年代はマイナス成長つまりデフレが起きています。

2014年からはアベノミクス効果でしょう。インフレ、物価上昇傾向に戻りつつあります。

ちなみによくニュースでインフレ目標2%に届かずと言っていますが、あれは前年と比較して2%と言う意味です。

2014~2017の3年間で見た場合、2%以上しっかりインフレしています。
さらに消費税も+3%あがったので、最低でも5%程度は確実に私たちの資産はダメージを受けています。


それでもまだ貯金だけでいいのでしょうか?

少なくとも物価上昇率と増税分以上の資産運用は必要だと私は考えます




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1970年からの日本インフレ率

1970 6.06%
71 6.35
72 5.07
73 11.65
74 23.16
75 11.57
76 9.44
77 8.12
78 4.38
79 3.60
80 7.81
81 4.83
82 2.82
83 1.87
84 2.20
85 2.15
86 0.59
87 0.00
88 0.70
89 2.31
90 3.05
91 3.40
92 1.59
93 1.36
94 0.62
95 -0.10
96 0.10
97 1.84
98 0.60
99 -0.30
2000 -0.70
01 -0.71
02 -0.91
03 -0.31
04 0.00
05 -0.31
06 0.31
07 0.00
08 1.44
09 -1.42
10 -0.72
11 -0.21
12 -0.10
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続報 ウォルマート(WMT)西友売却せず

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ロイターによると12日米ウォルマートは参加の西友を売却する決定はないとし、日本事業に引き続き従事する方針を明らかにしました。


昨日から巷を騒がしている、ウォールマート撤退の報道は日経新聞電子版の報道ですので、どちらの報道が真実かは今のところ判断しかねます。


そもそも誤報だったのか、すっぱ抜かれたので誤魔化したり報道に対応しているだけなのか・・・


今後どうなるかはよほどの情報筋を持っていない方以外は、今の段階では予測の域を出ないというのが本音ではないでしょうか。


話は少し変わりますが、生活に密着しているスーパーという業種はすぐになくなることはないと思います。

けれど、イオンやヨーカドーなど競合も多く、コンビニ・ドラックストアなど他の業種とも熾烈な顧客の取り合いが起こります。

またアマゾンなどのネット通販もスーパーから足を遠のかせる要因となります。


スーパー同士でも同業他社との差別化も難しく、人口減で国内市場は縮小、もし画期的な改革をしても同業がすぐまねをするので優位性は続かず、今後大きな成長は期待できない。


少なくとも堀が作りづらい、長期投資には向かない業種だと私は思います。


但しこれらは国内の話。


アメリカ本国のウォルマートは、ドミナント戦略と流通・コスト管理システム等、同業他社に比べてコスト面での優位性、また規模の大きさになどによりある程度は堀があると思います。


しかし日本の傘下の西友に堀があるかと言われると・・・

微妙です。


報道と言えば、企業合併や買収、スポーツ選手の移籍の報道は本当によく二転三転しますよね。

最近だとサッカー元スペイン代表のフェルナンドトーレスが鳥取に移籍するかも報道→破断報道→中国か中東に移籍→正式に鳥取に移籍が決まるとなった例がわかりやすいでしょうか。


企業だと昨年クラフトハインツがユニリーバとの買収報道も二転三転し、結局は流れました。

その間、2017年2月のクラフトハインツの株価は上がったり戻ったりわりと動いた印象があります。


報道が二転三転するときは、正式に決まるまで様子見る派or予想して山を張る派、で分かれると思いますが、私は正式に決まるまで様子見派です。



私はS&P500ETF(VOO)に長期投資が基本スタイルなので、わざわざ自分から不確定な情報を掴みにいって報道に踊らされたり、予想して外すリスクを取る必要がありません。


またS&P500ETF投資なら、最新情報を追い求める必要もないので、時間のない社会人や、情報分析が苦手な方におススメの投資法です。

(私は株が好きなので、結局情報を追い求めてしまいますが笑)


何もしなくても、何も考えなくても、ほぼ市場平均と同等の利益がでる投資法ですので、忙しい方には
S&P500などのインデックス投資を是非おススメします。


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田舎者とインデックス投資と東京

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有名ブロガーたぱぞうさんのブログにインデックス投資ナイト2018というイベントについての記事がありました。

田舎住みの私は、東京に行く資金でS&P500ETF(VOO)が1~2株買えちゃうので、余程のことがない限り行きたいと思わない私ですが・・・

「正直・・・くっそ行きたかったです。めちゃくちゃ興味あります。」

これでも私はインデックス投資家の端くれ。

登壇したメンバーの方々もいつも記事を読んだり、気になっている面々ばかりで、すごく勉強になりそうだし何よりおもしろそうです。


しかし、他のブロガーと全く何もつながりのない私は何から始めればいいのか・・・
一度も使ったことがないので全然わかりませんが、ツイッターでも始めれば交流できるのでしょうかね?笑


未だにこういう交流に関しては、ネット時代で昔より全然マシになったとはいえやはり田舎は不利ですね。(オタクなのに大好きなアニメや声優イベント、コミケにも行ったことがありません。)


まあでもS&P500ETFなどのインデックス投資なら、情報や人脈の不利も関係ありません
田舎住みにはインデックス投資が実は一番適しているのかもしれませんね。(なのにインデックスナイトには容易にいけない・・・なんという皮肉)笑。


実際問題として、田舎住みに加え会社員なので、金銭面だけでなく時間的にもなかなか東京にいける機会もないんですけどね。

それでもおもしろくて、勉強になるなら「有休を・・・」と本気で悩んでる今日この頃です。


ちなみに私が最後に東京に行ったのは10年以上前です。
(スカイツリーはありませんでした。でもでも六本木ヒルズはありました!)


いつか私も地元でインデックス投資や米国株関係のイベントを開けたらなあーと夢に描いてます。
(人はめちゃくちゃ少ないと思いますが・・・いや周りに一生懸命布教すればあるいわ・・・)


私はS&P500ETF(VOO)に投資しています。

私は一人でも全然前に進めます。でも一緒に道を歩ける仲間がいたら、もっと投資が楽しいのかなとも思う夏の夜でした。

バフェットという田舎住みの投資家の大成功の例が実際にありますので、私も田舎住み投資家としてがんばります。

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[速報]最新長者番付発表!なんと3位に・・・


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CNNによると米ブルームバーグの長者番付で、6日の時点で


1位 ジェフ・ベゾス (アマゾン) 1410億ドル
2位 ビル・ゲイツ (マイクロソフト) 
3位 マーク・ザッカ―バーグ (フェイスブック)816億ドル 

4位 ウォーレンバフェット(バークシャーハサウェイ) 812億ドル


フェイスブックの株が2.4%(年初から約15%)上昇していることが、ザッカ―バーグ氏が3位へ上昇した要因とみられています。

34歳で約9兆の資産を築くとは・・・

ザッカ―バーグ氏マジ半端ないって。


1位~3位が全てIT企業の創業者です。また4位の世界一の投資家ウォーレンバフェットもアップル社の株式を1億6500万株を保有し、今年の1~3月期にも7500万株買い増しています。


やはりこの先もIT分野が世界をけん引していくのでしょうか?


ちなみに私はS&P500ETF(VOO)に投資をしているので、アマゾン、マイクロソフト、フェイスブック、バークシャーそしてアップルと全てに投資していることになります。

実はITに関して私はそこまで詳しくありません。しかし、そんな私でもS&P500ETFや投資信託を使えばある程度利益の恩恵に与ることができます。

もちろん、知識のある方はIT分野の企業に集中投資して、この流れに乗っかるのも有りだと思います。

さて、IT株がすでに割高なのか、まだまだ低いのか・・・

これからどうなるのか私は未来が楽しみです。

P.S.速報なので、詳しく発表され次第また記事にするかもしれません。


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