私は大学時代せっかく経済学部に入ったのにあまり大学に行かずバイトに明け暮れていました。

米国株を始めてから財務分析や英語の授業など、もっとまじめに授業を受けておけばよかったと後悔しています。


ウォーレンバレット氏も高校時代からいくつかのビジネスに成功しある程度の資産をすでに築いていたため、当初は大学で勉学にあまり感心をもっていませんでした。むしろ大学はビジネス(資産形成)を遅らせると考えていたのです。

1度大学を中退したりもしています。

しかし、名著「賢明なる投資家」の著者ベンジャミン・グレアム氏とデイビット・ドッド氏がコロンビア大学で教鞭をとっていることを知ると、すぐさま手紙を出し1950年秋からコロンビア大学ビジネススクールに進み投資を学びました。

バフェット氏は勝手に本の作者はすでに死んでいるものだと思いこんでいたようで、笑い話として後に語っています。

ではバフェット氏が学んだ授業はどんなものだったのでしょう?

バフェット氏の発言や本などの出版物からいくつかまとめて紹介します。
(実際に私が受けたわけではないので想像によるところもありますのでご容赦ください)

まず使われていた教材はベンジャミン・グレアムとデイビット・ドッドの著した「証券分析」という本です。この本は1934年(戦前ですね)に発売された本です。

ウォール街や金融関係者のバイブル、古典的名作として有名です。

ちなみにこの本は日本でも手に入ります。
私も持っていますが辞書並みに分厚く1万円ほどします。

実は私が通っていた大学の図書館にもあったと知ったのは卒業してずいぶん経ってからでした笑。


「賢明なる投資家」はこの「証券分析」を一般向けに簡略化し編集したものになります。
もし読むなら私は「賢明なる投資家」をお勧めします。

同じ本を何度も繰り返し読む派の私ですが、「証券分析」はかなりの日数をかけて一回読みきるので精いっぱいでした。


その後1度も開いていません。


20歳のバフェット氏は「証券分析」をすでに何度も繰り返し読み、ケーススタディを頭に叩き込んでおり、春学期に授業が始まるころにはすでに二人の教えをマスターしていたといいます。

「それは何ページに書いていた」など作者のグレアムより詳しくなっていたという逸話もあります。


さきほど教材という表現をしましたが、日本の中高年のように教科書を暗記すればいいというような授業ではありません。「証券分析」の内容は暗記、理解しててようやくスタートラインです。

「証券分析」の理論を使って実際の会社を比較、分析し議論するというような授業内容でした。


例えば、ニューヨーク証券取引所の上場企業リストに連続して載っている企業を無作為に選んで比較するというようなものです。

「アメリカン・ホーム・プロダクツ」と「アメリカン・ホスピタル・サプライ」というようにアルファベット順で隣り合っている企業を適当に選んで比較分析します。たまたま似た業種の時もあれば、全然違う時もあります。

その二社の財務諸表などをみて、分析しその結果を議論していくスタイルの授業です。


約2年の間徹底的に、バリュー投資の基本と企業分析の力をバフェットはじめ「グレアム、ドッド村のスーパー投資家達」は身に着けていきました。

卒業生の多くが投資家として成功しています。


バフェット氏は一番先に手をあげ、グレアム氏に議論を挑みました。たまに授業がバフェットとグレアムの二人だけの世界になった時もあると語る同級生もいます。

バフェット氏はグレアムから唯一A+という高評価をもらい無事卒業しました。

実際に「証券分析」を見たことある方、読んだ方ならわかると思いますが投資に対する情熱と努力が半端ないです。


我々も四季報と証券分析で企業分析力をつければバフェットに近づけるのでしょうかね?


まさに「情熱なくして投資なし」

私も投資を始めたときの気持ちを思い出し証券分析を読みなお・・・

S&P500に投資します。


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