本日も昨日に続きVTがテーマです。

昨日はVTの基本的な紹介をしました。
本日はその実践編です。

ます「VTをポートフォリオのコアにする」というアイディアを見ていきましょう。

この方法は「ジェレミーシーゲル教授のすすめる株式ポートフォリオを再現する」にも役立ちます。

シーゲル教授と言えば配当再投資戦略が有名ですが、それ以外にも国際分散投資や低PER戦略なども進めています。

そしてシーゲル教授はポートフォリオの例として以下のような配分を推奨しています。

株式投資100%

ワールドインデックスファンド 50%
(アメリカ30% 非米国20%)

リターン補完戦略       50%
(高配当、グローバル、セクター、バリュー、各戦略10~15%)


そもそもシーゲル教授はポートフォリオのベースとしてインデックスファンドをすすめています。

そして手っ取り早く簡単にこの理論を取り入れるのには、まさにワールドインデックスファンドの代表であるVTが役に立ちます。

もっとも厳密にいえばVTは米国52% 非米国48%の構成比率です。
忠実に再現したい方や、誤差が気になる方はVTI(全米すべてに投資できるETF)を買う事で3:2の比率を簡単に維持できます。

またリターン補完戦略に国際グローバル投資戦略がありますので、そちらの非米国10%分を加えるとVTのままの比率でもいいのではとも思います。


このインデックスファンドをポートフォリオのベースに加える1番のメリットは、他の戦略が失速した時のクッションになるという事です。

インデックスは確かに各戦略のリターンには及ばないかもしれません。しかし長期では基本右肩上がりで、広く分散されているため、一つの戦略のみに集中するよりリスクが分散できます。

最近、高配当戦略や生活必需品セクター戦略が苦戦しているというような意見をよく耳にします。(もっとも個人的には一時的な苦戦だと思いますが)

しかしシーゲル教授の意見を厳密に再現していたら、その影響はポートフォリオ全体の10~30%の部分が調子悪いだけに過ぎないのです。

インデックスの部分には当然昨今調子のよいFANGのような成長株や金利上昇に強い金融株等も含まれていますので、それらがポートフォリオ全体のリターンを引き上げて調子の悪い戦略のフォローをしてくれます。


もちろん能力がある方、そしてメンタルの強い方は一つの戦略で高みを目指すのも良いでしょう。


しかしここ数か月の調整局面、金利上昇局面に動揺された方は、コアとしてまたクッションとして、VTなどのインデックスファンドを利用することを提案します。

ちなみに私はS&P500に投資しています。

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