【ビック7】

S&P500やナスダック、全世界株式インデックスなどにも大きな影響を与える、

ビック7の年初リターン(ドルベース)

ビック7「apple、Microsoft、アルファベット、Amazon、テスラ、ネヌビディア、メタ」

GAFAM

メタとエヌビディアはまだ最高値よりも40%を下回る位置にいますが、

アップルやマイクロソフトなどは最高値に近づいてきましたし、

テスラやAmazonmも6月の再安値から大きく回復しました。


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【見過ごされがちな功績】

さて、そんななか、年初からのS&P500やナスダックの下落にも負けず、

上昇し続けていたセクターが2つあります。

一つは、原油価格の上昇に牽引されたエネルギーセクター。

もう一つは、公益セクターです。


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2022年年初からのバンガード公益セクターETF(VPU)とQQQおよびバンガードテクノロジーセクターETF(VGT)との比較チャート(配当込み・ドルベース)

結果的に、20%近くS&P500をアウトパフォーマンスした公益セクターなのに、昨年はほとんどSNS上では話題にならず、

むしろ今年より大きく下落したハイテク株やナスダックが話題の中心だったことを、いつもながら面白く感じます。


【いろいろなセクターを分析しよう】

例えば、数年前はオワコンといわれていた、米エネルギーセクターのリターンは去年、今年上半期と最も高いリターンとなりました。

また、エネルギーセクターは過去S&P500や米国株式市場との相関が低いので、(むしろ、原油価格に依存する場合が多い)

PFの一部に加えることで、他の米国株との分散効果によりPF全体のリスクを抑える効果が期待できます。

米公益セクターは、リスクが低めで配当が高く、元々ディフェンシブなセクターであることに加えて、QQQや情報技術セクターとの相関が低いため、

組み合わせることで、下落時のショックを和らげたり、公益株の配当で安値となったITハイテク株を買い上昇相場のアクセルにするなどいろいろな使い方が考えられます

QQQとVUGの相関
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個人的には、むしろ、ハイテク株好きな方ほど、

よりハイテク株を活かすために、逆に勉強する価値があると思いますし

少なくとも、イメージや印象で、全く勉強しないのは勿体ないと思います、


得意分野や集中投資も悪くないのですが、

結局、流行のセクターや投資戦術は入れ替わりますし、

永遠に「高」成長を続けた米上場企業はかつて1社もありませんでしたから、

アクティブ投資をするのであれば、自分が好きなセクター、得意な分野以外のことに関しても基礎知識くらいは勉強しておいた方が良いと私は思います。

あの「自身の領域を守れ」というウォーレン・バフェットですら、80歳を過ぎても勉強を続け、自身の領域を広げ、アップル等のハイテク株に投資をするようになった。

つまり、不得意分野で、ITバブルの時は一切手を付けず切り捨てた、分野の勉強もしっかりと行っていたわけから。

【個人的な感想】

全てにおいて万能なセクターや業種はありません。

どのセクターも強み、弱み、得意不得意があります。

経済環境やサイクルが変化する以上、勝ち組セクターや負け組セクターは入れ替わります。

もし、私がサイクルを利用して、コスト控除後のリターンで、長期間市場をアウトパフォーマンスできるくらいの稀代の天才投資家であればよいのですが、

私はごく普通の投資家で、さらになかなか自分が納得できるだけの時間や労力を株式市場に投入することができないため、

時間や手間のかからない、市場全体に分散投資ができるインデックスファンドを用いて、

予め、全てのセクターに分散投資をし、リスクを抑えつつ、各セクターが生み出すリターンを効率よく享受していきたいと思います。

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