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【脳の仕組み】

人を怖がらせると、その人の脳における感情の中枢である扁桃体が活性化する。

すると、生物学的脅威に直面したときのように、素早く、激しい反応が起こる。

問題は、感情中枢の活性化により、

脳の判断力実行機能を司る領域も影響を受けてしまうことである。


その結果、得られる反応は強く迅速であるが、まとまりのない一時的なものとなってしまう

たとえば、「体重を減らさないと心臓発作を起こすかもしれない」と聞いた後、1週間は激しい食事制限と運動をするが、その後、再び元の悪習慣に戻ってしまうというように。

恐怖心をあおるメッセージは、長期的には効果的な戦略とならない。

SHARP BRAIN たった12週間で天才脳を養う方法より引用


【感想】

投資家をやっていると、

YOUTUBEやネット記事、SNSや書籍などで、恐怖や不安を煽るような記事を目にしない日はない。

恐怖や不安を煽り、注目を集め、感情を揺さぶるのが彼らの仕事だからだ。

「無関心」を貫かれては彼らにとって何の利益にもお金にもならない。

しかし、結局のところ、やみくもにわかるわけでもない未来を予想して、恐怖心を煽るよりも、

良い習慣を続けよう。悪い習慣は遠ざけよう。

そういう当たり前のメッセージの方が、

何10倍もインデックス投資家にとって役に立つのではないのだろうか?

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