【GMOの最新の予測】

GMOが、2022年3月31日づけで、

今後7年間の各市場・資産のリターンの予測を公開していましたので紹介します。

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GMOのPDFより引用 

見づらい方は画像をクリックしてみてください。

注)ドルベース・インフレ調整後の実質リターン。

米国のインフレ率は、15年間で平均2.2%の長期インフレ率に回帰すると想定しています。

GMOの合理的な判断に基づくものであり、将来のパフォーマンスを保証するものではありません。

【株式】

米大型株     ‐5.0%
米小型株     ‐4.2%
先進国大型株   ‐0.0%
先進国小型株   +1.3%
新興国株     +3.8%
新興国バリュー株 +6.1% 

今後7年間米国株式市場は厳しいとの予想になっています。

米国を除く先進国株や新興国株はまだマシですが、

過去の米国株式市場の平均リターンより低い水準となっています。

また、債券の方もなかなかひどい数字が並んでいます。


【昨年よりは見通し改善】

ただ、去年の夏は「米国大型株‐8%」など、

もっとひどい予想が並んでいましたから、

今年年初からの調整である程度バリュエーションは改善したと見ていると思われます。

【永遠のベア】


GMOの予想は、いつもバリュエーションをとても重要視していると個人的には感じています。

また、GMOは「permabear(永遠のベア)」と呼ばれるほど、いつも悲観的な予測をすることで有名なので、

それも考慮して、参考にするのがと良いかと思います。

それが功を奏し、ITバブルやリーマンショックを見事に乗り切っています。

【まとめと感想】

米国株式市場のひどいリターンを始め、

各資産クラスのリターンが今後数年パッとしないということは、

全然あり得る可能性の一つだと思います。

リターンが低かったり、横ばい、あるいはマイナスとなっても、

自身の生活や投資に支障がでないよう、

各々のとれるリスクの範囲内で投資をすることが大切だと思います。

いざその時になって慌てないよう、あり得ないと決めつけずに、

もし、そうなったらどうするか想定しておくことも大切だと思います。


もちろん、予想はあくまで予想なので、

あまり振り回されることなく、各々上手い距離感を持って、料理して頂ければと思います。

個人的には、米国外の地域の方がマシ。バリュー株がマシという点では、バンガード社の予測と似ているなとも思いました。

私自身はいつも通り、自身の目標とする資産配分を維持しながら今後も投資を続けていきたいと思います。

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