【1月10日 米国株式市場】
ダウ 36,068 -0.45%
S&P500 4,670 -0.14%
ナスダック 14,942 +0.05%
ダウとS&P500は小幅に下げました。
ナスダックも序盤から下落し、一時‐2.7%ほど下げました。
そのまま5営業日続落かと思われましたが、10年債利回りが落ち着いたこともあってか、取引終盤IT/ハイテク株が買い戻され、小幅にプラスして終えました。
ただ、ナスダックはここ1週間で5.7%ほど下げています。
ラッセル2000は₋0.40%と小幅に下落。
VXUS(全世界株式除く米)は₋0.74%と下落しました。
米10年債利回りは1.762%。前日比‐0.07%。
一時1.8%台まで上昇する場面もありましたが、後半落ち着きました。
VIX指数は19.34。+0.58と上昇してます。
【為替・コモディティー】
ドル円 115.22 -0.29%
NY原油 78.40 -0.63%
NY金 1,798 +0.09%
原油価格は下落。金はほぼ横ばいとなりました。
ビットコインは41,786。‐0.21%と小幅に下げて終えました。
一時6%ほど下落し、昨年9月以降となる4万ドルを割る場面も見られました。
【S&P500マップ】
IT,ハイテク株は一時下落していたものの、終盤反発。
今日はエネルギーや産業といった景気循環株に戻り売りがありました。
【セクター】
ヘルスケア +0.96%
情報技術 +0.32%
通信 +0.31%
エネルギー ‐0.48%
金融 ₋0.49%
不動産 ‐0.57%
生活必需品 ‐0.60%
公益 ‐0.72%
素材 ‐0.72%
一般消費財 ‐0.81%
資本財 ‐1.13%
11セクター中3セクターが上昇。
ヘルスケアセクターは一日を通じて上昇しました。
【過去1週間、1か月のセクターのパフォーマンス】
ここ1週間および1か月の各セクターのパフォーマンスは、
明暗がはっきり分かれる形となりました。
今日ようやく反発した、情報技術、通信セクターですが、
ここ一か月ほど苦戦が続いています。
各指数に占める割合の大きい、影響力の高いテクノロジー株の下落が、各指数を押し下げています。
【スタイルボックス】
全体的に小幅に下げる中、大型グロース株が反発しました。
【個別株】
〇ナイキ(NIKE)‐4.14%
アナリストがドイツのアディダスと伴に投資判断を「中立」に引き下げ。中国の需要も低調に留まると予想されています。
〇モデルナ(MRNA)+9.28%
今年は185億ドル相当のワクチン購入契約を締結。追加接種を含むさらに35億ドルのオプションを締結したと発表しました。
〇ジンガ(ZNGA)+40.67%
〇テイクツー・インタラクティブ(TTWO)‐13.13%
ゲームメーカーのジンガが急騰。テイクツー・インタラクティブ(TTWO)が同社を買収することで合意しました。
〇アプリア(APR)+25.81%
在宅医療機器のアプリアも急騰。同業のオーウェンズ&マイナーが同社を14.5億ドルの現金で買収することで合意。
【利上げについて】
FRBの利上げに関していろいろな予測が飛び交い、債券利回りも上昇したり、落ち着いたりしています。
金曜日の雇用統計も、FRBのタカ派姿勢に変化を与えるような内容ではなく、市場では3月の早期利上げ開始予想が増えています。
今年3回の利上げとの見方がコンセンサスとなっていますが、
3月利上げ開始であれば、4回の可能性もあるのではとの見方も出始めています。
今日も、ちょうどJPモルガン・チェースのダイモンCEOが4回の利上げについての可能性について話していました。
市場では、今月25、26日のFOMCで少なくとも、3月利上げ開始を示唆してくるのではとの見方が強まっています。
ただ、実際にはまだ一回目の利上げも始まっていませんし、利上げとは今後数年間にわたり付き合っていかなくてはいけない問題となりますので、
予めしっかりと分散投資等をしている投資家であれば、目先のことやニュース、予測に対し過剰に反応したり、不安視する必要はないかと思います。
【まとめ・感想】
今週は経済指標の発表や決算で忙しい1週間となります。
水曜日には、12月の消費者物価指数。
木曜日には、12月の卸売物価指数(PPI)
の発表があり、インフレが物価にどのような影響を及ぼしているかについて投資家やFRBが知ることになります。
また、金曜日の12月の小売売上高は、消費の動向や経済の強弱を示唆するものとなります。
そして、今週から10~12月期の決算発表があります。金曜日には、シティグループ、JPモルガンチェース、ウェルズ・ファーゴの3社が最新の四半期決算を発表します。
米国企業の決算の内容がそこまで悪くなるとの予想は少ないようですが、問題はガイダンスで、今後の利益成長の鈍化を懸念するような声がちらほら聴かれます。
もちろん、今後どうなるかはわかりませんが、企業の決算内容次第では市場の空気がまた変わる可能性があります。
個人的には利上げに負けず、しっかりと良い業績を残し続けていって欲しいなと思っています。
とはいえ、私はS&P500等のインデックスファンドにただ投資をしているだけなので、
経済指標や各企業の決算の発表を特に気にすることなく、学んだうえで無視して、いつも通りの資産配分を維持しつつ、投資を続けていきたいと思います。
個別株投資をする皆様におかれましては、忙しくもあり、腕の見せ所でもある、おもしろい数週間となると思います。
お互い頑張っていきましょう。
いつもありがとうございます。
ランキングサイトに参加しています。
下の応援クリックボタンを押して頂けると毎日更新する励みになります。
にほんブログ村
ダウ 36,068 -0.45%
S&P500 4,670 -0.14%
ナスダック 14,942 +0.05%
ダウとS&P500は小幅に下げました。
ナスダックも序盤から下落し、一時‐2.7%ほど下げました。
そのまま5営業日続落かと思われましたが、10年債利回りが落ち着いたこともあってか、取引終盤IT/ハイテク株が買い戻され、小幅にプラスして終えました。
ただ、ナスダックはここ1週間で5.7%ほど下げています。
ラッセル2000は₋0.40%と小幅に下落。
VXUS(全世界株式除く米)は₋0.74%と下落しました。
米10年債利回りは1.762%。前日比‐0.07%。
一時1.8%台まで上昇する場面もありましたが、後半落ち着きました。
VIX指数は19.34。+0.58と上昇してます。
【為替・コモディティー】
ドル円 115.22 -0.29%
NY原油 78.40 -0.63%
NY金 1,798 +0.09%
原油価格は下落。金はほぼ横ばいとなりました。
ビットコインは41,786。‐0.21%と小幅に下げて終えました。
一時6%ほど下落し、昨年9月以降となる4万ドルを割る場面も見られました。
【S&P500マップ】
IT,ハイテク株は一時下落していたものの、終盤反発。
今日はエネルギーや産業といった景気循環株に戻り売りがありました。
【セクター】
ヘルスケア +0.96%
情報技術 +0.32%
通信 +0.31%
エネルギー ‐0.48%
金融 ₋0.49%
不動産 ‐0.57%
生活必需品 ‐0.60%
公益 ‐0.72%
素材 ‐0.72%
一般消費財 ‐0.81%
資本財 ‐1.13%
11セクター中3セクターが上昇。
ヘルスケアセクターは一日を通じて上昇しました。
【過去1週間、1か月のセクターのパフォーマンス】
ここ1週間および1か月の各セクターのパフォーマンスは、
明暗がはっきり分かれる形となりました。
今日ようやく反発した、情報技術、通信セクターですが、
ここ一か月ほど苦戦が続いています。
各指数に占める割合の大きい、影響力の高いテクノロジー株の下落が、各指数を押し下げています。
【スタイルボックス】
全体的に小幅に下げる中、大型グロース株が反発しました。
【個別株】
〇ナイキ(NIKE)‐4.14%
アナリストがドイツのアディダスと伴に投資判断を「中立」に引き下げ。中国の需要も低調に留まると予想されています。
〇モデルナ(MRNA)+9.28%
今年は185億ドル相当のワクチン購入契約を締結。追加接種を含むさらに35億ドルのオプションを締結したと発表しました。
〇ジンガ(ZNGA)+40.67%
〇テイクツー・インタラクティブ(TTWO)‐13.13%
ゲームメーカーのジンガが急騰。テイクツー・インタラクティブ(TTWO)が同社を買収することで合意しました。
〇アプリア(APR)+25.81%
在宅医療機器のアプリアも急騰。同業のオーウェンズ&マイナーが同社を14.5億ドルの現金で買収することで合意。
【利上げについて】
FRBの利上げに関していろいろな予測が飛び交い、債券利回りも上昇したり、落ち着いたりしています。
金曜日の雇用統計も、FRBのタカ派姿勢に変化を与えるような内容ではなく、市場では3月の早期利上げ開始予想が増えています。
FEDウォッチは、3月の利上げ確率を約80%としている状況です。1カ月前は約36%だったので、市場が多少慌てたり、調整が入るのもまあ普通かなと思います。
バランスシート縮小に関しても、予想以上に早期に開始するのではとの見方も強まっています。
バランスシート縮小に関しても、予想以上に早期に開始するのではとの見方も強まっています。
今年3回の利上げとの見方がコンセンサスとなっていますが、
3月利上げ開始であれば、4回の可能性もあるのではとの見方も出始めています。
今日も、ちょうどJPモルガン・チェースのダイモンCEOが4回の利上げについての可能性について話していました。
市場では、今月25、26日のFOMCで少なくとも、3月利上げ開始を示唆してくるのではとの見方が強まっています。
ただ、実際にはまだ一回目の利上げも始まっていませんし、利上げとは今後数年間にわたり付き合っていかなくてはいけない問題となりますので、
予めしっかりと分散投資等をしている投資家であれば、目先のことやニュース、予測に対し過剰に反応したり、不安視する必要はないかと思います。
【まとめ・感想】
今週は経済指標の発表や決算で忙しい1週間となります。
水曜日には、12月の消費者物価指数。
木曜日には、12月の卸売物価指数(PPI)
の発表があり、インフレが物価にどのような影響を及ぼしているかについて投資家やFRBが知ることになります。
また、金曜日の12月の小売売上高は、消費の動向や経済の強弱を示唆するものとなります。
そして、今週から10~12月期の決算発表があります。金曜日には、シティグループ、JPモルガンチェース、ウェルズ・ファーゴの3社が最新の四半期決算を発表します。
米国企業の決算の内容がそこまで悪くなるとの予想は少ないようですが、問題はガイダンスで、今後の利益成長の鈍化を懸念するような声がちらほら聴かれます。
もちろん、今後どうなるかはわかりませんが、企業の決算内容次第では市場の空気がまた変わる可能性があります。
個人的には利上げに負けず、しっかりと良い業績を残し続けていって欲しいなと思っています。
とはいえ、私はS&P500等のインデックスファンドにただ投資をしているだけなので、
経済指標や各企業の決算の発表を特に気にすることなく、学んだうえで無視して、いつも通りの資産配分を維持しつつ、投資を続けていきたいと思います。
個別株投資をする皆様におかれましては、忙しくもあり、腕の見せ所でもある、おもしろい数週間となると思います。
お互い頑張っていきましょう。
いつもありがとうございます。
ランキングサイトに参加しています。
下の応援クリックボタンを押して頂けると毎日更新する励みになります。
にほんブログ村
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。