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【バンガード米国高配当株式ETF(VYM)】

何度か話していますが、

私が「米国高配当ETF」のなかで最も好きなのはVYMです。


ただ、今日たまたま読んだ記事で、

VYMのデメリットにREIT(不動産)が含まれていないという点が挙げられていました。

この点について補足というか、一つ豆知識を紹介したいと思います。


【VYMがREITを組み入れていない理由】

VYMは、米国の配当利回りの高い株式に投資をするETFですが、

実は「あえて」REITを除外しています。


REITは、法律上、利益の90%を配当として支払わなければならないため、

米国株式市場よりも高い利回りとなる傾向があります。

これらを組み入れると、VYMポートフォリオは、

このセクターに偏重し、分散性が損なわれる可能性があります。

米モーニングスターは「優れた戦略の裏側」として、

この点について、以前高く評価していました。


私はVYMの「完全なデメリット」というよりは、

リスクを減らし、安定した配当を維持するため、

分散を維持するための良い選択肢でもあるように思います。


もし、米国不動産やREITに投資をしたい方は、

それらを対象とする別のETFや投信等で対応するのが良いかと思います。



【VYMとSPYDを組み合わせる際の注意】

YYMにREITがないことを補うための一つの意見として、

「もしREITにも投資したい方は、高配当型ETFの中では珍しくREITを除外していない「SPYD」と「VYM」を合わせて投資すると良い」

といった意見も一部ではあります。

(なぜ不動産セクターを加えるのが珍しいかという視点で考えてみると面白いと思います)


ただ、そうすると今後は、

「REIT」以外のセクターや銘柄が重複したりして、

PFの一部の部分により加重してしまうことになり、

逆にリスクを上げてしまう可能性があります。

参考 SPYDのセクター比率 12月23日
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ですので、理由にもよりますが、

少なくとも「REITにも投資したい・分散したい」というような意図で、

この2つを重ね合わせるのは個人的にどうかなとも思います。


異なる意図があれば別ですが、そういう意図であれば、

素直にそれらを対象とする別のETFや投信等に投資をすることで対応するのが良いかと思います。


需要があれば、意外とあまり知られていない

米高配当ETFや戦略の基本的な知識や豆知識を

また紹介していきたいと思いますので、

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