【11月30日 米国株式市場】

ダウ     34,483 ー1.86%
S&P500      4,567 ー1.90%
ナスダック  15,537 ー1.55%

米国株式市場は反落。

前日は落ち着きを取り戻した市場でしたが、

オミクロン株への警戒感やパウエル議場の証言が株価を押し下げました。

小型株のラッセル2000は2,198。ー1.92%と下落。

VXUS(全世界株式除く米)も62.31。ー0.67%下落しました。

米10年債利回りは1.453%。ー0.076と低下。

VIX指数は27.19。+4.23%と上昇しています。


【為替・コモディティー】

ドル円  113.15 
NY原油 66.77 ー4.55%
NY金  1,771 ー0.61%

原油は一時5%近く下落。オミクロン株への石油需要の低下が懸念され下落しました。

金も小幅に下げています。

ビットコインは57,087ドル。ー1.3%と小幅に下げました。


【S&P500マップ】

00.

アップルやファイザーなど一部の銘柄を除き、ほとんどの銘柄が下落しました。

【セクター】

S&P主要11セクターは全て下落。通信サービスが下げを主導しました。

他、銀行株や原油価格の下落を受けエネルギーが下落。

オミクロン株への警戒感を受け、旅行やレジャー銘柄も下落しました。


【スタイルボックス】


00.

バリューグロース、大型~小型まんべんなく下落しました。

【個別株】

〇MEIファーマ(MEIP)+40.08%

ろう胞性リンパ腫治療薬「ザンデリシブ」の第2フェーズの臨床試験の結果が良好だったことが好感。



【オミクロン株について】

モデルナのバンセルCEOの「オミクロン株に既存のワクチンの効果は薄い」との発言をきっかけに、新型変異株への警戒感が強まり、市場は再びリスク回避の雰囲気が広まりました。

オミクロン株が懸念される中、メルクはプレゼンテーションの中で、経口治療薬「モルヌピラビル」はいかなる新変異株に対しても同様の活性を持つと発表しています。

ファウチ氏は、オミクロン株は30日朝時点で世界20カ国で226症例が確認されたと明らかにした上で、米国ではまだ検出されていないと明らかにしました。


【パウエル議長の証言】

パウエル議長は、「物価上昇がより広範囲に拡大し、インフレ高進リスクが高まった」

「インフレに関する一過性の表現を止める時が来た。数カ月早い資産購入ペース縮小終了の検討は可能で、次回FOMCで協議する」と述べ、

インフレへの警戒感を強めると共に、テーパリングの早期終了と早期利上げの可能性を匂わせました。

パウエル議長のオミクロン株への見解等は、ロイターがわかりますくまとめています。

https://jp.reuters.com/article/usa-fed-powell-inflation-idJPKBN2IF1ZH


パウエル議長の発言を受け、利上げの期待が高まり、米短期債利回りはやや上昇しました。

クラリダ副議長も「2%超えるインフレ率に満足していない」とコメントを題しています。

イエレン財務長官は30日に米国の回復は引き続き堅調だと確信しているとこれまで通り強気の見解を示しています。



【まとめ・感想】

赤く染まるS&P500マップを見ると、コロナショック時の事が思い出されますが、

当時と異なり、自然免疫及びワクチンによる獲得免疫の広がりと死亡率の大幅な低下、新しい抗ウイルス治療の普及なども考慮に入れ、冷静に状況の推移を見守る事が大切です。

パウエル議長の証言を受け、市場では2週間後のFOMCへの注目が集まっています。

デーパリングが終了すれば、インフレへ対抗するためにも、FRBはほぼゼロ日かい低金利を引き上げていくことが予想されます。

米国市場を過去最高に押し上げ、割高な市場への懸念を払拭してきた低金利という推進力が失われていくことになります。

金利の上昇は株価に影響を与えますが、なかでも割高な企業や、遠い将来的の利益が期待されている企業に大きな影響を与えます。

ただ、過去米国株式市場は利上げ局面も、疫病も苦しみつつも長期的には、何だかんだ乗り切って、成長してきたという実績があります。

もちろん、将来はどうなるかわかりませんが、

以前過去記事でお伝えした通り、予め自身のとれるリスクの範囲内で投資をしている方であれば、

米国株式市場(S&P500)がこのくらい下落するのはごくごく普通のことなのであまり心配したり、慌てて間違った投資判断をしないようにしましょう。

青森はいよいよ寒くなってきました。読者の皆様も健康にはお気をつけ下さい。

それでは、今日一日をしっかりと楽しんでいきましょう。

いつもありがとうございます。

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