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【初心者の方必読】

今回はS&P500やVTI、米国株に投資をする方が絶対に覚えておいた方がいい表を二つ紹介します。

リスク資産にどのくらい資産を配分しようかと考える時の参考に。

また、下落などに対し、必要以上に慌てないために、

基本的な知識として、事前に知っておくことが大切だと考えます。

それでは早速紹介していきましょう。


【S&P500の最大下落率】

下の表は各年毎のS&P500の最大下落率を示したものです。


1928年以降、S&P500の年間の最大下落率は平均ー16.3%でした。

インフレや新型変異株、テーマリング、中国などいろいろな懸念が囁かれ、

いろいろ混乱したように思える2021年ですが、2021年の最大下落率はたったー5.2%にすぎません。

リスクのとり過ぎや過度な楽観は、投資の継続を時に妨げることに繋がります。

初心者の方や最近投資を始めた方は、今年は通常より良い年であり、もうちょっと市場が下落したり、混乱した状態が普通である事を知っておくと良いかと思えます。

表をみるとわかるとおり、年の途中で最大10%以上下落した年はざらにあります。

あと、平均という言葉に注意して欲しいのは、毎年だいたい16%下がるということではなく、S&P500はボラティリティが高い時期と低い時期で波があると言われていたりもします。




【S&P500が1~3%以上下がった日数】

次の表はS&P500が1日でー1%、-2%、-3%下がった日の日数を各年毎に表したものです。


先週金曜日、南アフリカの新型変異株等の報道を受け、2.3%下落したS&P500ですが、

1日で2%下落するのは、今年だけで5回目。

過去を振り返ると、特に大恐慌時代や2000年代にはざらにあったということがわかります。

1日に1%下げる日なんて、年二桁日数はあります。

S&P500に長期投資をする際は、このような日々の変動を当たり前と受け入れ、動じないようにすることが大切です。



【まとめ】

S&P500や米国株に投資をする際には、良い点だけではなく、悪い点もしっかりと学ぶことが、投資や資産形成を成功させる上で大切だと思います。

もちろん、未来はわかりませんが、過去このくらいの事はあったということを知っておくと、

いざという時慌てる事もなくなりますし、正しい判断をするためのヒントになると思います。

今年のような比較的良い市場でも、日々の値動きやニュース、先行きの予測などに、必要以上に動揺してしまう方はリスクを取り過ぎている可能性があります。

暴落、長期停滞した「後」ではなく、良い時や市場が通常の時にこそ自身のリスク許容度を超えた投資をしていないか再確認することが大切だと思います。

米国株投資への長期投資やインデックス投資で最も大切ことの一つは市場に長期間居続けることです。

途中で投資を投げ出し、失敗しなくて済むように、今回紹介した二つの表のような悪い方の数字もしっかりと把握しておきましょう。

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