【S&P指数時価総額比率】

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ご存知の方も多いかと思いますが、

S&P500指数は米国株式市場の時価総額のおよそ80%を占めています。

同様に、

S&P400(米中型株指数)は時価総額の約6%を占め

S&P600(米小型株指数)は時価総額の約3%を占めています。

ちなみに「その他」の10%には超小型株約2300銘柄が含まれています。

こうして見ると、

やはり、米国株式市場におけるS&P500企業の存在感は圧倒的ですね。

一方、中・小型株は取るに足らないとまでは言いませんが、

一見あまり気にしなくて良いようにも見えます。



【欧州の国々より大きな米中小型株市場】

でも、実は、米国の中小型株市場は、

世界の多くの国々の株式市場よりも規模が大かったりもします。

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カナダのトロント証券取引所の時価総額は約1.9兆ドルですが、

米中型株指数のS&P400の時価総額は約2.1兆ドルとカナダ市場全体より大きく、

米小型株指数のS&P600でも、今人気となりつつあるインド市場と近い規模があり、

ブラジル、イタリア、スペインなどの株式市場を時価総額で上回っています。

こうしてみると、米国の中・小型株市場「も」世界の株式市場にとって重要な市場の一つであるといえるかもしれませんね。

少なくとも日本の中小企業と同じイメージで考えるとギャップにやられるかもしれません。


S&P500企業だけではなく、こういう米国の中小企業にも投資したい方やより分散したい方は、

VOOやS&P500に連動する投資信託ではなく、VTIや楽天VTIなどを選択することをお勧めします。

すでに、S&P500に投資している方で、中小型株にも投資をしたいという方は、

VXFというS&P500を補完する良いETFがあるので是非参考にしてみて下さい。

私はVOOに投資をしていますが、VTIも大好きです。


【いつもありがとうございます】

知らなかった。ちょっとだけ勉強になったよ。

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