【10月15日 米国株式市場】

取引前に発表された決算や、

9月の小売売上高が予想以上に良かったこともあり、

米国主要株価指数3指数は揃って上昇しました。

ダウ    35,295 +1.10% 
ナスダック 14,897 +0.50%
S&P500     4,471 +0.75%

小型株のラッセル2000は-0.37%と下落。

VXUS(米除く全世界株式)は+0.87%上昇しました。

米10年債利回りは1.574。+0.055と上昇。

VIX指数は16.30。-0.56と下げました。

NY証券取引所の出来高は前日比1億8158万株増の10億1275万株と増加しました。


【為替・コモディティー】


ドル円  114.26
NY原油     82.28 +1.2%
NY金   1,768   -1.7%

原油は週ベースで8週連続の上昇。

金は週ベースで0.6%高となりました。

コモディティー価格は全体的に上昇しています。


【ビットコインETFへの期待高まる】

ビットコインは米当局がビットコイン先物ETFを承認する見通しが高まったとの報道を受けて上昇。

ビットコイン上昇、ETFが来週にも取引開始との楽観論高まる

昨日は61,558ドル(+4.4%)と上昇し、6万ドル台を回復。

過去最高値の6万4895ドルに迫りました。

ビットコイン(暗号資産)関連株も上昇しています。

MSCIの分析リポートによると、仮想通貨になんらかのエクスポージャーを持っている上場企業は少なくとも52社で、その合計時価総額は7兆1000億ドルに上るとのことです。

逆に言えば、仮想通貨に何かあった時に株式市場が受けるリスクが高まっているとも言えます。


【S&P500マップ】

00.

【セクター】

一般消費財 +1.8%
金融    +1.5%
資本財   +1.0%
情報技術  +0.8%
ヘルスケア +0.5%
エネルギー +0.4%
素材    +0.3%
不動産   +0.0%
通信    -0.1%
一般消費財 -0.2%
公益    -0.2%


11セクター中8セクターが上昇。

特に良い小売売上高を受けて、個人消費関連株を中心に買われました。

決算のよかった金融株も上昇。IT・ハイテク株も上昇しています。

【スタイルボックス】

00.


昨日はバリュー株を中心に大型株が上昇。

小型グロース株はやや下げています。


【米小売売上高】

9月の小売売上高は

前月比 +0.7% 予想 -0.2% 前月 0.9%

予想に反して増加し、インフレとサプライチェーン問題が、予想よりも小売売上高に大きな打撃を与えていないことが示されました。

もちろん、上昇する価格を消費者が無制限に吸収することはできませんが、現時点では予想されたほどの消費の減少は見られませんでした。

ただ、物流に制約がある中、年末商戦への悪影響が引き続き懸念されています。

https://jp.reuters.com/article/usa-retail-idJPKBN2H51MX


【個別株】

〇アルコア(AA) +15.23%

売上高、EPSが予想を上回る好決算だったアルコアが急上昇。アルミ価格の上昇が追い風となり、2016年来の配当を再開させると発表しました。

〇ダック・クリーク(DCT) -22.42%

売上高EPSと予想を上回る決算でしたが、ガイダンスが弱く売られました。

〇23・アンド・ミー(ME) +16.88%

投資会社EMJキャピタルの創業者ジャクソン氏がCNBCにて「第2のROKUだ」

「10年後には英グラクソ・スミスクラインと同等かそれ以上になっているかもしれない」と発言。株価は上昇しました。

〇J.B.ハント・トランスポート・サービシズ +8.74%

決算の良かった貨物輸送会社のJBHTも大きく上昇しています。

【中国】

中国人民銀行は、中国恒大集団について、同社が金融システムに及ぼすリスクは「制御可能」で影響が拡大する可能性は低いとの見解を明らかにしています。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-10-15/R10J1PT0AFB701

一方で、チャイナ・プロパティー・グループは、15日に返済期限を迎えた2億2600万ドルの社債を償還できず、デフォルトに陥りました。

気になるところでは中国がよくわからない動きを見せています。



【まとめ・感想】

今週もいろいろあった一週間でしたが、

終わってみればS&P500は週間で1.8%の上昇となりました。

S&P500企業のうち41社が決算を終え、うち80.5%が1株利益の予想を上回りました。

予想を上回る経済指標の発表は、経済の停滞と高いインフレを伴うスタグフレーションへの懸念を和らげる効果があります。

とはいえ、インフレやサプライチェーンの問題そのものが完全に解決したかといえば、今のところそうではありません。

来週からIT・ハイテクや航空など決算が本格化してきます。

今後の決算やガイダンスの発表、経済指標の発表によっては市場の方向性は変わる可能性もあります。

FRBの利上げのスピードや中国、原油など他にもいろいろな可能性が市場には渦巻いています。

今日、来週株価が上昇したからと言って油断は禁物です。


悪い方向に向かったり、良い方向に向かったり、わかりずらい局面が続いていますが、

長期投資をする方は、目先の株価や市場の動きに惑わされることなく、規律ある投資を継続していきましょう。

S&P500は9月2日の最高値から最大5.2%下落しましたが、現在は1.5%圏内まで戻しています。

私は何もせず、ただ黙って市場に居続けたいと思います。

いつもありがとうございます。

応援クリックをして頂けると毎日更新する励みになります。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村