【一昨日はありがとうございました】

一昨日、Twitterのスペースにて、

お金は寝かせて増やしなさい」の著者としても知られる

インデックス投資の大先輩水瀬ケンイチさんやkawausoさん等と、

お酒を飲みながら、楽しく投資のお話などをさせて頂きました。

結構、長い時間、三者三様、自由気ままに話していましたが、

一時でも覗きに来て頂いたリスナーの皆さん、本当にありがとうございました。


【長期・分散・〇〇〇?】

さて、このスペースの中でおもしろい話題がでました。

「長期・分散・積立」って最近よく聞くけど、

昔は「長期・分散・低コスト」だったよね。というお話です。

三人ともひっかかっていたのは、三つめのキーワード「積立」です。




【積立も悪くはないが・・・】

もちろん、元手がない人は積立投資になりますし、

サラリーマンの給料とも相性がよいので、積立も悪くはないと思いますが、

積立そのものは特段有利も不利とも言えない方法ですし、

ドルコスト平均法にも特別優位性があるわけではないですから、

私自身は、投資に回せるお金が手元にあるのでしたら、

基本的には一括(できるだけ早く)で資産配分を整えた方が良いと思っています。



また、資産配分の完成を遅らせること自体が「市場のタイミングを計っている」

ということにもなるのですが、市場がどうなるか。

タイミングは誰にもわかないと私は考えています。


実はこのブログでも、

私は下の「長期・分散・低コスト」というワードの方はちょくちょくに使ってたのですが、

逆に上の「積立」バージョンは「意図的に」使わないようにしていました。


結局スペース内では「長期・分散・低コスト」の方がいいよね~的な感じで

とある投資信託のマーケティング戦略の闇をチラ見せしつつ、次の話題へと進んでいきました。



【投資の3原則は「長期・分散・低コスト」積立は?】

まあ、そんな感じだったわけですが、

なんと、偶然にも、本日10月12日付けのトウシㇽにて、

山崎元氏の「投資の3原則は「長期・分散・低コスト」、積立はどうか?」という記事が公開されていました。

内容としては、大前提として、投資は「リスク・プレミアムのコレクション」だ。というところから始まります。


【投資はリスクプレミアムのコレクション】

何度か過去に話してきたので割愛しますが、

株式投資家は無リスク金利に対して、追加のリスクを負う事でより高いリターンを得ることができます。

ここで大切なのは、高成長の企業から得られるリターンが高いとは限らないし、低成長の企業から得られるリターンが低いとは限らないという事です。

高成長の企業でも、割高すぎる価格で買ってしまうと、その後得られるリターンは小さくなります。

一方で、正しく価格生成されていれば、マイナス成長でも投資でリスク・プレミアムを得る事が期待できます。

(この点は本編で山崎先生がわかりやすく解説しています)


特にこの一節は秀逸ですね。同意しかありません。

丸暗記したいと思います。

 そもそも投資にあたって「信じる」という心の持ち方には賛成しないが(筆者は「賭ける」くらいが適切だと思っている)

投資する際に敢えて「信じる」べき原則があるとすると、「資本主義経済の成長」などではなく、「市場の価格形成の適切性」なのだ


そして、ようやく今回のテーマに入っていきます。


【長期・分散・低コスト】

①長期

では、リスク・プレミアムを得るにはどうしたらいいか?

答え)マーケットに居続ける。

期待値としての投資収益は、時間と共に拡大すると考えられるので、長期投資がよい。

また、敗者のゲームにもあるように、リスク・プレミアムの実現をもたらす株価の上昇は予想できない日に急に起こる事が多いことから、

長期的に市場に居続けることが重要となります。

リスク・プレミアムは時間と共に実現すると期待されるものなので、自分の資金を、株式を通じて資本として経済に参加させながら、リスク・プレミアムの獲得を目指すことが基本的な方法となる。


②分散

分散投資すると、期待リターンを保ったまま、リスクを抑える効果があります。

また、「分散」は投資家が自分自身の手で行う(コントロール)することができます。


予想される成長率に応じてそれなりの株価がついているわけですから、

リスクを抑えつつ、効率的にリスクプレミアムを集めるという意味で、

高成長な経済の国の株式と低成長、もしくはマイナス成長の国の株式の両方に投資をするのが概ね正解となります。

また、忘れられがちですがこの視点も重要です。

分散投資によるリスクの低減は、より大きな金額を投資できるようにするためにも重要だ。

例えば、ポートフォリオのリスクを小さくできれば、許容できる損失額から逆算される投資可能額を大きく出来るので、より多くのリスク・プレミアムを集めることを期待できる。


③低コスト

コストは何度も、何度も話してきたのでもう耳タコかと思います。

なのでシンプルにまとめます。

コストは「確実に」投資家の実際に手にするリターンを蝕みます。

しかも、長期投資を行えばコストは複利で効いてきます。

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これだけ影響が大きいわけですから、やはり外したり、軽視するわけにはいきません。


【まとめ・感想】

まあ、いろいろな意見があるでしょうが、

個人的には、というか理論的にも重要度で言えば、

長期◎、分散◎、低コスト◎、積立△くらいな感じたと思いますので、

やはり旧式の「長期・分散・低コスト」を私はこれからも使っていきたいと思います。

さて、最後は山崎先生の言葉で閉めましょう。

「いいタイミングを判断することは誰にもできないので、

市場に居続ける以外に良い方法はないし、

そのためには分散投資された状態で資産を持つことが効率的であり

なるべく手数料コストの小さい商品で運用するのが合理的だ」


と一度理解してしまえば、それで済むことだ。

自分にとって適切な大きさのリスクに納得した上で、

全世界株のインデックス・ファンドでも買ってしまえば、資産運用は完成する


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