【9月22日 米国株式市場】

米国主要株価3指数は1%上昇。

FRBがテーパリングを近く行う事を示唆しましたが、市場の反応は限定的でした。

ダウ    34,258 +1.00%
ナスダック 14,896 +1.02%  
S&P500     4,395 +0.95%

小型株のラッセル2000も+1.48%と上昇。

VXUS(米除く全世界株式)も+0.79%上昇しました。


米10年債利回りは1.31%。ー0.02%下げました。

VIX指数は20.94。前日比-3.42と低下しました。

米取引所の合算出来高99.1億株。直近20営業日の平均は99.9億株。


【為替・コモディティー】


ドル円 109.80
NY原油  72.02 +2.9%
NY金   1,769   -0.5%

ビットコイン 43,337  +2.9%

原油やビットコインは反発。

ここ数日リスクオフから買われていた金が昨日は売られました。


【S&P500マップ】

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【セクター】

エネルギー +3.2%
金融    +1.6%
情報技術  +1.4%
一般消費財 +1.3%
素材    +1.0%
資本財   +1.0%
不動産   +0.9%
生活必需品 +0.3%
ヘルスケア +0.1%
通信    +0.0%
公益    -0.1%

ほとんどのセクターが上昇。

原油価格の上昇を受け、エネルギーセクターが上昇。

FOMCの結果を受け銀行株の買いも膨らみ、S&P銀行株は+2.1%上昇しています。


【スタイルボックス】

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昨日は全体的に上昇。

より大きく下げていた小型株が特に反発しました。



【まとめ・感想】

中国恒大の主要部門、恒大地産集団は、9月23日の社債利払いを行うと発表。

中国恒大集団の債務問題に対する懸念が和らぐ中、米株式市場では朝方から買いが先行。

FOMCも概ね予想通りの結果となりました。

FOMCに関しては前の記事にまとめてあります

http://etfsp500.com/archives/28518690.html


S&P500は5営業日ぶりに反発し、7月以来の大幅高となりました。

ほんの数日前は数か月ぶりの大幅安と報じられていましたね。

過去のS&P500の傾向として、

大きな下落日と大きな上昇日は近い日に起こる傾向があります。

S&P500に長期投資をする方は、市場のボラティリティに惑わされることなく、

資産配分を維持しつつ市場に長期間居続けることが大切だと思います。

インフレ、経済・企業の成長の鈍化、デルタ株、増税など、

他にも懸念がたくさんある米国株式市場ですが、

私は特に気にせず、気長に投資を続けていきたいと思います。


お読みいただきありがとうございました。

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