【9月15日 米国株式市場】

主要3指数は上昇。

S&P500は3週間ぶりの大幅高となりました。

ダウ    34,814 +0.68%
ナスダック 15,161 +0.82%
S&P500     4,480 +0.85%

小型株のラッセル2000も+1.11%と反発

VXUS(全世界株式除く米)も+0.24%と上昇しています。


米10年債利回り1.306%。前日比+0.027%と上昇。

VIX指数は18.11。前日比-1.35と低下しました。

NY証券取引所の出来高は、前日比1万4953株増の10億0651万株と取引量が増えてきています。


【為替・コモディティー】

ドル円  109.37 -0.3%
NY原油   72.61 +3.1%
NY金    1,794 -0.7%

原油在庫が予想以上に減少したことが示され、原油価格が上昇。

米エネルギー省の週間在庫統計では、原油在庫は600万バレル余り減少し、2019年9月以来の低水準となっています。

ビットコインも48,221ドルと約2.4%程上昇しています。



【S&P500マップ】

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【セクター】


エネルギー +3.8%
資本財   +1.1%
素材    +1.1% 
情報時術  +0.9%
金融    +0.9%
通信    +0.7%
一般消費財 +0.7%
不動産   +0.4%
生活必需品 +0.4%
公益     -0.1%

公益セクター以外の10セクターが上昇。

特に原油高を受けエネルギー関連株が上昇しました。

昨日大きく下げた、素材、資本財、金融も反発しています。


【スタイルボックス】
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全体的に上昇。

特に昨日より大きく下げたバリュー株や小型株が大きく反発しています。


【個別株】

〇カイバル・ブランズ(KAVL)-42.13%

SPACのカイバル・ブランズは、電子タバコのBidi・Vaporの売上見通しを前年同四半期の3240万ドルから、340万ドルに下方修正。大きく売られました。

〇グリーンスカイ(GSKY) +53.15%

ゴールドマンが買収を発表しました。

〇マイクロソフト +1.68%

増配と新たな自社株買いプログラムを発表したことで各指数の上昇に貢献しました。

〇債券利回りの上昇を受け銀行株も上昇しています。



【中国関連】

中国当局がマカオでの監視強化の姿勢を打ち出したため、昨日に引き続きカジノ株が下落。

ウィン・リゾーツはー6.3%、ラスベガスサンズは-1.7%となりました。

中国の小売売上高が予想を大きく下回ったことから、中国株も下げました。

結果2.5% 予想7.0% 前回8.5%

中国不動産大手の恒大集団の過剰債務問題が深刻となっており、破綻リスクが高まっていることも中国への不透明感を強めています。

【まとめ・感想】

1~8月で20%上昇したS&P500ですが、

今月は緩和政策へ警戒感やデルタ株の影響への懸念により、軟調な動きが続いています。

最近の経済指標を受け、物価上昇がピークを超えたとする意見もあるものの、未だ不透明感が漂っています。

今日も夜に、小売売上高や新規失業保険申請件数の発表があり、その結果次第ではまた容易に市場の風向きが変わるものと思われます。

投資家にとって最大の脅威は、こう言った経済指標や懸念ではなく、自分そのものだと思います。

自分自身の感情や間違った予測に基づいた稚拙な行動は、

かえって自らの手で長期的なリターンを押し下げることに繋がります。


今米国株式市場が抱えているいくつもの懸念の中で、

今日明日解決するといった類のものはありません。

どれも今後、数か月~数年かけて付き合っていく課題になります。

S&P500や米国株式に長期投資をする投資家の方は、

過去の結果を表す経済指標の発表や目先の株価の上下に一喜一憂することなく、

自身のとれるリスクの範囲内で、適切な資産配分を維持していくことが大切だと思います。


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