【9月13日 米国株式市場】

S&P500は6営業日ぶりに反発。

原油価格の上昇によりエネルギーセクターが市場を牽引。

モデルナの下落なども響き、ナスダック100指数は小幅に下げました。

下院民主党による連邦法人税率引き上げ案や週内に発表される経済指標にも注目が集まっています。

ダウ    34,869 +0.76%
ナスダック 15,105 -0.07%
S&P500     4,468 +0.23%

小型株のラッセル2000も+0.59%と反発。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.65と反発しました。

10年債利回りは1.326%。前営業日より-0.015と小幅に低下

VIX指数は19.27。前営業日より1.68低下しています。

【為替・コモディティー】

ドル円  110.0円 +0.1%
NY原油      70.45    +1.1%
NY金    1,794  +0.1% 

NY原油が終値ベースで70ドル台を超えるのは約6週間ぶりとなります。

ビットコインは45,141ドルと下落。

仮想通貨関連のニュースが多かったので下にまとめました。


【S&P500マップ】

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【セクター】

原油価格が上昇したことから、エネルギーが2.9%と大きく上昇。金融セクターも1.1%と上昇しました。

その他上昇したのは、不動産0.5%、通信0.4%、資本財0.3%、生活必需品0.2%、一般消費財0.1%、情報技術0.0%で、

ヘルスケア-0.6%、公益-0.2%、素材0.0%が下げました。


【個別株】

ダイナバクス・テクノロジーズ(DVAX) -16.01%

提携先であるバルネバが、英政府からワクチン候補の供給契約を破棄する通知を受け取ったと発表。

リジェネックスバイオ(RGNX)+31.20%

アッヴィとAMDなど治療薬の開発・製品化で提携を発表しました。


【民主党は増税案を公表】

民主党はかねてより検討していた増税案を公表しました。

法人税21%→26.5%。キャピタルゲイン税20%→25%。最高税率37%→39.6%など

法案締結に向けのある程度の妥協も見られます。

例えば、法人税はバイデン政権が掲げていた28%から26.5%へと当初予定していた増税幅を下回りました。

このため市場では安堵感も広がりました。

共和党は反対の姿勢。まだ案が発表された段階なので採決されるかどうかはわかりません。

米国内の法人税を25%、海外所得に対する税率を提案の半分に増税すると仮定した場合、

2022年のS&P500企業の純利益を5%減少させるとの試算もあります。


【フィデリティ・仮想通貨に前向き】

ビットコインや仮想通貨に対してのニュースとして

フィデリティ・デジタル・アセッツのトム・ジェソップ社長は、フィデリティ・インベストメンツのデジタル資産関連の従業員数を今年4月から年末までに最大70%増やす計画だ。と語りました。

同社の機関投資家1100社を対象に実施した調査によれば、ファミリーオフィスの79%がデジタル資産に対して中立・前向きだったとのことです。

また、キャシー・ウッド氏率いるアークのETF、ARKWの新しい目論見書にカナダ籍のETFを通じた仮想通貨へのエクスポージャーに関する言及があったことも話題となっています。

ブルームバーグ

ライトコインがウォルマートと提携すると話題となり33%上昇。他の仮想通貨もしていましたが、ウォールマートは提携に合意した事実はないと否定。

これによりライトコインの上昇分は吹き飛び、大きく下げしました。


【経済指標】

今日、21:30時から米消費者物価指数(CPI)の発表があります。

インフレが一時的なものなのか長期化するのか、9月のFOMCを控え、市場関係者は様子をうかがっています。

ただ、最近のパウエル議長等の発言を見ると、FRBはインフレよりも雇用・労働市場を注視しているようにも思います。


【まとめ・感想】


6営業日ぶりに反発した米国株式市場ですが、

デルタ株、インフレやFRB、中国への懸念に加え、増税案や経済成長・企業利益の鈍化などいろいろな懸念が渦巻いています。

各ファンドや機関投資家の予想もまちまちで、秋に混乱はあるものの年末には上昇するという見方もあれば、下落すると予想している所もあります。

「秋の混乱はない」とする方もいました。

ただ、いずれにしても、

これから出てくる指標やニュース次第で結果はどうとでもなると思いますし、

その指標をコントロールする事も、プロでも割れる予想を

一個人投資家の私が正確に当て続けることも不可能だと思いますので、

こういった予測に振り回されることなく

私は今まで通りS&P500に投資をしていきたいと思います。


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