【9月9日 米国株式市場】

主要株価指数指数は揃って下落。

S&P500は一時最高値に近づきましたが、

終値では4営業日続落となりました。


ダウ    34,879 -0.43%
ナスダック 15,248 -0.46%
S&P500     4,493    -0.25%

小型株のラッセル2000も-0.03%と小幅に下落。

VXUSは-0.09%と小幅に下げました。

週間新規失業保険申請件数が約1年半ぶりの低水準となったことで、景気回復が減速しているとの懸念は後退したものの、

FRBがテーパリング開始する時期が前倒しされるとの観測が高まった。とロイターは報じています。

米10年債利回りは1.299。前日比-0.038%と低下

米国債市場では米国債の入札後に買いが強まり、利回りが押し下げられました。

VIX指数は18.80。+0.84上昇しました。


【為替・コモディティー】

ドル円  109.75   -0.5%
NY原油  68.14 -1.7%
NY金   1,800    +0.4%

ビットコイン 46,414ドル

原油価格が下落。中国が価格抑制を狙い、戦略原油備蓄を放出したことが材料視されました。(詳細

金とビットコインは小幅に反発しています。



【米新規失業保険申請件数】

9月4日までのの米新規失業保険申請件数(季節調整済み)

結果 31万件 予想 33.5万件 前回 34万件

前週から3.5万件減少し、昨年3月中旬以来、約1年半ぶりの低水準となりました。

労働市場が回復に向かっていることを示唆する結果となりました。

一方で、良い経済指標がFRBのテーパリングを早めるのではとの懸念する声も聞かれます。

【S&P500マップ】

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【セクター】


金融+0.2%、エネルギー+0.1%、素材+0.1%の3セクターが小幅に上昇。

その他のセクターは下落しました。

特に、不動産がー2.1%と大きく下げ、

バイデン政権の薬価引き下げの包括案の発表によりヘルスケアもー1.2%と下げました。

その他のセクターはそれぞれ0.3~0.6%程下げています。


【スタイルボックス】
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昨日とはうって変わり、小型株やグロース株が踏みとどまり、

大型株やバリュー株の方がより売られる形となりました。

日替わりで勝者と敗者が入れ替わる展開が続いています。


【個別株】

〇アファーム(AFRM) +19%

予想を上回る決算を発表。時間外で株価が上昇しています。

主要ネット証券では「マネックス証券」のみが米国株の時間外取引が可能となっています。

〇ルルレモン(LULU) +10.47%

昨日良い決算を発表したルルレモンは今日も引き続き上昇しました。

〇ヒューマニジェン(HGEN) -47.25%

FDAが同社の治療薬「レンジルマブ」に緊急使用許可を与えなかったことで大きく売られました。


【米航空会社、第3Qの売上予想を下方修正】

複数の米米航空会社がデルタ株の感染拡大により、

ワクチン接種開始後の旅行回復が鈍化し、航空券販売が減速する恐れがあると警告。売上高予想を下方修正しました。

アメリカン航空は、第3四半期の売上高予想を2019年の同期比でから20%減の所を約24~28減に下方修正しています。

https://jp.reuters.com/article/united-arlns-outlook-idJPKBN2G51SD

なお、ある程度予想されていたからか航空会社の株価は上昇。

安心感から押し目買いも出ていると報道されています。

【欧州中央銀行】

欧州中央銀行(ECB)は、債券買い入れプログラムの買い入れ規模縮小を決定。

緊急措置の解除に向けた一歩を踏み出しました。

 現行の1兆8500億ユーロ規模のパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の買い入れ規模を前2四半期の月間800億ユーロから小幅縮小すると発表。

声明では、良好な金融環境を維持しつつ、資産買い入れペースを「適度に」縮小させることに合意したと表明しています(詳細)。

ラガルド総裁はあくまで買い入れペースの調整であり

「テーパリングではない」「回復スピードはウイルスやワクチンに左右される」「まだ危機を脱していない」と強調しています。


【まとめ・感想】

市場では引き続きFRBやデルタ株への懸念が続いており、経済指標の発表等に敏感になっています。

久々にS&P500の4営業日連続の下落で不安を感じている方もいるかもしれませんが、

S&P500の2021年のマックスドローダウンは現時点で-4.2%。

2020年は-33.9%。2019年は-6.8%。2018年も10%以上のドローダウンがありました。

この程度の下落や続落はS&P500に投資をしていればよくある事です。


長期投資をしている方であれば、

短期的な株価の動きや市場の動向に左右されることなく、

しっかりと資産配分と航路を守り、規律ある投資を続けていくことが大切だと思います。

ちょっとした株価の下落に一々落ち込んでいたら、今日1日も人生も勿体ありません


自身の許容できるリスクの範囲内で投資をしている方であれば、

昨日の米国株式市場のことを気にするのではなく、

これから始まる今日1日を楽しむことが大切だと思います。



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