【9月7日 米国株式市場】

ナスダックは史上最高値を更新するもS&P500は下落。

全体的に下げる中、アップルやFBなど一部の大型グロース株が市場を支えました。

ダウ    35,100 -0.76%
ナスダック 15,374 +0.07%
S&P500     4,520 -0.34%


小型株のラッセル2000も-0.72%と下落。

VXUS(全世界株式除く米)は-0.03%と小幅に下げました。

米10年債利回りは1.365%。+0.043%と上昇

VIX指数は17.89。+1.48上昇しました。


【為替・コモディティー】

ドル円  110.30 +0.4%
NY原油  68.38 -1.3% 
NY金   1,796 -1.9%

金は一ヵ月ぶりに大きく下げました。

ビットコインは、46,531ドル。

ビットコインは東京時間で一時5万2921ドルまで上昇していましたが、NY時間で大きく下落。

1時間で10%余り下落する展開となり、5万ドルを割り込むと一気に4万3050ドルまで売り込まれました。

また、他の仮想通貨や関連企業の株価も大きく下げました。

今日からエルサルバドルがビットコインをドルとともに法定通貨に採用。

法定通貨となるのは世界初ですが、政府の電子財布に技術的な問題が発生しアクセスを停止するなど初日はやや混乱も見られました。


【S&P500マップ】

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【セクター】

ほとんどの銘柄が下落する中、

アップルやFB,、テスラなど影響力の大きな一部の銘柄に支えられ、

通信+0.4%、一般消費財+0.4%、情報技術+0.0%が上昇。

その他のセクターは下落しました。

資本財-1.8%、公益-1.4%、生活必需品-1.1%、不動産-1.1%、金融-0.6%、エネルギ--0.6%、エルスケア-0.6%、素材-0.6%

コロナ渦の影響を受けにくい大型ハイテクに買いが集まる一方、

資本財や景気動向に左右されやす株が売られました。

また、金融セクターでは、先日下げたカード系の会社が反発。債券利回りの上昇により銀行株も上昇しています。


【スタイルボックス】

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スタイル別に見ても、全体的に市場が下げる中、大型グロース株が上昇しています。


【個別株】

〇アップル  +1.55% 

最高値を更新しました。

〇アダプティミューン +28.95%

英バイオ企業「ADAP」が上昇。同種異系細胞療法の分野で、スイスのロシュと戦略的コラボレーションおよびライセンス契約を締結したと報じられました。

〇マッチ +7.54% 

デートサイトを運営するマッチはS&P500指数に採用されるとの発表を受け上昇しました。

〇3M -4.58%

昨日は資本財や工業系の株が売られました。



【その他のポイント】

レーバーデーが明け、多くの市場参加者が夏季休暇から復帰する中、デルタ株や経済回復ペースの鈍化の懸念とFRBによる緩和的な政策維持への期待とが交錯しています。

NY証券取引所の出来高は前営業日比1億1558万株増の8億4765万株。

FRBの動きや第2Qの決算が良かったため、夏の間は株価が上昇しましたが、

夏休みから戻ってきたトレーダー等により、今後数日から数週間ボラティリティーが上昇することが予想されます。

LPL FinancialのRyan Detrick氏は「金曜日の弱い雇用統計と、それが経済に与える潜在的な影響を、まだ消化しきれていないようだ」

「FRBに関しては、悪いニュースは良いニュースというシナリオになっているのではないかと考えざるを得ない」とコメントしています。

また、欧州中央銀行が今週予定している理事会で、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)に基づく資産購入の縮小を示すのではとの見方もあり、

各国の金融・財政支援縮小の動きにも注目が集まっています。


【まとめ・感想】

コロナからの急回復が終わり、通常の経済成長のペースに戻ることや、金融・財政性支援が縮小に向かうことなどから、

今後はこれまでのようなイケイケ米国株式市場からではなくなるかもしれません。

でも、それがある意味普通で健全な状態だと思いますし、私は特に気にせず投資を続けていきたいと思います。

デルタ株への懸念や混乱はありますが、ワクチンの普及等によりいずれは落ち着くと個人的には思っています。

こればっかりはどうなるかわかりませんが、

経済指標は過去の結果を表し、株価は未来の予想を反映していることに注意しましょう。

夏休みから戻ってきた市場参加者等の動きによって、これから数日~数週間ほど市場のボラティリティが高くなったり、市場の風向きが変わるかもしれません。

ただ、現段階で全ての市場参加者の意志決定の総和がどうなるかを、完全に予想することはプロの投資家でさえまず不可能でしょう。

アクティブに投資をする方は一旦待ったり、様子を見るのも一つの戦略だと思います。


私自身は市場がどう変化しても良いように、

予め自身の許容できる範囲内で、市場全体に分散投資をしていますので

これらの動きに特に左右されることなく、

VOO等に今まで通り規律ある投資を続けていきたいと思います。


お読みいただきありがとうございました。

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