広瀬隆雄氏「ナスダックの3倍で積み立てている連中はバカ」



7月、広瀬隆雄氏は自身の動画チャンネルにて、

レバレッジ・ナスダックについて視聴者からの質問の飛び、

以下のように回答していました。


2:43:30 レバレッジNASDAQのご見解

「あまりすきじゃないですね」

3:12:21 ナスダックの3倍で積み立ててる連中がいます

「はい、ばかですね」

http://etfsp500.com/archives/27828166.html


広瀬隆雄氏は以前からレバレッジに対して、あまり良い意見を述べていない印象があります。

基本的に現物で、たまにCFDなどを勧めているイメージですね。


私は広瀬隆雄氏が好きですし、尊敬しています。

私は個別株には投資をしていませんし、その全てを信じているわけでもありませんが、

有益な情報も発信されている米国株投資の大・大・大先輩だと思っています。


【9月の見通し】

そんな広瀬隆雄氏ですが、

9月2日にインヴァスト証券のHPにて、



短期相場の見通しはさておき、

米国経済の・企業の現状がまとまっていて面白いレポートだと思います。

実際、香港・上海・東京などの株式市場がダラダラ安している一方で米国だけが高い状況となっています。このような不均衡は永遠には続きません。どこかで大きな訂正が入るリスクもあると思います

米国の企業業績はすこぶる好調です。第2四半期決算発表シーズンではS&P500採用企業の8割以上が良い決算を出しました。EPS成長率も前年同期比+80%以上を記録しています。

しかし今後、前年比較は徐々に厳しくなってゆくと思いますので今のような好調がずっと続くと決めてかかることはできません。

特にここら辺の警告は、良く頭に入れておいた方が良いと思います。


【9月のおすすめETFはSPY・SSO・TQQQ】

そして、9月は波乱の相場が予想されるため、

今月は売りから入るトレード戦略を試してみるのに最適だと思いますとして、記事の最後におすすめETFを5つ紹介していました。

SPY・QQQ・SSO・TQQQ・XLK

SPY(S&P500)・QQQ(Nasdaq100)、XLK(テクノロジーセクターETF)ここら辺を売りから入ることを提案しています。

そして、注目すべきはSSO(S&P500 レバ2倍)TQQQ(Nasdaq レバ3倍)のトレードを、注意してくださいと警告しつつも勧めているということです。


これらの発言を整理し、察するに広瀬隆雄氏は

①レバレッジ投信(やETF)があまり好きではなく、

②「積立」するというやり方に批判的で、

短期のトレードに用いるもの

と考えていると推測できます。

実際に過去の広瀬隆雄氏のレポートを読むと以下のような記述もあります。

「トリプル」の動きを得るために、先物などの期限のある投資対象を利用せざるを得ないため、限月の乗り換えコストがどうしてもレバレッジETFのパフォーマンスを害してしまうという構造的な問題に因ります。

したがってこれらの「ダブル」、「トリプル」ETFは、せいぜいスイング・トレードのような、数日間から二週間どまりのトレードに限定してください。また見込み違いで逆を突かれたら、すぐ手仕舞いしてください。

私自身もレバレッジETFは短期向きという考えなので、ここら辺の考え方はすごくわかります。


【必殺・仕事人】

もしくは、話題性のあるETFを選択し、トレードを勧める事で、

依頼主であるインバンスト証券の利益および自身の評価や利益をしっかりと考えている、

ある意味で(依頼主に対して)素晴らしい仕事人であると察する事もできます。

これはまあ当然といえば当然なのですが。

広瀬隆雄氏の話に限らず、情報の受取手、読み手側は、

誰が得する記事なのか、何かインセンティブが働いていないかと、

良く考えて、そこら辺を割り引いて読んで判断することが大切だと思います。


また、広瀬隆雄氏の話に関していえば、

「時間軸」や「誰」に話しているかによく注意して(トレードなのか長期保有なのか)話を聞くことがポイントだと思っています。

でないと短期トレード推奨銘柄を長期保有してやられたりもします(そういう方をたまに見かけます)。



【私の感想】

私は、その仕組みをちゃんと理解し、許容できるリスクの範囲の中でやるのであれば、トレードや投機も悪くはないと思っています。

やりたいならやってもいいと思いますし、実際にやっている投資家の友人もたくさんいます。

自分と異なる投資戦略を採用している、意見を持っているからと言って、その人の良し悪しが決まるわけではありません。

ただ、私自身はやりませんし、おそらく家族や親しい友人には積極的に勧めたりはしないでしょう。
 
短期投資は勝者と敗者のいるゼロサムゲームであり、コストを考えるとマイナスサムゲームになると考えているからです。

少なくとも私や私の家族は(たまたま幸運で勝てる事もあるかもしれませんが)長期的にプロや天才トレーダー等に勝てるほどの能力はないと私は考えています。

なので私自身は愚直にインデックスファンドを用いた長期投資を続けていきたいと思います。

【8月の予想の結果】

さて私の話はおいておいて、最後に7月30日に公開された、

広瀬隆雄氏の「8月の注目ETF」の結果を振り返えって閉めましょう。


SPYとQQQは鉄板なのでおいておいて、

それ以外に勧めていた以下の3つはどうなったのでしょう。

①HEDJ ウィズダムツリー欧州株米ドルヘッジ付ファンド

②GLD SPDRゴールドシェア

③FXI  iシェアーズ中国大型株ETF


8月のリターンはS&P500 +3.03%、QQQ +4.22%に対して、

①HEDJ +2.03% 

②GLD -0.08% 

③FXI +0.99%

でした。あの広瀬隆雄氏でも時にこんな感じなわけです。


もし興味のある方は、過去の予想も見れますから、どの程度当てているのか。

毎月乗り換えるコスト控除を加味して調べてもおもしろいと思います。

まあ、過去当たっていたとしても、将来当たるかはわからないので難しい所だと思います。


【まとめ】

有益な情報や自分の知らない知識を教えて頂けることは素晴らしい事だと思います。

ですが受け取る側も、情報の取捨選択を行い、

正しく受け取り、情報を利用することが大切だと思います。


市場は一定ではなく常に変化続けていきますから、

将来に渡って学び続けることや情報を正しく得て分析する力は重要だと思います。

私は不器用な田舎者でして、

最新の情報に疎く、変化についていくこともドヘタくそなので、

S&P500を通じて変化や自身の情報・知識不足に対応していきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

応援クリックをして頂けると毎日更新する励みになります。