【注目記事】
8月18日 ダイヤモンドオンラインにて、
デルタ株が感染拡大でも日本株投資に「強気」な3つの理由、山崎元が解説
という記事が公開されていました。
日本株や米国株式の今後について、
山崎先生の見解が書かれていて、とてもおもしろい記事でしたので、是非読んでみて下さい。
【ちょうど質問もきてたので(笑)】
実は、先日ブログに、
「山崎元氏はなぜ日本株を勧めるんですか?為替リスクがないのはわかるけど・・・(以下略)」
というようなコメントが来ていました。
なぜ私に質問するのかがわかりませんが(笑)
おそらく、過去の山崎先生のコメントや記事を見る限り、
為替以外にも日本株を勧める理由があるように私は思います。
今日丁度良い記事が公開されましたので、
せっかくなのでご本人が書かれた記事を参考にしつつ、
質問様にも日本株について考えるきっかけにして頂ければと思います。
【日本株について】
おそらくここが今回公開された記事のメインの内容ですので、
是非じっくりと元の記事を読んで頂きたいのですが、
先日からたびたび山崎先生が話してる「ワクチンラグ」について(ワクチンの接種進捗状況の差による経済状況の時間差)や、その他現在の状況を分析し、解説しています。
私が特に納得感のあったのが以下の説明で、
東証1部の平均PERは今季の予想利益ベースでは15.17倍まで低下しており、益利回りに直すと年率6.6%になる。
諸般のファクターを勘案すると、益利回りは「6%」を標準と考えていいと筆者は思っている。
加重平均のPBR1.28倍も「株価は安い」と言える水準だし、加重平均の配当利回りも2.1%と、2%台に乗っている。
「既に人気化している銘柄」よりも、「現在は不人気な銘柄」の方が改善の余地が大きくて魅力的な投資対象である場合がしばしばある
ここら辺の記述は、バリュー投資家の方なら「うんうん」と大いに頷くのではないでしょうか。
【日本株の3大リスク要因】
個人的に少し笑ってしまったのがこの項です。
山崎先生の言う日本株にとっての3つのリスクを簡単にまとめるとこんな感じです。
①米国株が下落し、巻き添えをくらうリスク。
②菅内閣退陣のリスク(次期総理が金融緩和に理解が乏しく、財政再建に着手したがる人物なら・・・)
③増税リスク 「コロナ収まる→景気回復したね、はい財政再建」
①はいつものこととして(笑)
②③には普通にあり得そうで怖いですね。
逆に「インフレ率2%まではばらまくぞ。」「減税するぞ」くらいの気概がある人が、
総理になれば株価も景気も、日本の未来も今より良くなると思うのですが(笑)
【米国株について】
記事の後半では米国株の話が出てきます。
山崎氏はビックテックのPERが30倍前後である事に振れ、
「少し高い」としつつも、単に株価が割高だというだけでは強気相場は終わらない。
金融の引き締めなどの「きっかけ」がないとバブル的な価格形成はなかなか終わらない。と意見を述べています。
直近のこととしては、
ジャクソンホールでパウエル議長がテーパリングについて示唆するかを懸念とし、5%台半ばの失業率を考えると、
「(おそらく)これを慎重に避けるだろう(予想に責任は持てないが)」と見解を述べています。
この辺りは私を含め、大方の米国株投資家の方も似たような見解をお持ちかと思います。
「仮にそうなれば株価は上昇する公算が大きく、米国株に主導される形で、世界の株式の好調はもうしばらく続くように思う。」
と、山崎先生は述べています。
【最後に】
山崎先生は読者の方にとても良いメッセージを送っています。
以下の3点、そのまま引用するので、是非心に留め置いて頂ければと思います。(太字は私)
『なお、株価の上げ下げについてあれこれ述べたが、
ほとんど全ての投資家にとって株式投資では、以下の三つが重要な心得だ。
ほとんど全ての投資家にとって株式投資では、以下の三つが重要な心得だ。
(1)自分にとって適切な大きさのリスクの株式を分散投資の行き届いた形で持つ(インデックスファンドを持つのが簡単だ)
(2)「上げ相場にも、下げ相場にも、全て付き合う」つもりで長期保有するのが現実的な最善策であり、売り買いでうまく調整するのは難しいと心得る
(3)積立投資の仕組みを作った人は、たんたんと続ける』
流石ですね。
自分の許容できる範囲内で、(低コストの)インデックスファンドを用いて、
株式に分散投資をし、相場に関わらず長期保有をする。
積立投資をしている人は淡々と続ける。
基本中の基本ですが、
何だかんだで、大多数の人にとって、これが一番上手く行く可能性の高い投資手法だと私も思います。
もちろん、各々の考える投資戦略があるかと思いますし、
それはそれで全然良いと思います。
ただ、私自身は愚直に、基本に忠実に、淡々とインデックス投資を続けていきたいと思います。
お読み頂きありがとうございました。
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米国株ランキング
あまり株価に一喜一憂ぜず今後も投資を続けていきましょう!
元記事はこちらになります。
「https://diamond.jp/articles/-/279718」
良い記事なので是非一読してみて下さい。
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