【8月17日 米国株式市場のまとめ】
17日の米国株式市場は主要3指数がそろって下落。
ダウとS&P500は6日ぶりに反落しました。
ダウ 35,343 -0.79%
ナスダック 14,656 -0.93%
S&P500 4,448 -0.71%
小型株のラッセル2000は-1.19%と大型株よりも大きく下落。
VXUS(米除く全世界株式)も-1.22%と下げました。
米10年債利回りは1.258 前日比+0.001%と横ばい。
恐怖指数のVIX指数は17.81。1.69上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 109.60
NY原油 66.59 -1%
NY金 1,788 -0.1%
原油価格は4営業日連続の下落。
ビットコインは44,758ドルと下げました。
【S&P500マップ】
※クリックすると拡大できます
【セクター】
ヘルスケア(1.1%)が大きく上昇。
その他、不動産(0.1%)生活必需品(0.0%)公益(0.0%)を除く7セクターが大きく下げました。
最も大きく下げたのは一般消費財(-2.3%)、その他のセクターは-0.8~-1.2%程下げました。
昨日に引き続き、薬品や生活必需品などディフェンシブ銘柄には買いが入ったものの、
エネルギー、金融、産業、ハイテクなど幅広く売られました。
【個別株】
〇モデルナ +7.49%
バイデン政権がブースター接種提供を開始するとの報道を受け、3日ぶりに反発。ファイザーも+3.09%上昇しています。
〇ホームデポ -4.27%
売上高・EPSは予想を上回ったものの、既存店売上高が予想5.6%に対して4.5%だったことや、粗利益率が予想を下回るなどパッとしない決算となりました。
〇ロブロックス -1.12%
1株損益の赤字が予想以上だったことなどイマイチな決算で売られました。
〇アリババ -4.91%
〇バイドウ -2.86%
他、米国に上場している中国株が引き続き売られました。
〇クローガー +4.58%
ウォーレンバフェット氏率いるバークシャーが、第2Qにクローガーの持ち分を21%増やしたことが明らかになりました。
参考「https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/20210817-58774883-bloom_st-bus_all」
【7月の米小売売上高】
7月の米小売売上高は(前月比・季節調整済み)
実績 -1.1% 予想 -0.3% 6月 +0.7%
市場予想を下回りました。
急増は一服したものの、消費水準自体は2019年や20年と比べ高くなっています。
ここ数カ月と比べると緩やかなペースとなりましたが飲食店の売上高は増加。自動車やeコマースなどの売上高は落ち込みました。
モノからサービスに消費が移行していくという見方に一致します。
今後デルタ株の感染再拡大が旅行や娯楽といった分野に影響をもたらす可能性があります。
【パウエル議長とFRB】
S&P500は前日まで5日も続けて最高値を更新していました。
悪いニュースがあれば下がるもの当然といいますか、
そもそも株価は毎日上昇するものではありませんので、あまり気にせずいきましょう。
7月の米小売売上高が予想を下回ったことなどを受け、コロナウイルスの再流行が米国経済の足かせになっているとの見方が強まりました。
昨日に引き続き、テクノロジー株や個人消費に依存する企業の株から、ディフェンシブ銘柄な銘柄にシフトする動きも見られました。
明日のFOMC議事録や来週のパウエル議長の講演などでまた良くも悪くも市場は動くかもしれません。
中国やアフガニスタンなどの懸念もあります。
これらに対して、いろいろな考え方や戦略があると思いますが、
私自身は特に気にすることなく、今まで通りの資産配分を維持し、S&P500に投資を続けていきたいと思います
どんな戦略を採用される方であれ、
あまり日々の株価の上下に一喜一憂せず、冷静に投資を続けることが大切だと思います。
米国株ランキング
あまり株価に一喜一憂ぜず今後も投資を続けていきましょう!
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17日の米国株式市場は主要3指数がそろって下落。
ダウとS&P500は6日ぶりに反落しました。
ダウ 35,343 -0.79%
ナスダック 14,656 -0.93%
S&P500 4,448 -0.71%
小型株のラッセル2000は-1.19%と大型株よりも大きく下落。
VXUS(米除く全世界株式)も-1.22%と下げました。
米10年債利回りは1.258 前日比+0.001%と横ばい。
恐怖指数のVIX指数は17.81。1.69上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 109.60
NY原油 66.59 -1%
NY金 1,788 -0.1%
原油価格は4営業日連続の下落。
ビットコインは44,758ドルと下げました。
【S&P500マップ】
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【セクター】
ヘルスケア(1.1%)が大きく上昇。
その他、不動産(0.1%)生活必需品(0.0%)公益(0.0%)を除く7セクターが大きく下げました。
最も大きく下げたのは一般消費財(-2.3%)、その他のセクターは-0.8~-1.2%程下げました。
昨日に引き続き、薬品や生活必需品などディフェンシブ銘柄には買いが入ったものの、
エネルギー、金融、産業、ハイテクなど幅広く売られました。
【個別株】
〇モデルナ +7.49%
バイデン政権がブースター接種提供を開始するとの報道を受け、3日ぶりに反発。ファイザーも+3.09%上昇しています。
〇ホームデポ -4.27%
売上高・EPSは予想を上回ったものの、既存店売上高が予想5.6%に対して4.5%だったことや、粗利益率が予想を下回るなどパッとしない決算となりました。
〇ロブロックス -1.12%
1株損益の赤字が予想以上だったことなどイマイチな決算で売られました。
〇アリババ -4.91%
〇バイドウ -2.86%
他、米国に上場している中国株が引き続き売られました。
〇クローガー +4.58%
ウォーレンバフェット氏率いるバークシャーが、第2Qにクローガーの持ち分を21%増やしたことが明らかになりました。
参考「https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/20210817-58774883-bloom_st-bus_all」
【7月の米小売売上高】
7月の米小売売上高は(前月比・季節調整済み)
実績 -1.1% 予想 -0.3% 6月 +0.7%
市場予想を下回りました。
急増は一服したものの、消費水準自体は2019年や20年と比べ高くなっています。
ここ数カ月と比べると緩やかなペースとなりましたが飲食店の売上高は増加。自動車やeコマースなどの売上高は落ち込みました。
モノからサービスに消費が移行していくという見方に一致します。
今後デルタ株の感染再拡大が旅行や娯楽といった分野に影響をもたらす可能性があります。
【パウエル議長とFRB】
パウエル議長はタウンホール会議で、金融当局の「強力なツール」には限界があると発言。
「コロナウイルスの流行はしばらく収束しない可能性が高い」との見方も示し、「コロナ禍前の経済には戻らない」と発言しました。
FRBが量的緩和縮小を開始する時期などが焦点となっています。
明日発表される7月の米連邦公開市場委員会FOMCの議事要旨や、ジャクソンホールでの講演に注目が集まっています。
【まとめ】
S&P500は前日まで5日も続けて最高値を更新していました。
悪いニュースがあれば下がるもの当然といいますか、
そもそも株価は毎日上昇するものではありませんので、あまり気にせずいきましょう。
7月の米小売売上高が予想を下回ったことなどを受け、コロナウイルスの再流行が米国経済の足かせになっているとの見方が強まりました。
昨日に引き続き、テクノロジー株や個人消費に依存する企業の株から、ディフェンシブ銘柄な銘柄にシフトする動きも見られました。
明日のFOMC議事録や来週のパウエル議長の講演などでまた良くも悪くも市場は動くかもしれません。
中国やアフガニスタンなどの懸念もあります。
これらに対して、いろいろな考え方や戦略があると思いますが、
私自身は特に気にすることなく、今まで通りの資産配分を維持し、S&P500に投資を続けていきたいと思います
どんな戦略を採用される方であれ、
あまり日々の株価の上下に一喜一憂せず、冷静に投資を続けることが大切だと思います。
お読み頂きありがとうございました。
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